2016年4月26日、安保法制違憲国家賠償請求訴訟、及び差止請求訴訟が東京地裁に提起されました。
私たちの自由と権利、そして平和憲法を不断の努力によって保持しなければならないと、弁護団は決意を固めたのです。
これに応えて、再び戦争の惨禍が起こることを恐れる戦争体験者が、また、政府の行為によってこどもや孫が戦争の被害に遭うかもしれないと危惧する市民が、原告になりました。
私たちは、歴史的な責務を果たすために立ち上がったのです。
平和的生存権、被害論、立法不法行為、憲 法改正・決定権、人格権、PKO、魂を削って書き上げた準備書面と学者意見書の数々。
この8月には、国賠の第3次提訴、差止の追加提訴をそれぞれ行いました。
そして、9月28日に行われる第5回国賠口頭弁論では、いよいよ証拠決定が行われようとしています。
この日、原告のみなさんと弁護団と、気持ちを一つにして、新たな闘いに進む決意を再確認すべく、「私たちは戦争を許さない-安保法制の憲法違反を訴える」を開催します。
このタイトルは、8月に岩波書店から出版された書籍と同じタイトルです。
安保法制違憲訴訟は、現在、6500名を超える原告が、北海道から沖縄まで20地裁で23の裁判を提起しています。
この裁判を勝訴に導くため、より多くのみなさんのご協力が 必要です。
原告の方も、この裁判を応援しようという方も、ぜひ、この集会に足を運んでください。
東京地裁 安保法制違憲訴訟 第5回国家賠償訴訟期日
(事件名:安保法制違憲・国家賠償 平成28年(ワ)第13525号等)
日時:2017年9月28日(木)午後3時00分(開廷)
場所:東京地方裁判所 民事第1部
丸の内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関駅」A1出口から徒歩1分
有楽町線「桜田門駅」5番出口から徒歩約3分
地図http://www.courts.go.jp/tokyo/about/syozai/tokyotisai/
傍聴:午後2時30分 東京地方裁判所2番交付所
<抽選>当日午後2時30分までに指定場所に来られた方を対象に抽選します。開廷時間は午後3時00分です。
9月28日第5回国賠期日のスケジュール
14:00 東京地裁前集合 アピール行動開始
14:20 入廷行進
14:30 傍聴席の抽選に並ぶ(2番交付所)
15:00 開廷
18:30 市民大集会(日本教育会館)
「私たちは戦争を許さない-安保法制の憲法違反を訴える」市民大集会
日 時:2017年9月28日(木)18時30分
場 所:日本教育会館
地下鉄半蔵門線「神保町駅」(A1出口)下車徒歩3分
地 下鉄都営三田線「神保町駅」(A1出口)下車徒歩5分
東京メトロ東西線「竹橋駅」(北の丸公園側出口)下車徒歩5分
東京メトロ東西線「九段下駅」(6番出口)下車徒歩7分
地図→http://www.jec.or.jp/koutuu/
基調講演:伊藤 真(弁護士・安保法制違憲訴訟共同代表)
特別報告:山城博治(沖縄平和運動センター議長)
原告意見陳述:戦争体験者・被爆者
元自衛官・外国航路船員
関係者証言:濱田邦夫(元最高裁判所判事)
青井未帆(学習院大学教授)
柚木康子(安保法制違憲訴訟女の会)
資料代:500円
主 催:安保法制違憲訴訟の会
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町17-6 渋谷協栄ビル2階
Tel:03-3780-1260 Mail:office@anpoiken.jp
協 賛:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会