たんぽぽ舎から TMM:No3815

たんぽぽ舎です。【TMM:No3815】

2019年12月12日(木)地震と原発事故情報-

6つの情報をお知らせします

転送歓迎

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★1.「これは官製ヘイトだ」「高校・幼稚園『無償化制度』から

朝鮮学校排除」

「教育を受ける権利というのは人権です

人権とは、人が人として持っている権利」

12/10前川喜平さん講演会

「偽装、捏造、あべしんぞうという言葉があります」

尾澤邦子(レイバーネット)

★2.書籍の紹介:『朝鮮学校物語』

安倍政権から「特別」敵対視されている在日朝鮮人

「無償化制度」から排除された朝鮮学校、幼稚園

この差別・排外に怒る、心ある人たちに読んで欲しい本、

更にその思いを深めるために

渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)

★3.第三者委、15日に現状報告 関電金品受領問題

「調査の結果判明している事実は答えられない」…ほか

メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

黒木和也 (宮崎県在住)

★4.原発誘致50年-未解決の課題抱えたまま…柏崎市

メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

金子 通 (たんぽぽ舎会員)

★5.会計明細書は7年保存と証言

「桜を見る会」夕食会のホテル(ニューオータニ)発言

安倍首相のウソが又もや明白になった

柳田 真(たんぽぽ舎)

★6.新聞より1つ

◆「このままでは原発はなくなる」

田中俊一前規制委員長、信頼回復失われた

(12月11日17時00分「福井新聞 ON LINE」より抜粋)

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※明日です! 12/13(金)関電東京支社抗議にご参加を!

 

関西電力原発マネー糾弾!関電東京支社抗議行動

 

日 時:12月13日(金)17時45分より18時30分

場 所:関電東京支社前(千代田区内幸町2-1-6パークフロントビル)

共 催:「再稼働阻止全国ネットワーク」/

「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

問い合わせ先:070-6650-5549

 

※12/18(水)被災原発「女川原発2号機」の再稼働を許すな!

東北電力東京支社抗議にご参加を!

 

日 時:12月18日(水)17時より18時

場 所:東北電力東京支社前(千代田区丸の内1-8-3

丸の内トラストタワー本館)

主 催:「再稼働阻止全国ネットワーク」

問い合わせ先:070-6650-5549

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※12/14(土)学習会にご参加を!

 

「アジア初の脱原発に向かっている台湾」

 

お 話:佐藤大介さん(ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン)

後藤政志さん(元東芝原発技術者)

日 時:12月14日(土)14時より16時30分

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

参加費:800円

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※12/16(月)読者会にご参加を!

 

冊子『たんぽぽ舎30年-反原発の歩みと展望-』を

読んでみた感想を自由に、語り合う集いです。

部分的にしか読んでいない方も歓迎です!

 

日 時:12月16日(月)18時30分より21時

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

お問い合わせ:たんぽぽ舎

参加費:無料

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※12/18(水)学習会にご参加を!

 

「れいわ新選組は次の衆議院選挙にどう取り組んでいるか」

 

講 師:渡辺てる子さん(れいわ新選組)

日 時:12月18日(水)19時より21時

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

参加費:800円(学生400円)

 

シングルマザーとして2人の子供を育てながら、

派遣労働者17年働いてきた渡辺さんの闘いから

日本の現実が見えてくる。

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※たんぽぽ舎年末年始のお休みは以下の通りです。

【12月28日(土)~1月7日(火)】

1月8日(水)より平常通りとなります。

なお、メールマガジンもお休みとさせていただきます。

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┗■1.「これは官製ヘイトだ」「高校・幼稚園『無償化制度』から

|  朝鮮学校排除」

|  「教育を受ける権利というのは人権です

|  人権とは、人が人として持っている権利」

|  12/10前川喜平さん講演会

|  「偽装、捏造、あべしんぞうという言葉があります」

└──── 尾澤邦子(レイバーネット)

 

◎ 12月10日(水)午後6時半、東京・水道橋の「スペースたんぽぽ」は

あふれんばかりの人でいっぱいでした。

元文部科学事務次官の前川喜平さんの講演会。

「これは官製ヘイトだ」「高校・幼稚園『無償化制度』から朝鮮学校

排除」について語るというので私も参加。

前々日に予約を入れましたが「77番」とのこと。部屋に入り切れるの

だろうかと不安になり、ちょっと早めに会場に行って一番前の席を確保。

 

◎ 前川喜平さんは「教育を受ける権利というのは人権です。

人権とは、人が人として持っている権利で、国籍は関係ありません。

人はひとしく教育を受ける権利を持っています。

しかし、同じ教育を受けさせることが平等とは言えません。ひとり

ひとり違う能力を持っているのですから、その人に応じた教育を保障

することが大事です。在日コリアンにはその望む教育を保障すべき

です。それが教育の機会均等です。政府は率先して人権教育をおこなう

べきなのです」と話していました。

そして「高校無償化制度」に関して経過を話し、朝鮮学校も対象と

していたのに外されてしまったこと、訴訟も、大阪地裁はまっとうな

判決を出しましたが、他は国の勝訴ありきの忖度判決だったと

批判しました。

 

◎ また最近の、「教育勅語」復活の動きについて「天皇に対する

忠誠心、家長であるお父さんに対する忠誠心、こういったものが

大事で、日本の道徳の中心であるべきだとしている。日本国憲法は個人

の尊厳が大事としているが、教育勅語の価値観は『國體(こくたい)』

から始まる『神の国』『家族国家』で、血のつながらないものを排除

する考えだ」と話しました。

これが「官製ヘイト」の裏側にあり、歴史修正主義とも結びついて

いると。

「歴史修正ではなく、歴史改ざん、とか歪曲・捏造主義と言ったほう

がいいと思うんですね。偽装、捏造、あべしんぞうという言葉があり

ます」などと冗談っぽく話してくれました。

 

◎ 「出入国管理法」の改定で、これからますますいわゆるニュー

カマーの外国人たちが日本で暮らす時代になってきています。

無償で日本語が学べる措置をとるべきだと思うができていないとも

話していました。

また母国の文化や言葉を学ぶ民族教育も大切だと、ずっとやってきた

朝鮮学校を高く評価していました。多文化共生社会にはそれぞれの文化

的アイデンティティを持っていることが大事であり、それが豊かな社会

をつくると話してくれました。

 

◎ 元文部科学省のお役人で、こういうお話ができる方はとても貴重

だと思いました。

今年すでに220回の講演をなさっているとのこと。きのうは京都に

いて、その前は大阪にいたとか。「呼ばれればどこにでも行きます」と

おっしゃっていましたが、わかりやすい、説得力のあるお話を、多くの

方に聞いてほしいと思いました。

 

「レイバーネット」HPはこちらをご覧下さい。

http://www.labornetjp.org/

 

 

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┗■2.書籍の紹介:『朝鮮学校物語』

|  安倍政権から「特別」敵対視されている在日朝鮮人

|   「無償化制度」から排除された朝鮮学校、幼稚園

|  この差別・排外に怒る、心ある人たちに読んで欲しい本、

|  更にその思いを深めるために

└──── 渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)

 

〇 目次

 

・まんが「私と朝鮮学校」

・第1部 知ってみよう朝鮮学校

朝鮮学校Q&A

朝鮮学校の歴史と現在

・第2部 それぞれの朝鮮学校物語

わたしと朝鮮学校

消えてしまった私の故郷

我が子を朝鮮学校に通わせた理由:

日本学校を卒業した在日朝鮮人オモニの話

在日朝鮮人と統一:二つの固定観念についての断章

モンダンヨンピル〔ちびた鉛筆〕と朝鮮学校

 

〇 植民地宗主国が負の過去を清算しない中で、ほぼ自力で教育の場を

守り続けた実践は、世界に例がないと言えるでしょう。(p55)

・「在日朝鮮人が苦痛を受けているのは、過去に起因するトラウマ

のみではない。

在日朝鮮人は現在進行形の継続する植民地主義と祖国分断という現実

によって苦痛を受けている」(p112)

 

〇 本当は、在特会の人たちに一番読んで欲しい本。

 

「朝鮮学校物語」 発行・花伝社 発売・共栄書房

定価(本体1200円+税)

 

 

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┗■3.第三者委、15日に現状報告 関電金品受領問題

|   「調査の結果判明している事実は答えられない」…ほか

|   メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

└──── 黒木和也 (宮崎県在住)

 

1.第三者委、15日に現状報告 関電金品受領問題

「調査の結果判明している事実については答えられない」

12/11(水)16:50配信「共同通信」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191211-00000120-kyodonews-soci

2.無責任な「鈍感さ」を突き付ける鮮烈な「原発小説」文庫3選

古川日出男『あるいは修羅の十億年』

井上光晴の『西海原子力発電所』 ネヴィル・シュート『渚にて』

12/10(火)7:00配信「Book Bang」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191210-00597217-bookbang-ent

 

 

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┗■4.原発誘致50年-未解決の課題抱えたまま…柏崎市

|   メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

└──── 金子 通 (たんぽぽ舎会員)

 

◆原発誘致50年-未解決の課題抱えたまま…柏崎市

 

今年は柏崎市議会などが行った原発の誘致決議から50年の節目の

年だ。地元の誘致の意向を受け、東京電力が柏崎刈羽原発の建設計画を

正式発表したのは1969年9月のことである。

同年3月、市議会に先駆けて原発誘致決議を行い、原発を推進する

活動を担ってきた柏崎商工会議所は先月29日、柏崎市で誘致50年の

記念行事を開いた。

 

会場では1980年に同商議所が制作した記録映画「新たな出発」が

上映された。

登場する人の発言から、原発に対する当時の思いが伝わってきた。

原発が抱える課題として、原発から出る放射性廃棄物の処分問題を

指摘する男性がいた。

 

柏崎刈羽原発建設を巡っては、激しい反対運動が続いたためか、

「原発を選んだ柏崎の苦しみを(電力)消費地の人にこそ分かって

ほしい」と訴える声もあった。

元号が令和になった今も、国内で高レベル放射性廃棄物(核のごみ)

の最終処分場の建設地は未定だ。

柏崎刈羽原発が果たしてきた役割や住民の思いを、首都圏住民が

十分に理解しているのかどうかも分からない。映画で指摘された

課題は、今も未解決のままだ。

 

東電は柏崎刈羽原発6,7号機の再稼働を目指す。強い放射線を

出す核のごみは、数万年以上という長期間、人間の生活環境から

隔離しなければならない。

再稼働は核のごみを増やすことにつながる。再稼働を考える場合

は、将来の人類に及ぼす影響を真剣に考えなくてはならない。

(12月12日「新潟日報」5面。紙面のみでネット上に掲載なし )

 

 

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┗■5.会計明細書は7年保存と証言

|   「桜を見る会」夕食会のホテル(ニューオータニ)発言

|   安倍首相のウソが又もや明白になった

└──── 柳田 真(たんぽぽ舎)

 

◎「桜を見る会」への国民と野党のキビシイ追及をかわそう、かわそう

と必死になって、安倍首相と菅官房長官は文書を隠し、国会追及の場

から逃亡しつづけている。

いずれ、「国民は忘れてくれる」(忘却性の日本国民)と腹の底で

思っている。

これは「モリ・カケ」を追及されたとき、徹底的に隠した(安倍

首相夫人の昭恵も隠し、文書も隠し、官僚を異動させ…)。

それを真似している。

 

◎しかし、数年にわたる悪事はバレる。

朝日新聞が問題の焦点の「ホテルニューオータニ」を取材して「

明細書は7年保存」していることがわかったと報じた(12月12日朝刊)。

34面2段見出しの扱いだが、本件の性質からいってもっと大きく

扱ってよい特ダネだと思うが、なぜか小さい2段扱い。

 

◎その記事の4分の1ほどを紹介する。

 

「明細書は7年保存」 桜を見る会 夕食会のホテル

 

「桜を見る会」前日に安倍晋三首相の後援会が主催した夕食会を

めぐり、会場となった

「ホテルニューオータニ」(東京都千代田区) では、パーティーなどの

催しの際、事前に見積書、事後に明細書を発行し、7年間保存している

ことがわかった。要望があれば再発行もしているという。(後略)

(12月12日朝日新聞朝刊34面より抜粋)

 

 

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┗■6.新聞より1つ

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◆「このままでは原発はなくなる」

田中俊一前規制委員長、信頼回復失われた

 

関西電力の役員らが、福井県高浜町元助役の森山栄治氏(故人)から

計約3億2千万円相当の金品を受け取り、福井県職員の現職・OBら計

109人も受領していたことが明らかになった問題で原子力規制委員会の

田中俊一前委員長に思いを聞いた。田中氏は規制委員長時代に高浜

3、4号機の再稼働を認可した。

 

―関西電力役員らの金品受領問題をどう受け止めたか。

田中氏…「遺憾であり残念。福島第一原発事故以降、(関電が)東京

電力に代わり電力事業者のリーダーとして、信頼回復に努めるべきだ

との思いを持っていたが、それが裏切られた思いだ」 (中略)

 

―日本の原発の将来は。

田中氏…「福島第一原発事故で崩壊した信頼は、新規制基準に

基づいて再稼働した原発の安全稼働により少しずつ回復していた。

しかし、今回の問題で再び崩れ去った。今は与党内ですら脱原発の

雰囲気が強い。

このままでは、おそらく原発はすべてなくなる方向に向かうだろう」

(後略) (12月11日17時00分「福井新聞 ON LINE」より抜粋)

詳しくはこちらを

<https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/990893>

 

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自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

 

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも

2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

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