テント日誌1月22日

経産省前テントひろば1807日後

伊方も高浜も大飯も玄海も川内も直に止めるべき1月17日(金)

「伊方原発 運転差し止め、広島高裁が仮処分決定」の朗報があり、経産省抗議を元気に開始。高裁決定とともに、長期冷却が必要な使用済みMOX燃料の問題も多数が指摘。イチエフ廃炉工程も5回目の改訂、東電は「3つの誓い」を破ってADR仲裁和解案のみならず福島地裁の和解案をも拒否。関電マネー還流の問題も、大山火山などバックフィットの問題もある。

経産省はこれ以上核のゴミを増やさない脱原発政策を直ちに採用するべきだ。それとともに国会開会を目前にして、安倍政権の「桜を見る会」、自衛隊派兵、憲法破りへの批判のアピールも続いた。

沢山の椅子や横断幕や旗を片付けて峠の茶屋とバトンタッチした。

帰宅してからこの日の原子力規制庁ブリーフィング(記者会見)動画を観た。数社からの広島高裁決定に対する質問に対して、規制庁担当は民事ゆえ無関係、審査は適正と言い張るのみ。独立性を認められた三条委員会の判断に対して司法が何度もおかしいと指摘したのだから、三権分立を重んじて謙虚に新規制基準と審査とを見直すべきなのに。

 経産省も原子力規制委員会も亡国の組織だ。 (K.M)

雨と雪が同時に降る寒い一日だった 1月18日(土)

雨と雪が同時に降っていた。濡れたアスファルトに落ちた雪は一瞬で溶けて積もることはなかったがとても寒かった。傘の下に身をかがめ座り込みというか潜り込みというか。こんな天気でも雀やヒヨドリ、カラスは元気に飛んでいた。

座り込み開始から見知らぬ若い男性が参加してくれた。続いてTKさんも遠路はるばる来てくれた。事務所での片付けまでお二人に手伝ってもらい大助かり。とにかく寒いのが苦手で濡れた指で紐をほどくときも激痛が走るほどだったので。  (O・O)

自衛隊の中東派遣に関する憲法的視点 1月19日(日)

今般の自衛隊中東派遣について憲法的観点から述べてみたい。初めに国際政治の舞台に於いて口では平和を望むと云い、腹では戦争を熱望している。この原則を理解しなければならないと思う。換言すれば国際政治社会は平和なんて戯言だと思っているということだ。それを証明するのは至極明瞭である。

国連加盟の主だった国々は例外なく紛争地域に武器を輸出している。真に平和を望むのであれば、紛争地域当事者から武器を取り上げれば紛争は収まるはずであるが、逆に武器を売り付けて紛争を焚きつけているのですから、いかに国際社会が平和を望んでいないかがお解りになるでしょう。世界には揉め事の種が常に存在しています。人種問題、宗教対立、国境問題、資源や経済の対立、移民問題等、絶えず紛争の種は尽きないのです。

国連の主要国は、これらの紛争の種を利用しながら武器を売り付けて紛争を起こさせ、それを鎮めているのが国連ということになります。因みに国連とは日本語の読みであって英名では(United Nations)、すなわち連合国です。今日の国際法では戦争が禁じられているので、紛争という用語を使います。従って、第二次大戦後に起きた朝鮮戦争や、ベトナム戦争は宣戦布告をした戦争ではなく正しくは紛争なのです。

さて、このような狂気の国際政治状況を理解したうえで我が日本はどのようにして狂った国際政治に巻き込まれることなく、平和国家を維持していかなければならないかということで考え出されたのが憲法9条だということです。憲法9条がどういうものかというと。「政策手段としての武力行使の正当性を否定する」ということである。

この場合の武力行使の中身ですが、我が国において武力を有する組織は警察(海上保安庁は警察組織の一部)と自衛隊です。これらの武力保有組織は主権国家としての国内治安を維持するために設けられているものです。国内で反乱がおきた場合、警察では手に負えない武力が用いられたときは躊躇なく自衛隊が治安出動することになるわけです。もう一つ自衛隊に課せられた任務は、外敵が我が国主権領域内に侵入してきた場合、これを撃退することである。これは主権国家として当然に国際法上認められた権利であるので武力を行使したとしても何ら問題はなく自衛隊の名称もここに由来することになる。問題となるのは我が国主権が及ぶ領域外での武力行使である。

憲法9条がいうところの「政策手段としての武力行使を否定する」とは我が国主権領域外での武力行使を指し、その一項において「国際紛争を解決する手段としては」武力行使は正当化できないと記しているのである。このことから、今回の自衛隊中東派遣はいかなる理由があろうとも明らかに憲法違反であり、例え内閣の一般法に依拠する閣議決定であってもその閣議決定は無効である。(上村信一)

流し続けた音楽の反応が良かった 1月20日(月)

今日の天気は昨日と同じく雲ひとつない晴天で風もあまりなく穏やかであった。座り込み準備が終えた後、早番のSさんはCDラジカセを持参して日本音楽協議会から仕入れた・終わりにしよう原発・等のCDを掛け続けた。道行く人々の反応は、音楽が聴こえてくるので、何だろう?という感じで思わず旗とバナーを観てしまう、という効果があった。これからも続けて行こうと思います。

今日は通常国会初日ということで昨日に引き続き国会前で安倍政権に対する抗議集会が開かれた、12時から1時まで。2時過ぎにそこに参加してきたという女性が寄ってくれた。主催者発表で500人とのこと。昨日が1900人。昼間なので良く集まったのではないでしょうか。帰り際カンパして頂いた。

今日のレジェンド・Sさん。手提げはHさんに持って貰っていたが歩きも軽やかに4時10分に到着した。何時もより早かったので早めに出てきたのかと思ったが、そうではないという。調子が良いのだろう。

4時過ぎから早番のSさんがCD音楽をBGMにして道行く人々にアピールを始めたので二人で座り込みが終わるまで交代でアピールしていた。マイクのボリュームを大きくしたので通る人々へのアピール効果は抜群であった。 終った後は6時からの桜を見る会の下駄さんにトラメガを渡して事務所に撤収した。(保)

テントに参加されていた谷たみさんの本が届く 1月21日(火)

先に事務所に来て室内をかたづけていたYさんと一緒に、快晴の中、経産省前に到着する。そこに、近づいてきた警官から、いつものように「何時まで?」とマニュアル通りに問われたので、こちらも「いつもの通り夕方まで」と答える。

今日は暖かいのでボッと座っていると、時折、突風が吹き抜けて、横幕ごと椅子を揺らす。仕方なく、せっかく括りつけた横幕やパラソルを外してしまう。ところが2時近くなって、プラスチック製備品箱の蓋が車道まで風に飛ばされて「おしゃか」となり、急遽、新品の備品箱購入にYさんが自転車で走る。

今日は暖かい一日と考えて出掛けてきたものの、やはり冬の経産省前は寒かった夜、帰宅したら谷たみさんから出版されたばかりの「わたしの戦後史」(梨の木舎)が届いていた谷さんは、テントひろばの座り込みにも参加している最長老の女性で、95歳の大正生まれだと知った。

寒い日なので対応にひと工夫 1月22日(水)

今日の天気予報では昨日までとは違ってかなり寒くなることと午後3時頃から雨が降るということなのでお湯の入ったポットと雨具を持って経産省前に出掛けた。経産省前に着いたらドンヨリとした曇り空で北風も吹いていたのでとても寒く感じた。温度計を見たら8度であった。因みに一昨日(月)は12度であった。

座り込み準備を終えて座り込んだら余りにも寒いので事務所から持ってきたドリップコーヒーを飲んで一息付いた。(月)も3時から寒くなったので利用した。香りのよいコーヒーを格安で飲めるということで百円をカンパ箱に入れている。何時ものように午後1時半頃、原子力規制庁への抗議行動を終えたKさんが来てくれました。今日のテーマは生物学者に対して奮起を促して反原発運動に立ち上がろう❗と呼び掛けたものであった。

生物学者なら福島原発事故であらゆる生物の細胞が大なり小なりズタズタに傷つけられ損傷を受けていることは良く判っているはずである。それなのに一向に学問的良心に従っての声明を出さず沈黙したままである❗こういうことはこれ以上許されない。勇気を以て行動して欲しい。きょうテントひろばを訪れてくれた人の中にテントがあった時に来てくれた人があり、寒いけれど頑張って下さいと言ってカンパしてくださった。テントニュースをお渡しした。       新しいテントニュース183号がきのう発行されたので来た人それぞれが必要分を持ち帰ってくれた。心配していた午後の雨は降らずにすんで良かったがその分明日の午後に降ってくるそうだ。明日の当番の人たち頑張って下さい。

(保)

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経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その132

使用済みMOX燃料は百年も冷やし続けないといけない!?

~核燃料サイクル破綻でもプルサーマル発電を続けさせる愚かな施策~

2020年1月21日  木村雅英(経産省前テントひろば

1月14日に四国電力が伊方原発3号機の使用済MOX燃料16体を取り出してプールに保管した。行き場の無い(通常運転の)使用済み核燃料が19000トンもあるのに、より発熱量が高く百年以上冷却し続けないといけない使用済みMOX燃料の蓄積を開始したのだ。見過ごしてはいけない。頻繁に起こるトラブルも使用済みMOXが災いしているのではないか。

例えば、毎日新聞が非常に詳しく次のように報じている。

「行き場ないMOX燃料 愛媛・伊方原発で初取り出し 長期保管、危険性高く」毎日新聞2020年1月15日

東京朝刊

https://mainichi.jp/articles/20200115/ddm/012/040/120000c

全文を読んでいただきたい。ここでは一部を紹介する。

○東電福島原発事故の時のように停電になると水温を維持できず、冷却できなくなる恐れがある。

○使用済みMOX燃料の発熱量は使用済み核燃料の約3~5倍になる。

○どの原発でもプールは既に使用済み核燃料で満杯に近い状態。

○現在プルサーマル発電で稼働しているのは、伊方3号、高浜3・4号、玄海3号の計4基。

○使用済み核燃料や使用済みMXO燃料を核のごみとして直接処分することになれば、核燃料の再利用を前提とする原子力政策が揺らぐ。

見過ごしてはいけないことは、使用済みMOX燃料の発熱量が高く、長期間冷却し続けないといけないことだ。次の2つも是非ご覧いただきたい。

○「使用済MOX燃料は自然冷却可能まで最低90年、キャスク貯蔵まで100年以上冷却が必要」

長沢啓行(大阪府立大学名誉教授)【行き場のない「使用済み燃料問題」から日本の原子力政策の破綻の現状を読み解く!】 福井市講演会 2019年3月16日

http://www2.interbroad.or.jp/shimada/denuclear/image19/Fukui190316nagasa.pdf#search=’使用済みMOX燃料+冷却’

○「使用済ウラン燃料の15年後と同等の発熱量まで下がるには300年かかる」(エネ庁)

玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会【政府交渉報告:乾式貯蔵後の行先は未定/使用済みMOXは熱が下がるまで300年】

https://saga-genkai.jimdo.com/2019/06/23/a/

実際に使用済みMOX燃料を冷やすのにどれくらいかかるか正確には分からないが、今電力を得る為に百年間も使用済みMOX燃料を冷やし続けないといけないとは、何と馬鹿げた発電方法だ。プルサーマル発電が余りに高くつくこと、核燃料サイクルが事実上破綻していることとともに、この事実はどうしても見過ごしてはいけない。 地球上の総ての生物に恥ずかしい!

転載 稲井さんからの記事 河北新報の1月22日の記事からです。

相変わらず、いい加減な福島県です。

原発事故から9年もたって、まだ空間線量を測って騙しています。

本来は土壌汚染を測り、人が大勢集まる場所は、不溶性放射能微粒子が舞い上がり、マスクをして吸い込まない対策をしなければいけません。

福島県は21日、東京五輪聖火リレーの県内ルートの空間放射線量を公表した。最大値はランナーが走る車道で毎時0.46マイクロシーベルト、観客が訪れる沿道やセレモニー会場では0.77マイクロシーベルトで、県は観客らの滞在時間を踏まえ「リレー開催に問題ない」と説明した。  市町村ごとに設定された26区間のうち25区間で、機器を積んだ車で走るといった方法で地上1メートルの空間放射線量を測った。車道は7022カ所で測定し、区間の平均値は0.04~0.15マイクロシーベルト。測定地点の最大値の0.46マイクロシーベルトは郡山市で記録された。  沿道などは1万7414カ所で測り、区間の平均値は0.04~0.25マイクロシーベルト。測定地点の最大値の0.77マイクロシーベルトは飯舘村だった。ここに4時間滞在した場合の追加被ばく線量は0.003ミリシーベルトで、県は国の目安の年間1ミリシーベルトと比べて問題ないとした。  26区間の残り1区間は浪江町のロボットテストフィールド内のルートで、現地が工事期間中のため後日測定するという。

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202001/20200122_61002.html

転載 稲井さんから記事です。1月19日の福島民報からです。

稲井です。2019年12月19日 福島民報の記事です。下のURLをポチすると写真が観られます.

二〇一七(平成二十九)年四月、埼玉県北本市の病院。東京電力福島第一原発事故で双葉町から埼玉県加須市に避難した小畑大地さん(15)は、病室のベッドに横たわる父親の一彦さんを見つめた。「ママのこと、頼んだぞ」。それが父の最後の肉声となった。享年五十四歳だった。

一彦さんは線路補修などの事業を展開していた浪江町の会社に勤務していた。原発事故発生後は加須市で双葉町臨時職員として働き始めた。もともと酒好きだったが二〇一四年、自身の両親が加須市、白河市と避難を続けた末に相次いで亡くなると、酒量が増えていった。

加須市のサッカークラブに所属していた大地さんの応援に駆け付け、コーチの声が聞こえなくなるぐらいの大きな声援を送った。しかし、家の中では妻の明美さん(52)に「自分たちはこれからどうしたらいいのか」とたびたびこぼした。明美さんは「あなただけがつらいわけではないと励ましたが、人一倍悩む人だった」と振り返る。

ただ、「双葉町に帰りたい」とはあまり言わなかった。明美さんは「原発事故の帰還困難区域となり、長期間手付かずの古里に戻りたいと思わなかったのではないか。帰りたかったのは震災前の双葉だったのかな」と推測する。

二〇一六年十二月、一彦さんは肝臓を悪くして倒れた。さまざまなストレスを抱えて一彦さんの体は限界を迎えていた。

車椅子が必要となった一彦さんは大地さんの小学校の卒業式に出席できなかった。明美さんと大地さんは週末になると、入院中の一彦さんを見舞った。学校であった出来事、友達との会話の内容などたわいもない話で笑った。

二〇一七年四月。中学生になった大地さんを祝福するように、病院敷地内の桜が咲き誇っていた。満開の花の下、一彦さんを囲んでカメラに収まった。これが、全員で撮った最後の家族写真となった。

震災(原発事故)関連死の申請はしていない。一彦さんの両親が亡くなった際、一人しか認定されなかったからだ。「理由が分からなかった。古里を追われ、見知らぬ地での生活を余儀なくされた二人に、何か違いはあるのか。二度と悔しい思いはしたくない。同じ思いの人は多いのではないか」。明美さんが明かす。

大地さんは将来、教師になる夢を抱く。双葉にも加須にも強いこだわりはない。父の最後のメッセージを胸に、ただ未来に向けて着実に歩みを進めたいと思っている。

https://www.minpo.jp/news/moredetail/2019121970917

竹バイオマス発電についての上村さんの紹介から 1月19日(日)

木村様 日頃の反原発活動に深く敬意を表します。

原発不要を分かりやすく世間に訴えるために3点が特に重要と考えます。一つは従来からの原発安全性の問題。次に原発の発電コストです。311以降自社製品を売らない日本原電が未だに存続しているカラクリの追求、原発は安いという当局の喧伝を覆すこと。最後に原発に代わる代替エネルギーの提案です。代替エネルギーについてはパリ協定等、二酸化炭素排出量が国際的にも問題となっていることから、二酸化炭素の排出を抑えて高いエネルギー量を得る発電方法の開発が求められています。

その一例が「竹バイオマス発電」です。

竹は燃やすと熱量が高く、自然災害の防止にも役立ちます。地震が起きたら竹林に逃げろと云われるぐらいです。竹は成長も早く一年で数メートルも伸びます。その管理に人手も要りますから新しい雇用も生み出します。また、箸として、食器としても使えます。竹は非常に優れた代替エネルギー源として今後注目を集めるでしょう。既に、藤崎電機、日立も「竹バイオマス発電」を開発しております。下記にその一端を紹介します。

自然エネルギー:

燃料に不向きな「竹」を使える、国内初のバイオマス熱電供給プラントが実証稼働へ

国内に豊富に存在するものの、バイオマス燃料には不向きとされている竹。この竹を燃料として利用できる発電プラントが熊本県南関町に完成した。

2019年09月03日 07時00分 公開

[スマートジャパン]

国内に豊富に存在する資源であるものの、燃焼時の特性から一般にはバイオマス燃料としては不向きとされている竹。この竹をバイオマス燃料として活用できる実証プラントが熊本県南関町に完成した。NEDOのバイオマスエネルギー導入促進プロジェクトの一環として、バンブーエナジーが同社の敷地内に建設したもので、2019年10月から本格的な実証運転を開始する計画だ。

プラントを構成するバイオマス燃焼炉およびORC熱電併給設備の外観 出典:NEDO

今回設置したプラントは、ORC(オーガニック・ランキン・サイクル)熱電併給設備とバイオマス燃焼炉を組み合わせている。ORCとは蒸気タービンと同じくランキンサイクルによる発電方式の一種で、蒸気タービンとは異なり熱媒として水ではなく、有機媒体(シリコンオイル)を利用して発電を行う技術のこと。プラント全体の電気出力は995kW(キロワット)、熱出力は6795kWとしている。

竹はカリウムを多量に含んでおり、灰の軟化温度が680~900度と低く、大型のボイラーで燃焼させると炉内に「クリンカ」という溶岩を生成する特性がある。さらに塩素濃度も高いため耐火物や伝熱管を腐食させやすい。こうした点がバイオマス燃料には不向きとされていた。

このORC熱電併給設備とバイオマス燃焼炉では、未利用材となっている竹を30%、バーク(樹皮)を70%の比率で混焼し、燃焼温度や運転モードを最適化することにより、竹燃焼時の最大の課題であるクリンカ対策を可能にしたという。プラントでは周辺地域で有効利用が課題となっている竹を年間8750t(トン)程度利用する計画で、原料の調達については地元自治体の全面的な協力を得たとしている。

プラントで発電した電力や熱は、隣接する同じ竹材を材料とする製品加工工場で最大限活用する(熱媒油供給2800kW、温水供給3995kW)。ORC熱電併給方式を採用することにより、一般的な蒸気タービンを用いる熱電併給方式を導入する場合より、設備コストを2億円程度低減できる他、電力を小売電気事業者から購入し、熱をA重油ボイラーで供給する場合と比較し、年間で約1万9000tのCO2排出量削減につながるとしている。

バンブーエナジーは今後、2023年頃の事業化を目指して設備の運転・維持管理手法の確立を目指す。同時に、抗菌脱臭効果を持つ燃焼灰も販売を行い、経済性の向上を図るという。実証事業後は、グループ全体で最終的に120名を超える雇用を計画しており、地方の雇用創出と地域竹資源の保全も目指す。中長期的には今回の実証事業をモデルケースとし、全国の他の地域へ展開していきたい考えだ。

女川2号炉の再稼働審査などを問う!院内ヒアリング集会

~被災原発を動かす必要はない、特重・バックフィット・新検査制度はどうなる?~~

私たちは、既存原発を稼働させる為にイチエフ事故の検証もせずに策定した「新規制基準」と緩やかに過ぎ合理性を欠く審査をし続ける原子力規制委員会に対して、ずっと再稼働を推進するな!と訴えてきた。ところが、規制委はイチエフ事故を起こした東電の柏﨑刈羽6,7号機の設置変更許可を認めたばかりか、40年超えの老朽原発(美浜3、高浜1・2、東海第二)の運転期間延長をも認めて「例外中の例外」を「当たり前」にしようとしている。

さらに規制委は被災原発でありイチエフと同じ沸騰水型である女川2号炉の設置変更許可を認めようとしている。東北沖アウターライズ地震を始め地震再来が心配され、石巻市や仙台市に近い原発で、審査は混迷を極め原子力規制庁との審査会合を780回も開催した。提出したパブコメ意見への回答を含めて規制委の女川2号炉の設置変更許可適合性審査の妥当性を確認する。あわせて、各電力会社が建設中の特定重大事故等対処施設の状況、新知見によるバックフィット対応、本年4月から施行予定の新検査制度についても規制委にヒアリングする。

日時:1月24日(金)13時45分~16時30分

場所:衆議院第1議員会館1会議室

東京メトロ 国会議事堂駅、永田町駅、溜池山王駅から徒歩

出席:原子力規制庁(14時半~16時半)【依頼中】

紹介:衆議院 大河原まさこ議員

主催:再稼働阻止全国ネットワーク

 

1月24日(金) 経産省前抗議集会 17時~

官邸前向後講堂は18時30分~【反原連】

1月26日(日)12時~ 脱原発青空川柳句会

選者:乱鬼龍 経産省前テントひろば 12時~3時

「桜を見る会」糾弾 官邸前緊急抗議行動(第6回)

~安倍政治の嘘とごまかし許さない!~

 

日時 2020年2月10日(月)18時~19時 

場所:首相官邸前

主催:安倍政治に物申す会(片岡・木村・乾)

問合せ:木村(080-5062-4196、kimura-m@ba2.so-net.ne.jp)

「桜を見る会」の国政、税金の私物化、公選法違反を許さない。

12月9日、16日、23日(月)、本年1月6日の抗議行動と、

1月7日の内閣府への申入れ(5人で内閣府で40分間申入れ)

に続きに首相官邸前で抗議行動をしました。1月20日も抗議行動えお展開。

今行動するのは大人の責任。未来を担う人々のために動く時。

嘘とごまかしの腐った政治をストップさせるために声を上げ続けよう。

安倍官邸へ多くの市民の怒りを表明しましょう。

プラカードや鳴り物などの持参を歓迎します。多くの方々の短いアピールを歓迎します。

多くの市民、市民団体の共同行動を歓迎します。

なお、2月は10日(月)、17日(月)を計画しています。