たんぽぽ舎です。【TMM:No3847】
2020年1月30日(木)地震と原発事故情報-
4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.玄海町長が福井県敦賀市の塩浜工業から
町長選「当選祝い」として100万円受領
玄海原発1号機建設時の原発マネー汚職が再発
利権の温床=原発は自治体を腐敗させ民主主義を壊す!
工藤逸男(戦争と原発のない社会をめざす
福岡市民の会)
★2.重要な二人の証人尋問(鈴木眞一氏と山下俊一氏)を前に
原告二人への本人尋問
3/14山下俊一氏証人尋問の日は「山下有罪」の
プラカードをもちたい
1/23第24回子ども脱被ばく裁判を傍聴して…報告と感想
冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.私たちの みなと横浜を 賭博の街には させない
子どもの未来に カジノはいらない
私たちは カジノの是非を 私たち市民の意思で決める
「カジノの是非を決める青葉区民の会」設立・決起集会に参加
浜島高治(神奈川県在住)
★4.配信より1つ
◆伊方原発運転禁止の仮処分決定に異議申請へ
トラブルの原因究明待たず、四国電力
(1月30日「共同通信」より抜粋)
━━━━━━━
※2/1(土)学習会にご参加を!
「僕が放射性廃棄物の地層処分に反対する理由」
講 師:平宮康広さん(信州大学工学部元講師 元技術者)
日 時:2月1日(土)13時より15時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
━━━━━━━
※2/5(水)2つの抗議行動にご参加を!
1.とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!
日本原電本店抗議行動
日 時:2月5日(水)17:00より17:45
場 所:日本原電本店前
(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)
銀座線末広町駅4番出口より4分
共 催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549
とめよう!東海第二原発首都圏連絡会
2.「第77回東電本店合同抗議」
東電は福島第一原発事故の責任をとれ!
日 時:2月5日(水)18:30より19:30
場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)
呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947
「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
賛 同:東電株主代表訴訟ほか135団体
━━━━━━━
※たんぽぽ舎31周年「名刺意見広告」にご協力をお願い致します。
1コマ名刺サイズ(85×50mm)縦型、横型どちらでも可
募集しめ切り:2月8日(土)
掲載料金:1コマ・団体 4000円 個人 2000円
お申し込み・問い合わせは「たんぽぽ舎」です
TEL 03-3238-9035 メールmailto:nonukes@tanpoposya.net━━━━━━━
※たんぽぽ舎の「第32回総会」は、2020年2月23日(日)12時30分から
予定しております。 会場:「スペースたんぽぽ」
総会・お二人の記念講演・こんしん会の3部構成です。
記念講演
『もはや正気の沙汰でなし…東海第二原発再稼働の策動』
村上達也氏 (前東海村長)
『組合活動の教訓から-市民運動のいくつかのルールへ』
「市民自治を柱に多様な市民運動に関わって今考えていること」
吉野信次氏 (市民自治をめざす1000人の会・
ピースサイクル全国ネット共同代表)
━━━━━━━
・脱原発川柳【帰還帰還とそんな話は聞かんわい】
乱 鬼龍(転載歓迎)
━━━━━━━
┏┓
┗■1.玄海町長が福井県敦賀市の塩浜工業から
| 町長選「当選祝い」として100万円受領
| 玄海原発1号機建設時の原発マネー汚職が再発
| 利権の温床=原発は自治体を腐敗させ民主主義を壊す!
└──── 工藤逸男(戦争と原発のない社会をめざす
福岡市民の会)
◎ 佐賀県玄海町の脇山町長は2018年7月31日、原発関連工事の受注を
狙っていた福井県敦賀市の塩浜工業から、町長選挙の「当選祝い」
として現金100万円を受領していました。
脇山町長は、それを自らが代表をつとめる政治団体の収支報告書に
記載していませんでした。
政治資金規正法は、政党以外が企業・団体献金を受け取ることを
禁じており、まさしく違法行為そのものです。
さらにまた、脇山町長が現金授受の直前にあった町長選において、
塩浜工業関係者からの選挙の手伝いを受けていたことも発覚しました。
いずれも、塩浜工業が脇山町長からの原発関連工事の発注への
便宜供与を期待し、それを町長自身が自覚したうえで受け入れたものと
言わざるを得ません。
脇山町長は、現金100万円を1年半近くもふところに入れていました。
塩浜工業に「返金」したのは、関電問題にかかわり、高浜町元助役
森山栄治氏が毎月50万円の報酬で顧問を務めていた塩浜工業の名前が
報道(福井新聞2019/12/04)されたあとの、2019年の12月中旬でした。
ことが自身の100万円受領問題に波及すると考え、慌てて「返金」
したのでしょう。
◎ 玄海町では、玄海原発1号機が本格着工されようとした1971年、
町役場の公金横領事件に端を発した不正腐敗汚職事件が次々と
明らかになりました。
それはまさに原発汚職といえるものでした。
町長は辞任し、その後、原発用地の買収を巡って業務上背任横領
容疑で逮捕されるまでに至りました。
そして、町役場職員からは12人もの逮捕者が出ました。
当時の地元各紙は、「どうなってる!玄海町」「玄海町でまた不正」
「まさに伏魔殿 玄海町役場」などの見出しで事件を報じています。
今回の100万円受領問題は、それと同質の利権構造が生み出した
ものであり、かつての原発汚職から続くものとしてとらえなければ
なりません。
◎ 私たちは1月27日、玄海町を訪ね、「脇山町長の塩浜工業からの
100万円受領問題にかかわる申し入れ」を提出しました。
町長の即時辞任、町議会・町役場の原発利権へのかかわりを調査・
糾明するための第三者委員会の設置、原発停止・原発廃炉・再エネ
推進への政策転換の三つが、申しれの内容です。
利権の温床である原発は、立地自治体に腐敗をもたらし、民主主義を
破壊するものだということを、関電問題、玄海町長100万円受領問題が
改めてあらわにしました。
国策民営の原子力事業は、その土台からどうしようもないほど
腐っています。
原子力産業は、終わりです。すでに、勝負はついています。
しかし、存在する原発と核燃サイクル施設はすべて、甚大な原子力
災害を引き起こす可能性をもっており、しかも原発は、稼働を続ける
限り使用済み核燃料という負の遺産を増やし続けます。
私たちのたたかいは、それらのリスクを少しでも早く低減させ、
小さくさせるための、極めて生活現実的なものだと思います。
原発を一刻も早くゼロにするために、ともに頑張りましょう。
┏┓
┗■2.重要な二人の証人尋問(鈴木眞一氏と山下俊一氏)を前に
| 原告二人への本人尋問
| 3/14山下俊一氏証人尋問の日は「山下有罪」の
| プラカードをもちたい
| 1/23第24回子ども脱被ばく裁判を傍聴して…報告と感想
└──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
◎ この日の法廷は、「嵐の前の静けさ」という感じでした。
原告二人の証人尋問があっただけです。原告の本人尋問が重要でない
ということではありませんが、この後2回きわめて重要な証人尋問が
あるからです。(2月14日鈴木眞一氏と3月4日山下俊一氏)
◎ 原告1人目の女性は、自然豊かな川俣町が原発事故直後は以前の
100倍以上の放射能汚染となり、高校生だった娘さんとやっと
避難しました。
娘さんの高校では事故直後の春休みに毎時3.8マイクロシーベルト
という線量のグラウンド中で、部活が行われたそうです。副部長だった
ので休めないといって参加したそうです。すぐには避難できなかった
が、結局は避難できて本当によかったと今は娘さんも言って
くれるそうです。
◎ 二人目は長谷川克己さんでした。郡山から静岡県富士宮市に家族
全体で避難しました。
彼は「避難の権利を求める全国避難者の会」の政府交渉のような席
でも発言するような積極的な方ですが、この日は思うように
話せなかったと報告会で言いました。
弁護士さんと長時間リハーサルを行ったそうです。長谷川さんは
区域外避難者の代表格で、国と地方自治体の理不尽な政策に抗議して
きました。
家族を大事にする人で、避難先でも自分の仕事を立ち上げた方です。
その彼でも緊張して思うように話せなかったといいましたが、傍証席は
感動して聞きました。被告側弁護士も真剣に聞いたようで、反対尋問が
ありませんでした。
◎ さて理不尽な国の政策を福島で実行したのは、山下俊一です。
2012年8月16日のインタビュー記事によると「県民と我々が対立
してはいけない。賠償金が莫大になって、ウクライナのように国家が
崩壊してはならない。そうなると結局は国民が困る。国民は文句を
言わず国に従うべきだ。その為に情報操作が必要だ」と言った
そうです。
「毎時100マイクロシーベルトは安全だから、子供は外で遊んで
よい」といって、多くの子供の健康を損ね、甲状腺がんの多発を誘発
したのは、殺人罪に値すると思います。
学者としての良心を捨て、原子力村の司令塔に忠実に福島県民、
特に子どもを犠牲にして自らの地位保全を図った人間です。
あのナチスのアイヒマンと同じです。いつか有罪を求刑されたとき、
彼も上司の命令に従っただけと言うのでしょう。
◎ 彼の証人尋問は3月14日です。傍聴席に入れない人が大勢出る
でしょう。私も入れないと思いますので、「山下有罪」のプラカード
をもって、裁判所の周りをデモしたいと思います。
残念ながら、刑事裁判ではないのでありえない望みですが、
「山下有罪」は大勢の福島県民の望みと思います。
┏┓
┗■3.私たちの みなと横浜を 賭博の街には させない
| 子どもの未来に カジノはいらない
| 私たちは カジノの是非を 私たち市民の意思で決める
| 「カジノの是非を決める青葉区民の会」設立・決起集会に参加
└──── 浜島高治(神奈川県在住)
1月26日に、「カジノの是非を決める青葉区民の会」設立・決起集会
が開催されました。
「みなと」らしい表現があります。敷地(カジノ用の)は、横浜市の
所有ですが、そこの港湾施設者たちはカジノに反対しています。
集会で決議されたアピール文を紹介します。
アピール
横浜に 人の不幸で成り立つ カジノはいらない
We Want No カジノ!! カジノの儲けは 客の負け
環境の破壊は優に及ばず 治安の悪化 ギャンブル依存症
子どもへの悪影響
マネーロンダリングの危険性
そして現職議員の逮捕であきらかになったカジノ汚職等々
数え上げれば 枚挙にいとまがない
カジノの先輩国の韓国やシンガポールの「繁栄」の裏の
依存症による失業 疾病 家庭崩壊 犯罪の増加等々 決して
他人事ではない
ましてや 賭博での「地域経済の振興・増収効果」等
ありようはずもない
博打による 税収の共食いは ドミノのように 自治体財政自身を
ギャンブル依存症に追いつめていく
(新聞報道)「厚生省 ギャンブル依存 保険適用する
方向で検討に入る」
カジノなんて誘致しなけりゃ 新たな対策費など 使わずにすむものを
みなと横浜に カジノはいらない
「ブルーライト」に揺れて「白紙」から「カジノ誘致」は 裏切行為
「13番地」は 浜っ子の 口笛が聞こえる こころの故郷
「港のヨーコ」は 浜育ち 今日も 波の音にステップを踏んでいる
「メリケン波止場(別れのブルース)」は 船乗りの憩いの場
「よこはま たそがれ」は 飾らない港の 日常風景
私たちの みなと横浜を 賭博の街には させない
子どもの未来に カジノはいらない
私たちは カジノの是非を 私たち市民の意思で決めるために
本日「カジノの是非を決める青葉区民の会」をここに起ち上げました
カジノ誘致を 私たちの手で ストップさせよう!!
┏┓
┗■4.配信より1つ
└────
◆伊方原発運転禁止の仮処分決定に異議申請へ
トラブルの原因究明待たず、四国電力
四国電力の長井啓介社長は30日の定例記者会見で、トラブルが続く
伊方原発(愛媛県伊方町)に関し、トラブルの原因究明を待たずに、
3号機の運転禁止を命じた広島高裁の仮処分決定に異議を申し立てると
説明した。
申し立ての具体的な時期は明示しなかった。
四国電力はトラブルの続発を受け、原因を究明し対策を練るまで
3号機の定期検査を中断する。
長井氏は「申し立ては広島高裁の決定に承服できない意思を示す
もの。定検の再開とは切り離して考えている」と説明した。(後略)
(1月30日「共同通信」より抜粋)
https://this.kiji.is/595519541708686433?c=39546741839462401
──────────
☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事
故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
します。
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856
☆《事故情報編集部》より
メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他
投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。
1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、
自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。
2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも
2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)
執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ
書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。
例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)
3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・
グループも平等に掲載する基本方針です。
そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など
必要事項を400文字以内でお送り下さい。
件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
メールマガジンへのイベント案内は1回だけの掲載とさせていただきます。
4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出し)
及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。
「投稿」の送付先はたんぽぽ舎のアドレス「mailto:nonukes@tanpoposya.net」です。
なお、お送り頂いた投稿は紙面の制限上掲載できない場合もあります。
ご了解下さい。
──────────
◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ
ガ:地震と原発事故情報」をご参照下さい。
◆メールマガジンをお送りします
たんぽぽ舎では、「地震と原発事故情報」(メールマガジン)を
発信しています。
ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の
Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを
送ってください。
違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは
間違いの元となりますのでやめて下さい。
登録できしだい発信致します。
・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。
・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。
たんぽぽ舎のメールアドレス: nonukes@tanpoposya.net
◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例があり
ます。
──────────
たんぽぽ舎は、月曜~土曜13:00~20:00オープン、
日曜・休日はお休みです。
〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-6-2
ダイナミックビル5F
TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎
口座番号 00180-1-403856