「シュン」ツイートの差別性を認めながらも削除に反対する人へ(@PeacePhilosophyツイッターより抜粋)To those who recognize the discriminatory nature of Hiroshima NHK’s “Shun” tweets and still oppose deletion of them

NHK広島放送局「ひろしまタイムライン」のHP

「シュン」のツイッターは8月21日以来更新されていない。

 

NHK広島「ひろしまタイムライン」の「シュン」の差別ツイート関連です。まだの人は8月23日8月28日の投稿を読んでください。また、8月28日東京新聞の「こちら特報部」で取り上げられました。読んでください。

自分のツイッターからの抜粋ですが、記録のためにここに置いておきます(一部修正後)。

フェースブックの投稿にはコメントも複数ついています。読んでください。

【8月27日、ある人がツイッターで川崎哲氏もこの問題に関心を持っているようで、ブログに論考を書いています。ただ事実関係は今後の検証でNHK側の説明が崩される可能性があり、現段階では一般論で話を進める以外にないのでしょう。」と言って記事を送ってきたのに対し】

 

以下、私のツイッターでのリアクションです。

 

問題はヘイトツイートがいま存在しているということであってNHKがどう説明するのかは二次的問題です。現段階では、とかそういう問題ではないのです。削除しなければいけないヘイトなのです。殴っている人がいるとしたらなぜ殴ったかなんかは、まず殴るのをやめさせてから考えることです。(リンク

 

ヘイトスピーチに「表現の自由」など適用しないことはもう常識中の常識です。これだけこのツイートに問題点を見出していながら、削除に反対する人がいるとしたら、やはり、当事者ではないから、当事者の気持ちに一瞬でも思いを馳せることがないからなのではないかと思います。気づいてほしいです。(リンク

 

他にもっと酷いヘイトがあるとか言う人がいる。どんなヘイトだって大問題だけど、今回の問題の根幹の一つに、これが、こともあろうに公共放送のNHKが発信しているヘイトだってことなんですよ。その社会的影響力は計り知れないものがあるんです。だから全力で抗議しないといけないんです。(リンク

 

「ひろしまタイムライン」ツイートの差別性を認めておきながら削除に反対する人は、当事者にとって、このツイートが一秒でも長く存在すればその時間分暴力が続くということがわからないのでしょうか。悪いね、暴力だね、といいながら、殴っている人を止めないのでしょうか。自分が殴られているわけではないから?(リンク

 

さきほど賛同してくれた、在日朝鮮人人権協会の朴金優綺さんのコメントをここに紹介します。

『在日朝鮮人への差別と暴力を扇動する効果を持つヘイトツイートをNHKが削除せず放置している現実に、そしてそれを日本政府が傍観している現実に、在日朝鮮人の一人として、何度目とも知れない失望感を抱いています。国連の人種差別撤廃委員会は2018年、日本政府に対して「政治家およびメディア関係者を含む、私人あるいは公人によるヘイトクライム、人種主義的ヘイトスピーチおよび憎悪の扇動を調査し、適切な制裁を科すこと」を勧告しています。NHK広島による当該ツイートの削除はもちろんのこと、日本政府による同勧告の履行と再発防止措置を強く求めます。』

以上です。

引き続き賛同の連名やコメントを募集しています。同時にNHK広島放送局に抗議してください。賛同・連名してくれた方々の名簿はここ、この投稿のコメント欄にはたくさんのコメントをもらっています。

初出:「ピースフィロソフィー」2020.8.30より許可を得て転載

http://peacephilosophy.blogspot.com/2020/08/peacephilosophy.html

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔eye4761:200903〕