申込みサイト https://bit.ly/3IsHM3W
昨年の暮れも押し詰まった22日、室蘭市副市長は北海道環境局長と共に環境省を訪れ、放射能付きPCB廃棄物を室蘭市内で処理する環境省の計画を受け入れることを表明しました。
放射能の拡散を防ぐため、放射能汚染物は移動させないのが原則なのに、福島第1原発近くの放射能付き高濃度PCB廃棄物を室蘭市内の企業に移動させ、PCBを処理、残った物を福島県に送り返そうというのです。
パブリックコメント、住民説明会、原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会をはじめ北海道内外の反対を押し切って、受け入れ表明が強行されました。
福島県内の放射能汚染物を県外に持ち出す今回の計画は、汚染土を福島県外の公共事業などに使う環境省計画の地ならしです。寿都町・神恵内村の地層処分場計画に続いて、北海道を核のごみ捨て場にする動きも強まっています。
2月7日、NHKテレビが「反対意見相次ぐ」と伝えています。
「福島のPCB廃棄物処理計画 “説明不足”反対意見相次ぐ」
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220207/7000043152.html
2月22日、反対運動の先頭に立ってきた原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会(廃炉金属ウォッチャーズ)から、以下の3部構成で、お話しいただきます。
第一部 ウォッチャーズの設立と放射能付きPCB問題の経過報告(共同代表・大倉)
第二部 放射能付きPCBの室蘭搬入処理の何が問題か(事務局長・柳田)
第三部 この先の懸念について(会員・マシオン恵美香)
2.22オンライン被ばく学習会に参加され、問題を共有されるよう呼び掛けます。
申込みサイト https://bit.ly/3IsHM3W
放射線被ばくを学習する会 http://anti-hibaku.cocolog-nifty.com/blog/