マゲシカもヨナグニウマも怒っている!島じまを奪って戦争をつくるな!5.20ウマシカデモへ

著者: 杉原浩司 : 武器取引反対ネットワーク:NAJAT/STOP大軍拡アクション
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昨年7月21日に行った「馬毛島に基地を造らせてたまるか!マゲシカデモ」に続
いて、5月20日に以下の「ウマシカデモ」を予定しています。なお、「雨天延期
・少雨決行」ですので、ご注意ください。

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マゲシカもヨナグニウマも怒っている!島じまを奪って戦争をつくるな!
5.20ウマシカデモ
https://shimajimastanding.blogspot.com/2024/05/520.html ←資料はこちら

5月20日(月)17:00~18:00 (雨天延期・小雨決行)
財務省上交差点
(茱萸〝ぐみ〟坂下・国会議事堂前駅4番出口3分、霞ヶ関駅A13出口4分)
に17:00集合~首相官邸前に移動して抗議

〈呼びかけ〉
島じまスタンディング ishiisugito@gmail.com (石井)
STOP大軍拡アクション 090-6185-4407(杉原)

(▶終了後、18:15~19:00「サウジアラビアはイエメンでの虐殺をやめろ!
戦争犯罪人ムハンマドとの首脳会談反対! 5.20官邸前行動」
呼びかけ:STOP大軍拡アクション ※雨天延期・少雨決行)

琉球弧の「はしっこ」の島から、与那国島のヨナグニウマと馬毛島のマゲシカが
官邸前に押し寄せます。私たちはウマやシカのお面をかぶって、虐げられたいき
ものたち、すでに殺されてしまったいきものたちの声を首相官邸に届けます。

5月3日、糸数健一与那国町長は都内で開催された「公開憲法フォーラム」で、
「(台湾の)旧宗主国として責任放棄してはならない」「台湾という日本の生命
線を死守できるかという瀬戸際にある」「(全国民が)一戦を交える覚悟が問わ
れているのではないか」などと発言した。※

むき出しの植民地主義の暴力が、いきものたちの命を奪い、東アジアの豊かな自
然・文化・暮らしを軍事緊張による荒廃に置き換えようとしている。

糸数町長の「私的」な計画(要請)という形で始まった与那国空港の拡張と比川
港湾(軍港)建設計画※※は、両施設が政府の「特定利用空港・港湾」の候補と
なったことで、「公式」な計画として現実味を帯び始めている。港湾計画では、
生物多様性の宝庫で琉球弧最大規模の湿原「樽舞湿原」がつぶされ、カタブル浜
とサンゴ礁も破壊される。4月28日、比川公民館で開かれた新港湾計画の住民説
明会で糸数町長は、「43兆円の争奪戦が始まっている」と述べた。

久部良集落と比川集落を結ぶ海岸沿いの道路「南牧場線」のテキサスゲート付近
に、数十頭のヨナグニウマたちが集まって、軍用車両を含む車両の通行を止めて
いる。ある島民は「馬たちのデモ」だと言う。

既にある与那国駐屯地~地対空ミサイル部隊配備のための基地拡張計画地~軍港
計画地…計画が実現すると、南牧場線は比川集落側で断ち切られ、牧場の中の道
・南牧場線に沿ったこの一帯が「軍事エリア」になる。

馬毛島の破壊工事が止まらない。緑が剥ぎ取られ、岳之腰は削り取られ、海には
2本の仮設桟橋が突き出している。4月26日、防衛省はこれまで出し渋ってきたマ
ゲシカ(防衛省は馬毛島のニホンジカと呼ぶ)の個体数の調査結果を公表した。
「現時点で1000~1200個体程度が生息していると推定」…なんと、着工前より増
えていることになる。※※※

一方4月27日のしんぶん赤旗には、馬毛島の元基地建設作業員が撮影した、一部
が土に埋まったマゲシカの死体や、やせ細ったマゲシカがわずかに生える草を食
べている写真が掲載された。※※※※

5月10日、自衛隊「統合作戦司令部」の今年度内設置に向けて、防衛省設置法な
どの改定案が可決・成立。軍令の一元化(大本営化)と、日米両軍の相互運用性
強化…琉球弧の犠牲を前提とする対中国戦争態勢が、いよいよ危険な領域へ入っ
ていく。

島じまを奪って戦争をつくるな! ウマシカデモにぜひご参加ください!
お面の自作・持参大歓迎です。