◎7月3日の集会の帰りの人が寄られた 7月3日(水)
猛烈暑い。頑張らねば。
セッティングが終って、おむすびを食べ始めたら、向こうから乱さんがやってきた。この間仕事で、熱中症と他の病で入院していたそうだ。明日から職場復帰とか。ガリガリくんを差し入れてくれた。おむすびはおいて、まずはガリガリくんを食べる。今日は3日で沢地久枝さんの国会前抗議行動があるので、乱さんはそっちに向かう。
沢地さんの抗議集会が終ると、いつもは何人かの方がテントに寄ってくださるのだが、今日は誰も寄ってくれないなー、暑すぎて皆さん帰られたのだろうと保っちゃんと話していたら、Oiさんが「今日は規制委員会抗議ではなく沢地さんの方に参加した」と言って、寄られた。そしたら、古籐のオーナーさんとSさんがいつものように寄ってくださった。素敵なお菓子を差し入れてくれて、その上、お二人からカンパもいただく。この暑さなのに、沢地さんは参加された、松元ヒロさんも参加され、160名も集ったそうだ。みなさん今の状況に負けずに頑張っておられる。大島さんも寄ってくれて、いろいろな情報やチラシをくれた。都知事選の話もいろいろする。蓮舫を勝たせないと、ということだ。当番や常連は定刻にきた。定刻に座り込みを終る。 (T・I)
◎都知事選も、原発も、ガザも、沖縄も、何とかしなくては 7月5日(金)
脱原発、核ゴミ増やすな、放射能をまき散らすな、労働者を被曝させるな、イチエフは終わってないぞ、廃炉まで百年以上かかるぞ、放射能汚染水を海に流すな、原発再稼動反対、老朽原発うごかすな、運転期間延長反対、能登半島指針が示す原発の危険性を認識しろ、避難計画は絵空事だ、命を守れ、地球を守未来を守れ>コールで抗議行動を開始。
堀江さんが、東京都知事選挙で赤の女性に投票を、原子力が危ない、イスラエルによる大量虐殺非難。経産省に向けて「原発はいらない」を歌う。
K.Mから次を紹介:6.28柏崎刈羽集会、6月29日にガザ虐殺映画、国連がガザの惨状を訴えている、米欧が虐殺を止めようとしない、7月1日にイチエフ中間貯蔵問題の議論、7月1~3日に青森で住民説明会が行われ多くの反対意見、経産省が「青森県・立地地域等と原子力施設共生の将来像に関する共創会議」開催。さらに、6月30日に能登半島地震を受けて金沢で大きな集会、韓国の李元栄さんがSTOP!核汚染水海洋投棄ニューヨーク世界市民行進。
平岡さんが、山本義隆さんの本から、核兵器の為に原発を造る、原発を一年稼働する為に濃縮ウラン30トン使用(広島原爆はウラン64kg)、原発を止めることは核兵器配備を放棄、国際的発言力の保持が目的、原発反対を続けよう。
K.Mが山本義隆<核燃料サイクルという迷宮ナショナリズムがもたらしたもの>から、戦前の商工省の過ちを今経産省が継続、核兵器の為の核発電、六ケ所再処理を止められない原子力ムラ。
守屋さんが、沖縄における米兵による少女暴行事件とその隠蔽を批判して「座込め、ここへ」と「水に流すな」を歌う。三上さんが、暑い夏、争点無き都知事選、神宮の再開発問題も争点にならないことが問題、自民党総裁選挙とからみ、強権独裁政治と同じで劣化している、この際自民党政権を変えよう。K.Mから文春や新潮の小池知事批判、片山氏の小池アンフェア報道などを確認。
奥内さんが、冷房し過ぎの寒さを憂い、白井明大「日本の憲法、最初の話」から憲法15条、自分の共同体なのだから誰に任せるかは自分で決める、都民の皆さん、都知事選挙の投票に行きましょう。坂東さんが7/20(土)の藤原寿和さん「福島原発事故による健康被害の原因はテルル化学毒と放射能毒の複合汚染」の案内。
白倉さんが、東海第二の大石さん講演会の報告、区議会への働きかけ、13枚の大きなボードのスタンディングの紹介、柏崎刈羽も稼動を許すな。
経産省に向かって<東海第二再稼動反対、柏崎刈羽再稼動反対、女川原発再稼動反対、浜岡原発再稼動反対、脱原発、ガザ虐殺をやめろ、NONUKES、NOWAR>とコールして終了。 (K.M)
◎争点なき選挙にされた都知事選挙 7月6日(土)
◯選挙公報と新聞記事からみた都知事選
情報源は公報と東京新聞と朝日新聞が少し、それだけ。
ご利用ご利用とばかりの多種多彩な撒き餌と疑似餌、極彩飾の自画自賛(可愛い私のことではない)。あげくは排外主義者が複数。「人権」や「自然」を本気で守ろうとする人はいないのか。
争点外しに長けた者相手に争点を作れぬ人たち。横田基地のPFAS漏洩を日米関係の問題と捉える者もいなかった。でも争点にならないか。
追悼文送付に関するアンケートの回答に「人災」という言葉を使う候補者もいた。人災とは「人間の怠慢・過失・不注意などが原因となって起こる災害。 防災対策の不備、救援の遅延などで増幅された場合にもいう」
ということで、齢70の小生としては「老人、老い難くガクッとなり易し」なのだ。 (O・O)
◎今日は湿度40%だった。蒸し暑いはずだ 7月8日(月)
きょうの予報は37℃と朝から報じられていたので氷水を用意して経産省前に向かった。氷水を一口飲んでからバナーとのぼり旗の支度にかかる。汗かきなのでとめどもなく流れてくる汗を拭きながらの作業である。12時前に何とか終えることができた。
急いでパラソルの下に駆け込み氷水を2杯飲んでひと息ついた。温湿度計を見たら気温が37℃湿度40%であった。いつもなら湿度は30%ぐらいなので汗かきの私には余計に蒸し暑く感じた。きょうも寝られてないSaさんは辛そうだった。しばらくパラソルの下で過ごしていたが限界を感じたのか地下鉄の方に行かれた。1時間後に戻ってきた時には元気そうだったので安心した。
経産省前はいつもなら作業日だが必要な工事は終わったのか、鍵は掛けられていた。1時過ぎに作業員が来たがコンクリート面を点検していたが最後に水を撒いて終わりにした。3時過ぎにきょうも英語講師のAさんがこの蒸し暑いなか寄ってくれた。有り難いことです。都知事選に勝利した小池の話になった。いろいろ暴露されて認めざるを得なかった三井不動産から買ってもらっている政治資金パーティー券を始めとした様々なスキャンダルが週刊誌をにぎわすのではないかと思っている。 (保)
◎乱さんの団扇はこの季節の必需品だ 7月9日(火)
14時前に経産省前に着く。外気温35度。曇りだが無風あるいは微風で、とても暑い。Oogさん、昼食に。YmさんとOgwさんが座り込み中。クーラーに入れて持ち込んだ氷水が必需品となる。乱さんの団扇も大活躍。「原発ほざく ゴミの処分もできぬのに」 「原発も政治も劣化してやまず」 と裏表に書かれている。1昨日、第3期目再任となった小池さんに捧げる句。
先番中、ひまわりちゃんの反原発の旗を写真に撮っていった人がいたという。広く広めていただけるとありがたい。
Ashさん到着。Ymさん帰路へ。14時30分にOgwさんも帰路へ。ほんのわずかだが雨。常に無風でとても暑い。Ashさんとふたりで15時45分、後片付けを始める。ふたりの方々にカンパしていただいた。事務所に着き備品荷揚げ後も汗が止まらない。全くに暑い日だった。小休止してから引き揚げた。
海の息吹きが聞こえますか
山を削り 山を泣かせて
海を削り 海を泣かせて
基地を造り 島を泣かせて
爆弾で 世界中の人を泣かせる
そんなこと、やめませんか?
サンゴは光合成で海水の二酸化炭素の濃度を調節してくれる
海が酸化しないように守ってくれている
人間がこんなに負荷をかけてもじっと浄化を続け
耐えきれなくなったら 何も言わずに消えていく
海の息吹きは 海の悲しみは
あなたに届いていますか?
『風(かじ)かたか「標的の島」撮影記』 三上智恵 大月書店2017より
2016年3月、「和解」が成立し、大浦湾のサンゴの破壊が一時中断された。ジュゴンが住む世界有数の岩礁だ。海の底に沈められたトンブロックを引き揚げずに放ったままの状況に向けた、三上智恵さんの言葉だ。
それから8年、辺野古東側の大浦湾は、かろうじて守られてきたが、南側の埋め立てはかなり進み、また、昨年末、政府は玉城知事の権限を取り上げて、埋め立て設計変更承認を代執行し、大浦湾側の工事に着手した。軟弱地盤の改良のために7万1000本の杭を深さ70mまで打ち込むとされ、最初の打ち込みテストが昨日(2024年7月8日)為された。後に引き抜くので、護岸工事ではないので、事前協議の対象外として、いきなり為された。
サンゴは1年かけて移植すると約束する一方、トンブロックや石材をすでに海底に放出し、大量の土砂を近くまで運んで準備し、工事を8月1日に始めると予告している。
強引なやり方は、福島第1の汚染水放出に通じるものが多くある。 (石上)
◎イギリスの労働党政権は原発をどうする 7月10日(水)
暑い日が続く。でも今日は曇っていて、風は少し涼しい。
通行人がこちらを向いて会釈してくれた。しばらくして、今度は虎ノ門方向に向かう人が会釈してくれた。注目してくれていてうれしい。
保っちゃんの話では、「イギリスでは労働党が勝利したが、労働党は風力発電の規制を緩和して、再生可能エネルギー政策をとる。原発は、今、改良型ガス炉(AGR)8基と加圧水型原子炉(PWR)1基が運転中だが、2028年までにAGRは全て閉鎖が決まっている。保守党政権では新規原発による増産が計画されていたがそれはやめるような話だった」とのこと。その一方、「財務省の神田財務官は日本のエネルギーは石油・石炭・LNGなど、輸入(90%)に依存しているので円安で経済を圧迫している。だから原発をどんどんやるべきだと言っている」と教えてくれた。
雨がポツリポツリときたが、大丈夫だった。暑いので、さすがにマスクをしている人は少ない。 (T・I)
◎都知事選の話で盛り上がった 7月11日(木)
Inさん、Yoさんと3人で設営。曇り空で日差しはないがやたら蒸し暑い。通りかかった男性が「処理水って言い方おかしいですよね。汚染物質は残っているし。」と話しかけてきた。Inさんが「その通りですよ。」と受け答えし、持参していた汚染水問題のパンフレットを手渡した。もう少し話してみたかったが、急ぎの用があるらしく、信号が変わるとあわただしく横断歩道を渡って行った。
13:30 Okさん参加。その直後から激しいにわか雨が降り始める。必死に雨垂れを避けながら、昨日の軍拡反対集会の様子などをうかがう。雨が収まって私がいつもの経産省1周の1人デモに出かけようとすると、Yoさんに「お土産よろしくね」と言われたのでアイスキャンデーを買って帰った。その間に参加していたHiさんと4人で食べて乾いた喉を潤していると、後半担当のTa さんが現れた。みんなで都知事選の評価など話合っているうちに時間になり、Taさんと二人で撤収した。途中で行き会ったSuさんと一緒に事務所に荷物を運びこみ、4688日目の抗議行動を終えた。 (M.U)
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経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その224
嘘と札束で青森の地域の長を騙すな
~第2回「青森県・立地地域等と原子力施設共生の将来像に関する共創会議」を観て~
2024年7月12日 木村雅英(経産省前テントひろば)
豪勢なホテルで開催された「青森県・立地地域等と原子力施設共生の将来像に関する共創会議」はおねだりの場か?
むつ市長、六ケ所村長、大間町長、東通村長、青森県市長会長、青森県町村会長が、それぞれ地域振興の為に道路が必要、建物が必要、…などの発言を観て、私が一番に感じたことだ。
3年前に「その175」で「福井県・原子力発電所の立地地域の将来像に関する共創会議」を批判したが、資源エネルギー庁が今度は青森でも同様の「共創会議」を開催し、地域の長を騙し続けていた。
まず、資源エネルギー庁が東京で勝手に書いた「地域の将来像の実現に向けた基本方針と取組(素案)」を説明して、地域の特性、地域の「将来像」、地域の「取組の方向性」、実現に向けた「取組例」を、15億円も費やした失敗続きの核燃料サイクル計画を隠して説明。
その後、前述の立地自治体などの長が発言し、続いて有識者(由々しき者)が当たり障りの無い話をし、事業者(原燃、東北電、東電、電源開発、リサイクル燃料貯蔵、電事連)が、原発稼動・核施設開発を続けて核ゴミを青森に押しつける話。
嘘と札束で地域の長を騙す公式の場だ。
鎌田慧さん著「虚妄の核燃料サイクル」(https://www.sinsyakai.or.jp/board/list7.html)の<これから、積まれる札束の高さによって、最終処分でも引き受ける、という自治体が出そうだ。「核権力」の強制である。>を目の当たりにした気がする。
現地が経産省・資源エネルギー庁の嘘に騙れないで欲しい。
以下は会議次第
第2回「青森県・立地地域等と原子力施設共生の将来像に関する共創会議」
https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/aomori_kyosokaigi/pdf/002_01_00.pdf
1.日 時:2024年7月1日(月)12:30~14:30
2.場 所:ウェディングプラザアラスカ (4階、ダイヤモンド)
3.議 事
(1)開会
(2)地域の将来像の実現に向けた基本方針と取組(素案)
(資源エネルギー庁)
(3)意見交換
委員名簿
【立地自治体など】(8名)
青森県 知事 宮下 宗一郎
むつ市 市長 山本 知也
六ヶ所村 村長 戸田 衛
大間町 町長 野﨑 尚文
東通村 村長 畑中 稔朗
青森地域エネルギー施設立地商工団体協議会 会長 内田 大輔
青森県市長会 会長 西 秀記
青森県町村会 会長 小又 勉
【有識者】(2名)
弘前大学 准教授 大倉 邦夫
八戸学院大学 特任教授 堤 静子
【事業者】(6名)
日本原燃株式会社 社長 増田 尚宏
東北電力株式会社 社長 樋?口 康二郎
東京電力ホールディングス株式会社 社長 小早川 智明
電源開発株式会社 社長 菅野 等
リサイクル燃料貯蔵株式会社 社長 高橋 泰成
電気事業連合会 会長 林 欣吾
【国】(3名)
資源エネルギー庁 長官 村瀬 佳史
東北経済産業局 局長 佐竹 佳典
文部科学省 研究開発局長 千原 由幸
(敬称略)
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◆7月17日(水) 原子力規制委員会抗議 12時~13時 規制委員会前(毎週)
◆7月19日(金) 17時~18時 経産省前抗議集会(毎週)
経産省前テントひろば経産省正門 ◎経産省前の座り込み行動は、平日:12~16 時(月 ~木)、13~17時(金) 土・日・休日:12~15時
◆7月19日(金) 総がかり行動 18時~19時30分 衆院第二議員会館前
◆7月26日(金)原発いらない金曜行動 首相官邸前 18時30分
◆7月28日(日) 脱原発青空川柳句会 午後12時~
選者:乱鬼龍 場所:経産省前テントひろば
◆7月30日(火) 月例祈祷会「死者の裁き」 午後2時30分より
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
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