共同テーブル12・14第13回シンポ
石破政権に抗して 「国の安全保障」から「命の安全保障」へ
戦禍の世界のなかの平和憲法を考える
ウクライナ、パレスチナ「戦争」は終わらず、米中対立でアジアの緊張も激化しています。「安保・防衛」重点の石破政権に対抗する野党の明快な反戦・平和の政策が求められています。そこで、あらためて平和憲法の役割を考え合いましょう。
20世紀は「戦争の世紀」と言われながらも、「戦争の違法化」が進められてました。第1次世界大戦後の国際連盟規約(1919年)で侵略戦争の制限を、不戦条約(1928年)で侵略戦争の放棄を試みました。しかし、「自衛」の名の下に侵略戦争が行われたので、第2次世界大戦後に国連憲章(1945年)によって「自衛戦争」をも制限しました。にもかかわらず、再び戦禍と軍事緊張が広がっています。
このような時、憲法の平和主義の役割は何か。9条1項で「自衛戦争」をも放棄し、2項で軍隊の保持を認めていません。「非戦・非武装」のはずです。「非武装」は不安かもしれませんが、世界には26の「軍隊のない国家」があり、他国から攻められていません。
そこで、今こそ平和憲法の実現に向けてどうするか、検討していきましょう。
私たちは、今回に続き、②武器移転など「死の商人国家」化、③非武装中立を求める運動をテーマに、3回の連続シンポジウムを開催します。
多くの皆さまのご出席を、お待ちしております。
記
- 日時 12月14日(土)13時30分~16時30分(13時開場)
- 会場 文京区民センター(☎03-3814-6731)・2階・2A会議室
東京メトロ・丸の内線・後楽園駅・「4b」出口徒歩5分
都営・三田線・春日駅・「A2」出口徒歩1分
- 主催 共同テーブル
- 資料代 1000円
- 申し込み先
多くの参加者が見込まれます。
定員(300名)になり次第、申し込みを締め切りますので、大変、恐縮ですが、大至急、下記のメールアドレスまで、出席申し込みを、お願いいたします。
E-mail e43k12y@yahoo.co.jp
プログラム
1 開会
2 挨拶 発起人を代表して 佐高 信
3 講演
清水雅彦(日本体育大学教授)
「日本の与野党の9条・安全保障論」
木戸衛一(大阪大学大学院招聘教授)
「ドイツ・欧州から見た〈平和〉と〈安全〉」
南基正(ソウル大学教授・日本研究所所長)
「朝鮮半島の平和と韓国の軍事状況」
4 シンポジウム
コーディネーター 杉浦ひとみ(弁護士)
パネリスト
清水雅彦(日本体育大学教授)、
木戸衛一(大阪大学大学院招聘教授)、
南基正(ソウル大学教授・日本研究所所長)
5 参加者からの質疑
6 まとめと閉会挨拶
「共同テーブル」連絡先
藤田高景090-8808-5000
石河康国 090-6044-5729