経産省前テントひろば、脱原発テント設置日(2011年9月11日)から1807日目(2016年8月21日)にテント強制撤去。2025年3月13日は、座り込み4,933日目。これは、マハトマ・ガンディー「非暴力、不服従」の実践です。
◎3月2日(日) (M島)
(参加者:藤原、遠藤(自)、女性(年配)、千葉、乱、寺崎、女性(中年)、堀江、峯島)
M島11:55、着。F原さん、E藤さんと年配女性が設営中。M島も手伝う。年配女性は耳が遠いのか、意思疎通に少々難あり、名前や住まいの地域をお聞きできなかった。しかし、自分からは良く動く彼女のリュックには、さようなら原発1千万人アクションの缶バッジが付けてあった。12:20、設営を完了した。横断幕8枚、のぼり旗11本。記念撮影をした。F食は、ふかしサツマイモ、ゆでトウモロコシ、ゆで卵、バナナ、乳酸菌飲料。
今日は、晴れて、春の陽気。風弱く、日差しが暑い。人通りも多い。服装はダウンコートから、シャツ腕まくりまで、各人様々。今日は、東京マラソンの日で、観戦には好都合だが、ランナーには暑すぎるかもしれない。参加された年配女性は、「交通規制で、バスがなかなか捕まらなかった」と嘆く。経産省正門の石畳が一部沈下して、ひびが入っていたが、その補修は、一応終わったようだ。沈下部を斜め平らに敷き直して、奥の石畳と手前の排水溝との境目を充填剤で埋めていた。
12:30、E藤さん帰る。T葉さん来る。12:35、RさんとT崎さん来る。陽気に誘われたのか、Rさんはドーナツ振る舞う。
設営が終わると、ハト7羽、スズメ20羽が、座り込みの前の歩道で、地面をつっついて、「餌をくれ」とアピール。今日は、ハトが多い。12:40、Rさんと、F食を受け取ったT葉さんが、帰る。F原さんが、鳥たちに、保存食のビスケットを砕いてくれてやる。鳥たち、ひとしきり食べると、何処かへ去る。
13:00、中年女性(コバヤシさん)来る。「金曜に来たことはあるが、日曜は初めて」とのこと。F原さんにお願い事があるそうだ。彼女は、都内(台東区谷中)で原発関連の映画の上映会行っているスタッフで、「次回『線量計が鳴る(DVD)』上映会を実施するが、そのゲストトークを、F原さんに30分くらい依頼したい」とのこと。F原さん「講演依頼は10年くらい振りだ」と、快諾。上映会は、「4月土曜で調整する」とのこと。
13:40、H江さん来る。T崎さんコンビニでパスタを買ってくる。マラソンランナーたちが通り過ぎる。なぜか、外国人が多い。14:25、H江さん帰る。14:30、霞ヶ関ビルに日が隠れる。つまり、それだけ、日の入り地点が西に移動したということ。14:40、F原さん、日課の縄跳びをする。14:50、撤収。撤収作業を5人で開始。15:10、撤収完了。年配女性と上映会女性は、最後まで撤収を手伝う。今日の座り込み参加者9人。
事務所にて、F原さん「天気も良いし、新しい人が座り込みに来たし、10年振りの講演依頼も来た」「幸せだね」と漏らす。F原さんのご家庭内にも雪解けの春が来ると良いですね。
◎東電トップが無罪なら福島第一原発事故の責任者は誰? 3月7日(金) (Km)
今週は財務省前の「財務省解体」を訴える行動が無く、文科省前では沢山の高校生が集まって、朝鮮学校差別反対の行動。新たに私立高校無償化しながら、朝鮮学校差別は続けられる、余りにひどい。
17時から経産省抗議。
オープニングSkさん:「原子力発電NO」、「原発には明日が無い」。
コール:脱原発、再稼動反対、運転延長反対、経産省は嘘をつくな、原発は安全ではない、安くはない、クリーンではない、グリーンではない、原発が無くても電気は足りている、…。
Km:3.11脱原発・経産省前大集会の案内。
Raさん:最高裁の東電経営陣無罪確定、一方で自民党から杉田水脈の立候補。日本の劣化を憂い、日本は滅びるのではないか。3.11集会に集まろう。
Km:もう一度事故が起こらないと原発を終われないか?
Skさん:経産省の皆さん、原発を止めましょう、クリーンエネルギーで行こう、早く気付け。昨日の最高裁判決はひどい。文科省前に掲示されている地震本部の警告を無視するな。3月3日にも最高裁を包囲して抗議の声を上げた。にも拘らず、あの上告棄却。でも、我々は諦めない。3月5日に「311子ども甲状腺がん裁判」’があった。ガンが多発している福島、放射線とガンとの因果関係ある。経産省の皆さん、私たちの声をしっかり聴いて、原発の無い世界をめざしましょう。
Km:経産省の皆さん、14年前を思い出してください。
Heさん:何度も甲状腺を切除しないといけない子ども。3.11には11時半に防衛省に対してガザ封鎖・虐殺を反対する行動がある。
Km:前日の最高裁での、強制起訴上告棄却、東電の柏崎刈羽再稼動を止めるネット署名にご協力を。更に、パンフレット「知ってましたか?いま泊原発の審査をやり直すべき8つの理由」(行動する市民科学者の会・北海道)を紹介、100円でお譲りする。
Myさん:大船渡火事は、雨でやっと消火。自然に謙虚になろう。自分が被害者になってから気づくのでは遅い。出来る限りのことをしましょうと「座込め、ここへ」を歌い、汚染水海洋投棄を止めようと「水に流すな」を歌う。
Yoさん:伊方差止も負けた。えん罪と再審と、この国の司法はおかしい。日米安保条約を廃棄すべきではないか。ウクライナから核爆弾の数の議論、使われたら地球が終わってしまう。
Km:フランスでも軍需産業の株価が20%近く上がっている。この世界を変えないと。
Ouさん:青田恵子さんの「とむらわれざるもの」を読む。人の土地を奪い取り、そこに放射能を撒き散らし、すみかを奪い、言葉を奪い、名前を奪い、人生を奪い、命を奪う。我々は絶望させられた。……。死者たちの弔いに、責任者たる国や東電の誰が来た? 誰が謝りに来たというのだ。
Km:さようなら原発一千万人アクションが明日、代々木である。
男性:経産省は予算を半分に減らせ。
Syさん:木曜の座込みで、若い人たちが東京大空襲を知らないことが分かった。チラシを作り直した。戦争のことは若い人たちには、はるか。福島第一原発事故も。4月に請戸ツアーを計画中、放射性物質の測定と分析。
Km:確かに「高校生が、日米の戦争を知らない」と小田実が嘆いた。侵略の歴史も知らない。今後(3.8と3.11)予定確認後、短く「核ゴミ増やすな、死の灰増やすな」コール。
◎3月8日 (土) (O・O)
◯ 暴力だけでは、78年も抵抗を続けられないだろう
「これで、生きているっていえるか、死んだほうがまだましだ」ってね。人間ってのは普通、死ぬことを、それほど好きじゃあないもんですよ。それで俺たちは、他のことを考えざるを得なくなるんですよ。
小説「彼岸」より
著者:ガッサ-ン・カナファ-ニ-
1936~1972。12歳のときユダヤ人武装組織による虐殺を生き延び難民となる。パレスチナ開放運動で重要な役割を果たすかたわら、小説、戯曲などを執筆。
◎3月9日(日) (M島)
(参加者:藤原、遠藤(自)、乱、杉山(三里塚)、平野(三里塚)、寺崎、千葉、峯島)
12:00、着。F原さんE藤さん設営中。12:20、記念撮影し、E藤さん帰る。12:35、Rさん来る。和菓子詰め合わせを振る舞う。12:40、設営完了。横断幕8枚、のぼり旗11本。
Rさんが、東京新聞日曜版を持って来る。311間近とあって「フクイチの今」が特集。何部か買って福島に送るそうだ。また、土屋氏の新作横断幕(風神雷神)を広げ、写真を取る。まだハトメは付けてない。天に風神雷神、地に富士山と荒波、その狭間で避難計画という「絵に描いたモチ」をパソコンで描く役人。メッセージは「地震列島、原発ムリ」。
今日は、晴れて、日差しは暖かいが、風が多少強く、冷たい。財務省入口脇の早咲きサクラが咲き始める。人通り少なく静か。経産省正門の石畳補修は、先週の充填剤を剥がして打ち直すと養生シートで覆っていた。充填剤が固化するまでのゴミよけか。
F食は、バナナ、夏ミカン、ゆで卵、乳酸菌飲料。設営が終わると、ハト7羽、スズメ数羽が、歩道に集まる。ポスト脇の赤い実の木の上にも、ヒヨドリ2羽、スズメ数羽が止まる。赤い実は食べられたのか、ほとんど無くなっている。
12:50、三里塚のS山さんとH野さん来る。S山さんは「渋谷の反天デモの後、腸閉塞になり、最近まで入院生活していた」とのこと。13:40、右翼街宣車が2台、財務省前に停まる。2台とも北方領土奪還を車体に描く。構成員、いったん降りるも、すぐ乗り、発車し通過。特に騒動無し。
13:50、T崎さん来る。14:00、Rさん所用で帰る。T葉来る。F食を渡すと、お返しに保存用ビスケットをもらう。T葉さん、すぐ礼拝へ。1405、遠くから叫び声。先程の右翼街宣車2台か。14:10、F原さん縄跳び。14:25、T崎さん、コンビニ丼を振る舞う。日が霞ヶ関ビルに隠れるが、ふるえるほどの寒さではない。
先週の年配女性は来なかった。14:55、撤収開始。15:10、撤収完了。今日の座り込み人数は8人でした。
◎3月10日 (月) (保)
きょうは、朝から晴天で、しかも暖かった。気温は14~15℃。防寒着を脱いでセッティング作業をした。 先週は雨に降られてバナーは牛と鶏だけしか括り付けられなかったが、きょうは女の子のバナー4枚も張れたので壮観であった。
セッティングを終えた後は、いつものように反原発ソングを掛けて、道行く人々にアピールした。
12時15分くらいに、向かいの財務省前に、1台の宣伝カーが止まり、日の丸と「武士道」と書かれたのぼり旗を括り付けたあと財務省前演説を始めた。最近のテント日誌に「㈯に財務省批判する人々があり、日に日に増えている」とあったので、興味深く聞いてみた。要約すると、以下のようであった。
①ここ20年、財務省(旧大蔵省)の政策を批判してきた国会議員が自殺させられたり殺されたりしている、殺した犯人は捕まっているのに命令した人間は陰に隠れて判らずじまいである
②ここ30年、日本人の賃金は上がらず、おまけに最近は物価高で生活は益々苦しくなっている
③こういう中で財務省がやっていることは増税の話ばかりであると。
これらの主張には生活実感からくる真実が含まれているので、右翼も左翼も一緒になっての財務省批判は理解できる。しかし、これらの主張に、欠けていることがある。「円安」で大儲けしている財界批判がない。財界こそ諸悪の根源である。財務省を裏で操っているのは彼らである。大企業が幾十兆円もの内部留保を貯めこんでいる事は周知の事実である。戦前の右翼はこの事を理解していたので、三井財閥の大番頭を暗殺したのである。
午後2時過ぎにⅠさんが押し車で来られた、先週も来られたのであるが、あまりの寒さに、我々が早めに撤収した。それで、きょうは、いつもより早めに来られたのである。理由を説明して、お詫びして理解してもらった。スマホを持たないので、緊急の時にはどうしようもないのである。これまでも、たびたび、こういうことがあった。1時間近くSaさんと話をしていたので、東欧状況の専門家らしく、ウクライナ戦争についての話をしていたのかと思ったが、とりとめのない世間話をしていたとのことだった。
午後2時20分頃、通り掛かった男性が、Saさんにカンパを渡して足早に去って行かれた。丁度その時に、私は他のことに気を取られていたので、その人に気付かなかった。それで、テントニュースを渡せず、残念であった。
太陽が金融庁ビルに隠れた頃から、財務省の方からの風が強く吹いてきた。熱いコーヒーを飲んで凌いだ。きょうは暖かいとのことだったので、ホッカイロを用意して来なかった。失敗だった。明日も、きょうと同じ天気予報なので、明日当番の方、ホッカイロお願いします。
午後3時半、通り掛かった男性にテントニュースをお渡しすることができた。無言で受け取られたが、その人の背中には段ボールの上に「東京の青空云々」とあったので、気候変動に関心がある人だと思った。
◎ 3月11日(火)2025年3.11脱原発・経産省前大集会報告 (石上)
予定時刻通り、朴保さんの歌から始まる。14時、ゲストの発言より
社会民主党、大椿裕子さん:子供たち共、家族で避難の方々に寄り沿う。原発回帰反対、脱原発を党を挙げて推進。
河合弘之弁護士:できないことをできるふりしてやっているのが現実。ほんとうの狙いは、老巧原発を動かして1日2-3億を儲けることにある。わかりやすい。きちんと言って行こう。
ジャーナリスト、鎌田慧さん:原発再稼動は殺人行為。最高裁まで東電寄り。下北半島の核燃料サイクル諸施設完成延期ばかり。
落合恵子さん:今年80歳になった落合さん、「もっと大きな力のために、自分が立ち直るために立ち上がる」
土屋聰さんの、あさこはうすの主のにわとり、浪江の瘦せた牛に続く、3番目の絵が到着。題名は《絵に描いた餅》。乱鬼龍さんが説明。絵の中央に餅がある。
【テントは、かく闘う】では、各曜日担当者がショートの発言。奥内さんが詩の朗読。《それまで聞いたことがなかった言葉》ベクレル、マイクロシーベルト、汚染水、スイスの山脈ではないアルプス、・・・・
エンディング音楽は守屋真美さん。
・添付ファイルにて写真をご覧ください。
◎3.11 (火) 脱原発・経産省前大集会 (Km)
お陰さまで、3.11、14年後の怒りの集会に、200名余りが集結し、脱原発を訴えることができました。この行動は、次のサイト他で動画が紹介されております。よろしければ、ご覧願います。
◎20250311 UPLAN 3・11脱原発・経産省前大集会
https://www.youtube.com/watch?v=mGU_Sx4dhVw#ddg-play
◎3・11脱原発・経産省前大集会
https://www.youtube.com/watch?v=zP_kavpvSXw
◎3月13日(木) (M.U)
Inさん、Yoさんと3人で設営。日差しが強く、暖かい。私は、いつもの反原発ソングを流す。12:40 SugさんHiさんコンビ、続いてHoさんが参加。13:00 通りかかった男性が「がんばってね」と言って、カンパを入れて行ってくださった。私は新聞を見ながら、Inさん、Yoさんと、この間の311行動の感想などを話し合った。テント集会では、大椿議員、山崎議員のスピーチが力強く、人数も多く盛り上がってよかった。テント集会前に妨害しに来た右翼2人組は原電前、東電前にも妨害に来ていたが、大きなトラブルもなく済んだ。東電前抗議集会は、雨にたたられ寒かった。等々。いつも通る男性が街路樹に雀がいるのを見て、郵便ポストの前にお米を撒いて行った。14:30 Suさんが参加。その後は立ち寄る人もなく、時間になり、Suさんと2人で撤収し、4933日目の抗議を終えた。
=====添付資料======
・原発週報2025.3.5-3.11.docx 編集:漆原牧久
・KI01-093 2025年3,11経産省前大集会.docx 編集:石上
=========今後の集会・行動等==========
◆3月14日(金) 17時~18時
経産省前抗議集会
主催:経産省前テントひろば 経産省正門前
◎ 経産省前の座り込み行動は、平日:12~16時(月~木)、13~17時(金)、土・日・休日:12 ~15時◎
◆3月15日(土) 14:00-16:45 小平中央公民館にて(オンライン開催も)
武藤類子講演会:『核融合・新型炉を考える-その実像・展望・課題』
◆3月19日(水)規制委員会抗議行動 12:00~13:00
◆3月21日(金)経産省前抗議集会 17:00~18:00
◆3月21日(金)首相官邸前(原発いらない金曜行動)18:30~19:45
◆3月26日(水)規制委員会抗議行動 12:00~13:00
◆3月28日(金)経産省前抗議集会 17:00~18:00
========【書籍紹介1】========
◎渕上太郎遺稿集 発売中
経産省前テントひろばで販売しています。
書名:「脱原発 経産省前テント ここに在り!」
発売元:情況出版 価格:1500円のところを500円
(投稿)
経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その238
原発の真実を知る国民! 愚かな原発回帰政策を推進する経産省・官僚・電力会社・原子力ムラ!~「東日本大震災14年・原発」(2月18日)世論調査から~
2025年3月10日 木村雅英
福島第一原発事故から14年、日本世論調査会が3月8日に原発に関する全国郵送世論調査の結果をまとめた。GX推進、第7次エネルギー基本計画と政府が愚かな原発推進政策に固執しているが、幸い多くの国民が真実を知っていることが分かる。全国の反原発運動や多くの訴訟は生きている。「今すぐ」「将来的に」原発ゼロ62%の声を生かし脱原発を実現しよう。
1 福島の復興が順調に進んでいない 50%以上
福島第一原発事故で避難指示を受けた区域では、復興が「どちらかといえば順調に進んでいない」が46%、「順調に進んでいない」が21%、総計67%が順調に進んでいないと回答。
原発事故で避難指示は受けていないが震災で被害に遭った地域では、復興が「どちらかといえば順調に進んでいない」が41%、「順調に進んでいない」が13%、総計56%が順調に進んでいないと回答。
2 廃炉作業や原発事故の現状に関心あり 77%
「福島第一原発の廃炉作業や原発事故の現状に「関心がある」が25%、「どちらかといえば関心がある」が52%、
3 政府や東電の廃炉作業や原発事故の現状を58%が評価していない
福島第一原発の廃炉作業に対する政府や東電の取り組みを評価しているが40%、「あまり評価していない」が46%、「全く評価していない」が12%。
4 福島第一原発が計画通りに廃炉できると思わないが 60%
福島第一原発が計画通りに廃炉できると思うは6%。
福島第一原発が計画通りに廃炉できると思わない人の40%が「デブリを取り出せても、安全に処分する方法や処分場所が見つかるとは思えない」と考えている。
5 処理水の海洋放出後、水産物への安全性を懸念しているが50%
懸念している13%、ある程度懸念している37%で、あまり懸念していないが35%、懸念していないが13%。
6 原子力規制委員会の審査に合格しても「深刻な事故が起きる可能性があると思う」が83%
福島第一原発事故のような深刻な事故が再び起こる可能性があると思うが83%、深刻な事故が起きる可能性はないと思うがわずか15%。
7 放射性物質が漏れる事故が起きた場合、安全に避難できると思わないが86%
全国の周辺自治体は国の支援の下で、事故を想定した避難計画を策定しているが、「安全に避難できると思う」がわずか12%。
8 東電が柏崎刈羽原発を再稼動させることに反対が54%
東電が柏崎刈羽原発を再稼動させることに賛成11%、どちらかといえば賛成33%、どちらかといえば反対39%、反対15%。
9 高レベル放射性廃棄物の最終処分の計画は安全だと思わない73%
高レベル放射性廃棄物の最終処分の計画は安全だと思うが24%。
10 最終処分の受け入れに反対が78%
最終処分場の調査にも受け入れにも賛成はわずか18%。調査賛成受入反対が38%、調査にも処分場の受け入れにも反対が40%。
11 将来的には原発をゼロにするが58%
原発の今後について、「今すぐゼロ」4%、「段階的に減らし、将来的にはゼロ」58%、「段階的に減らすが、原発を造り、一定数を維持する」30%、「新しい原発を造り、将来も積極的に活用していく」6%。
12 原発ゼロにする理由は再生可能エネルギー31%、事故を再び招く恐れが68%
原発を「一定数維持」の理由は「原発がなければ電気が十分に賄えないから」が80%。
13 原発の運転期間延長(40年=>60年)を支持しない67%
「運転期間延長を支持する」は30%
これらが、自公政権と経産省が進めている原発推進政策に多くの国民が不安を抱き反対の気持ちがあることを示している。私たちはより一層世論を喚起して脱原発を訴え続けよう。
【ネット署名】深刻な原発事故を起こした東京電力による柏崎刈羽原発の再稼動を許すな https://chng.it/hdF9YZcPgG
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔eye5917:250318〕