経産省前テントひろば、脱原発テント設置日(2011年9月11日)から1807日目(2016年8月21日)にテント強制撤去。2025年11月20日は、座り込み5,185日目。これは、マハトマ・ガンディー「非暴力、不服従」の実践です。
(注) 2025年8月から、土・日・休日の座り込みを、休みにしました。
◎「原発が軍事目標にならない」とは答えない外務省、柏崎刈羽動かすな 11月14日(金)(Km)
Szさんの「原発では明日がない」と「原子力発電NO」で抗議行動開始。
Kmから、斎藤美智子さんが昨年9月に亡くなったことを伝え、テント座り込み時での誕生会、斎藤さんに紹介された「隠される原子力 核の真実」(小出裕章、創史社)を3.11直後に販売。続いて経産省に向かってコール<脱原発、柏崎刈羽再稼働反対、命を守れ、地球を守れ、未来を守れ>。
Heさんが、立花氏批判とともに、関電の老朽原発稼働を批判し柏崎刈羽原発を再稼働するな。
Yoさんが、この日の院内集会「琉球弧の戦場化を許さない!11月行動」の報告、肝心の質問に対して官僚たちが持ち帰って後日国会議員に報告すると答えなかった。地震大国に原発は要らない、東京電力は柏崎刈羽を稼働してはいけない。
Kmから、この日の交渉で外務省は「原発が軍事目標にならない」とは答えることができなかった。玄海のドローン出現など当然の回答とは言えとても重要な回答。
Syさんが、請戸で魚を捕まえて放射線量を測定している、高い数値が出ている。ALPS水差し止め訴訟でロンドン条約違反、関係者のことわり無しの放出。来年1月に国・東電が答弁予定。年末に「初日の出」を見るバスツアーを計画している。
Skさんが、原発が止まらないのは原発が高度な科学的技術でそこそこの安全性が守られていて妥当との先入観、事故があったから相応の規制基準との先入観があるからと樋口英明さん。先入観にとらわれてはいけない。子ども甲状腺がん多発ほか事故被害が甚大。放射能被害にしきい値がないことは世界の常識。柏崎刈羽再稼働は新潟の問題でなく東電の電気を使っている都民の問題。能登半島地震が示す様に地震が起きれば避難できない。
Myさんが、「座り込め、ここへ」と「水に流すな」を歌い柏崎刈羽への花角知事の動きを心配する。その間にKmから再稼働阻止全国ネットワークニュースと柏崎刈羽再稼働反対オンライン署名のチラシを配布。
再度Syさんから、前日の福島原発行動隊が元原子力規制委員会の(Kmには、にっくき)田中俊一氏を招いた院内集会の概要報告、国会議員が参加し田中氏はアンチ原子力村と話していたそう。
Rnさんが、11月30日の青空川柳会で斎藤美智子さんを忍ぶ、田中正造カレンダーができた、高市政権が年明けに選挙か、スパイ防止法どころか改憲も心配。今日このあと「柏崎刈羽原発動かすな」官邸前行動がある、また明日土曜日午後に「琉球弧の戦場化を許さない!」新宿デモがある。
最後に<脱原発、柏崎刈羽再稼働反対、憲法九条実現、NoWar、NoBase、NoNukesコール>。
◎11月17日 (月) (保)
いつもの時間に事務所に着いた。プラスチックの箱の中にはノボリ旗しか入っていなかったのでバナー3枚などを入れ、旗竿6本を点検して台車に積み込んだ。お湯を沸かして魔法瓶に入れてCDラジカセと一緒に括り付けている所に早番のKuさんが来られた。
まだ時間的に早いので11時まで事務所でひと休み。経産省に向かう途中で木陰で休んでいたMiさんと共に経産省前に。皆でグッズを降ろしてセッティングを開始。二人は慣れたもので、私がのぼり旗を2本括り付けている間にバナー3枚と残りのノボリ旗4本のセッティングが終わっていた。時計を見たら11時35分。いつになく早く終えてビックリ。
早速、反原発ソングを掛けて通り掛かる人々にアピール。晴天で風も無く暖かい(26℃)ので通行人は多かった。その間にMiさんが皆に温かい紅茶とお菓子を用意してくださったので美味しく頂きました。
12時過ぎにきのう静岡集会に参加されていたHaさんから電話。「これからそちらに向かいます、着くには1時半になります」との事。「ここには4時までいるので急がないでゆっくり来て下さい」と伝える。集会の様子を聞くのが楽しみだ。
12時20分に遅番のOgさんが到着された。Miさんが早速、紅茶とお菓子を持って行かれた。12時半過ぎに通りかかった若い男性2人が「頑張ってください」と言ってカンパしてくれたのでビックリ。テントニュースを渡しながらお礼を言った。初めて通りかかったようだ。また来てくれるでしょう。大いに元気付けられました。
1時過ぎに不眠で体調を崩されていたSaさんが来られたので皆、ビックリ。相変わらず疲れている様子なので椅子に座って貰って話をした。相変わらず「2時間しか眠ることができない」との事。何もできないのが歯がゆい。持ち前の律義さで最後まで(事務所へのグッズの引き上げまで)付き合ってくれました。
Haさんらが1時半に到着された。今回も新しく描いてくださったバナーが経産省前テントひろばに寄贈されました。記念にバナーを拡げて写真を撮りました。後できのうの報告と一緒にテントメールに上げてくださるでしょう。楽しみです。
2時半に早番のKuさんが「鼻炎で調子が良くないので」と言って帰られた。薬を飲まないと鼻水がとめどもなく出てくるとのこと。飲めば止まる。厄介な病気である。私の場合は朝起きたときに鼻水が出てきて毎日、10回以上、鼻をかんでいる。外に出ると時々しか出ないで済んでいるので問題なくて済んでいる。
きょうの参加者は合計で8名。最近にない多さ。明日から寒くなるとのこと。健康に気を付けて頑張りましょう。
◎11月17日 (月) (O・O)
◯平和と真逆の米国主導の和平計画
またしてもパレスチナ住民を無視。今回の安保理決議に、パレスチナ人の自決権を認めることも、イスラエルが占領を直ちに終わらせることも含まれていない。パレスチナ人への降伏勧告としか思えない。しかも、今回創設される、ガザを暫定的に統治する国際機関「平和評議会」のトップにドナルド・トランプ。米国の言いなりにならないベネズエラ、原油の確認埋蔵量が世界一のベネズエラに戦争を仕掛けている米国大統領がガザを統治するとは、倒錯にもほどがある。
◎11月18日(火) (高木)
いつものようにYさんと一緒に11時半まえに荷物を運び出し、二人で経産省前に向かった。11月の半ばを過ぎて、風が吹くと、時おりそれが冷たく感じる陽気となったが、無事に経産省前に着いて、椅子を並べて横断幕を張る。事務所にテーブルを忘れてきたことに気づいて、一人、事務所まで取りに戻り、それを自転車で経産省前に運んで行った。その時、そこには、Eさん、Oさんが座っていた。先日、知り合いから頂いた朝鮮人参風味の飴を座っている皆さんに配った。
この日、久しぶりに隅田聡一郎の「国家に抗するマルクス」を読み直す。この本には「政治の他律性について」という副題がついており、著者の隅田氏には「社会と政治」、「経済と政治」の関係について、マルクスを批判的に読み直す姿勢が強調されている。Yさんら3人が食事から戻ってきたので、自転車を事務所に戻してから食事をして再度、Iさん、Eさんの座る経産省前に戻ると若い女性が私たちの座り込み抗議行動に関して質問をされていた。彼女は今年の4月に地方から上京され、都内での政治活動に関わっているようで、暇をみては街頭行動に参加しながら、それらをレポートしようとしているそうだ。テントニュースを渡して、経産省前テントひろば設立からの経緯を説明してあげた。
その後、3時過ぎになると少しだけ雨が降り始めたが、たいしたことなく4時に撤収した。
◎11月19日(水) (e_ooga)
今年一番の寒さということだったが、そう寒くはなかった。風がない。気温16℃。湿度20%弱。食事に行く男性がバナーを見て「あっこれは風神だ」などと同僚と話しながら通った。その声に私たちが応えて、「見てくれて嬉しいです」というと、にっこり笑ってくれた。
高市発言と中国の制裁が激しくなっているが、レアアースなどを輸出しないなどとなったらどうするのか。中国の大阪総領事の発言に日本側は激怒し「謝れ」と言っているが、問題は「きたない言葉」にあるのではなく、高市が中国・台湾関係に言及し「中国が台湾に対して戦艦を使って、武力行使したら、それは日本有事になって、存立危機事態になるから、日本は武力で戦う。防衛出動する、戦争する」と言い切ったことにある。高市はそう考えているわけで、本当に危険だ。
今日は、終日、当番と雀だけ。雀について気が付いたこと。お米撒きおじさんが交差点の方から近づいてくると雀さんがお出迎えのようにおじさんの周りを飛んだ。おじさんがポストのところでお米を撒き、立ち去ろうとすると、数羽が「もっとください」的におじさんの周りを飛んだ。要するに、雀はおじさんの存在を認識しているということ。いまさらながらの「発見」だ。
小学生の集団が通り、こちらに向かって「こんにちは」と声をかけてくれた。こちらが「こんにちは」と応えるたけで、あっという間に過ぎて行ってしまった 。
◎11月20日(木) (M.U)
11:45頃、交差点に着き、Inさんと2人で設営を始めると、国会方面からInさんとKaさんが現れた。お2人は、午前中憲法審査会を傍聴していたという。KaさんもYoさんの指導のもとに設営に加わり、設営を完了。
いつもの反原発ソングを流しながらYoさんが持参した新聞を読む。新聞は1面で「明日、花角知事が柏崎刈羽原発再稼働に同意を表明する見込みだ」と報じている。とんでもない話だ。テーブルの前に男性が立ち止まったので、声をかけると、「神奈川県から原発事故避難対策の強化を求める政府交渉に来た」という。チラシセットを渡すと、「政府の避難計画は絵空事だ、日本でもチェルノブイリ法を是非とも作らなければいけない」と言って、国会方面に向かった。
Inさんが信号待ちの人たちにリーフレット配布を試みると、10人程の人たちが受け取って行ってくれた。13:50 Hoさん参加。14:15 Okさん着。14:50 Suさん、Taさん着。そこに毎日新聞のKuさんが通りかかったのを元同僚のSuさんが見つけて声をかけ、ひとしきり立ち話をして行った。私が「11月25日に柏崎刈羽原発再稼働阻止の新潟県庁包囲行動に参加する予定だ」と話すと、Taさんはカンパをくださった。しっかり抗議をして来たいと思う。時間になりSuさん、Taさんと3人で撤収し、5185日目の抗議を終えた。
=====添付資料======
・原発週報2025.11.12-11.18. 編集:漆原牧久
=====今後の集会・行動等==========
◆11月24日(月)東海第二原発廃炉デー大集会 13:30~16:05
◆11月25日(火)人間の鎖で新潟県庁県議会を包囲しよう 11:00~
◆11月26日(水)原子力規制委員会毎水曜昼休み抗議行動 12:00~13:00
◆11月28日(金)JKS47月例祈祷会 14:30~16:00
◆11月28日(金)経産省抗議行動 17:00~18:00
◆12月30(火)~1月1日(木)「学び、遊び、つながる 請戸川河口テントひろば」主催バスツアー実施 申込は杉山さんまで
========【書籍紹介1】========
◎渕上太郎遺稿集 発売中
経産省前テントひろばで販売しています。
書名:「脱原発 経産省前テント ここに在り!」
発売元:情況出版 価格:1500円のところを500円
(転送者付記)
《オンライン署名にご協力ください》柏崎刈羽を動かさないで!
電力消費地域に住む私たちは東電柏崎刈羽原発の電力は要りません。
東京電力による柏崎刈羽原発6号機の再稼働を止めてください。
【署名サイト】https://x.gd/Is1fi
【要請文】
原発の稼働は私たちの命と暮らしを脅かします。2011 年の福島原発事故後、東日本では原発電気なしで過ごしてきました。ですから私たちに原発電気は要らないのです。
柏崎刈羽原発で発電される電力の消費地域に住む私たちは原発の電気は要りません。
柏崎刈羽原発の再稼働を止めてください。
以上
〈出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net//
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