4月26日
小沢無罪判決:歴史的な日
小沢判決:歴史的な日と思う。日本が法治国家、民主国家としてぎりぎりの所で踏みとどまった日である。国民は長期にわたる自民党と決別し民主党を選択したが、旧勢力は中心人物の小沢・鳩山を潰すことにより、改革の道を阻止した。その中で小沢潰しは最たる物である.検察の仕掛け「小沢有罪」の脅しで小沢氏の政治的基盤をそいだ.米国と強い結び付きをもってきた検察は、対米自立を模索する政治家を起訴という手段によって潰すのは戦後一貫した流れである。今回は検察に加え、裁判所内部でも検察審議会に関し不透明な動きが出た。それだけに、日本が法治国家すらくずされるぎりぎりだった小沢氏の動きを封ずることによって菅、野田、前原、岡田、仙石等の面々は、自民党時代でも躊躇した属米路線、大企業への服従路線を進めた。小沢無罪により全てが解決したわけではない。しかし「小沢有罪」の脅しによって、民主党議員が全く良心的に動けなかったジョウバクを解かれた意義は大きい。勿論無罪判決で全てが解決された訳ではない。改革を恐れる旧勢力は全力で再度立て直して、激しく迫って来るであろう。しかしこれからは政治の世界での戦いである。民主党議員が初心に戻り、自らの良心に適う政策と政治体制を追求されることを心より祈念する。
4月25日
活断層の真上に原発
再稼働:再稼働に最も熱心なのが敦賀市。25日NHK「専門家は敦賀原発2号機から西に150M離れた地中を走る亀裂に、”活断層の可能性。敷地内走る浦底断層という活断層と連動し、地震の揺れ想定より大の可能性”。国の耐震設計指針は活断層の真上に原発の重要な設備を設置することは想定」
米国は宗教国家。最貧困層もここで救済
米国社会:或る教授の話「米国は宗教国家。最貧困層もここで救済されるシステムがある」。過去赴任のウズベクではマハラという村社会が救済。従って苛酷な新自由主義でも人は救われる。日本は宗教・共同体の救済が崩壊しただけに、米国流社会導入では悲惨な状況が出る。
20人の職を見つけてくれたオバマ
Rall(漫画):職の創設者。オバマ大統領のコロンビア公式訪問中、オバマ大統領の警護官達が約20名の売春婦をもてなした。その職をここ米国で創設しなかったことが残念。漫画に売春婦達の会話”とうとうオバマは20人の職を見つけてくれたのよね。でもコロンビアでなのよ”
CIAとつながるとされるカーチェスは日本国内闊歩
CIA:米国ではCIA工作員を暴露することは罪。何故なら工作対象国では時により殺害される。不思議な国日本はCIAとつながるとされるカーチェスは日本国内闊歩。総理等の有力者の間を渡り歩く。米国情報機関と特別関係ありそうな日本人は政、官、財、マスコミ、学の分野で各々偉くなる
「オスプレイ 7月普天間配備検討
普天間:25日「オスプレイ 7月普天間配備検討 米、日本側に伝達か」。一方宜野湾市は配備反対市民大会を6月17日に決定。宜野湾市長は沖縄防衛局長が介入してまで自民系の佐喜眞市長を当選させた。しかし、今、宜野湾市長は配備反対市民大会の先頭をきっている。地元無視、県民反発益々強固に
竹崎最高裁長官とCIA協力者の接点
裁判所:経歴見るとおや。竹崎 博允最高裁長官。48年ぶり最高裁判事経験せず最高裁長官。最高裁事務総長経験。70年 コロンビア大学ロー留学。俗称CIA協力者カーチス69年コロンビア大助教授。両者の接点必然。88年矢口最高裁長官の命で特別研究員としてアメリカへ派遣。
自称右派の最大の欠点
尖閣:自称右派の最大の欠点は「敵」の行動を甘く見る点にある。中国が軍事展開したら自衛隊対応出来ない。米軍でない。敵に実質甘いのが右派。25日読売「石原知事、尖閣上陸許可を首相に直談判へ。知事の周辺は”遅くとも今年夏までに同諸島に上陸し、現地調査を実施したい”」煽るに政治メリット
米国と小沢判決
岩上安身氏:26日7時以降に取材に来ます。CIA協力者と言われるカーティスが”小沢裁判、判決結果とその衝撃”と題し講演予定なら、私達も当然、「米国と小沢判決」に言及しないわけにはいかないでしょう。無罪になって空振りが最高のシナリオ。いずれにせよ東アジアの安全に言及するでしょう
裁判と米国
裁判は三権分立の原則で行政権から中立と思っている。当然、米国の干渉から独立と思っている。しかし、歴史を遡れば、米国が明確に介入した証拠のある事件がある。小沢事件判決を前にその事実を知っておこう。1959年3月30日、東京地裁(伊達裁判長)は、「日本政府の米軍駐留許容は、憲法の戦力保持禁止にあたり、違憲である」との判決。マッカーサー駐日大使が、藤山外務大臣に最高裁への跳躍上告を促す外交圧力、さらに、最高裁長官・田中と密談。1957年1月30日、薬莢を盗む目的に演習地内へ不法侵入した日本人主婦にジラード二等兵が発砲、主婦が即死。ジラードへの処罰を最大限軽く(殺人罪でなく傷害致死罪で処断)することを条件に、身柄を日本へ移すという内容の密約が日米間で結ばれていたことが、1991年に米国政府の秘密文書公開で判明。小沢事件では米国ここ数年同氏の政治的影響力剥奪を狙って工作とみられる
4月24日
クロウリーファイル
カーティス:ウィキペディア「中央情報局の情報提供者として名指しされてる。上級オフィサー・クロウリーの協力者一覧「クロウリーファイル」に名が掲載」クロウリーはDeputy Director of Clandestine Operationsであったという説がある。
ここまで日本は馬鹿にされてる
小沢問題:これは一体何だ。26日有罪なら、日本司法含め完全に米国支配を示す。カーティスはCIA要員との噂。ここまで日本は馬鹿にされてる。天木真人のブログ「日本外国特派員協会。小沢判決が下された直後の26日の午後にカーティスの”小沢裁判、判決結果とその衝撃”と題する講演予定」。
腐敗は中国幹部に共通
中国:次期政権の有力幹部であった薄煕来(元重慶市市委書記。元国務院副総理薄一波の子)の処分を受け、彼の腐敗暴露が続く。問題はこうした腐敗は中国共産党有力幹部に共通の行動。23日NYT「彼一族の富(妻、ハーバード留学中ですでに起業の息子を含む)は1億6千万ドル以上と推定される」
尖閣、「棚上げ」という合意すら無しとする危うさ
尖閣:昨日TBSラジオで議論し思ったことは、米国を始め世界中が尖閣は日中間の係争地で、米国を含め世界中が中立、日本の立場を支持するという姿勢をとってない中、日本だけが「これは俺の物。争点まったくなし」としている危うさです。そして「棚上げ」という日中間の合意すら無しとする危うさです
鳩山グループにイラン問題の説明に
鳩山グループ:明日、鳩山グループにイラン問題の説明に行きます。2010年3月「普天間の県外移転をがんばるべきだ」と鳩山氏に官邸で説明してから初めての説明になります。基本はSPAインタビューのライン。
尖閣:米国は領有権問題で中立
尖閣:TBSラジオ終える。カンニング竹山氏「日中双方に主張がある。この中、紛争を起こさないことが最重要。棚上げもその一手段」という論点を正確に理解。ただし中国専門家・富坂聡氏は「尖閣は係争ではない」。通常紛争があれば、第三者が客観的に事態を解る時がある、米国は領有権問題で中立、それを参考なら「日本の領有に何等問題ない」という情勢判断は間違っている。しかしこれが政府の方針。日本の国内では相手国の主張、軍事を含め相手国の選択肢を全く考えずに「日本の物」と主張し行動でいいというのが大勢。火傷するまで解らない.危機の想定が出来ない。原発と同じ
孫崎享氏のツイットhttp://twitter.com/magosaki_ukeru
を許可を得て転載。孫崎享氏は元外交官・元防衛大学校
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
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