2012年7月28日(土) 【TMM:No1533】-4つの情報をお知らせします
                          転送歓迎
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 ★1.『ストップ伊方原発再稼働 とめよう大飯原発
    8・19松山行動 in 愛媛』~中村愛媛県知事に’イエローカード’を!
                          堀内美鈴(原発さよなら四国ネットワーク)
 ★2.希望と絶望の交錯する今  声を上げることの意味を考える(上)
    -原発やめても電気は大丈夫、関電も東電も大丈夫。
                    山崎久隆(たんぽぽ舎)
 ★3.規制委人事に民主からも異論 「原発反対派いない」
 ★4.<テント日誌7/27(金)―経産省前テントひろば 321日目※>
    官邸前で規制委人事案撤回!原子力ムラNO!を力強くアピール
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 ◇7月29日(日)『7.29脱原発 国会大包囲』
  ☆集    会:15:30~16:30 日比谷公園中幸門(日比谷公会堂裏)
  ☆デモ出発:16:00ごろ
  ☆国会包囲:19:00~
    主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も構成団体です)
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 ┗■1.『ストップ伊方原発再稼働 とめよう大飯原発
  |  8・19松山行動 in 愛媛』~中村愛媛県知事に’イエローカード’を!
  └──── 堀内美鈴(原発さよなら四国ネットワーク)
◆8月19日(日)「原発いらん!」
  みなさん、大挙して松山に押し寄せてください
 『ストップ伊方原発再稼働 とめよう大飯原発 8・19松山行動 in 愛媛』~中村愛媛県知事に’イエローカード’を!
 日時:8月19日(日)
  場所:愛媛県松山市堀之内公園ふれあい広場 (愛媛県松山市堀之内)
  主催:伊方原発の再稼働を許さない市民ネットワーク☆8・19松山行動 in 愛媛
      13:00~(14:30) 集会
      14:50~(16:00) デモ
 愛媛県庁・四国電力原子力本部をイエローカード(布など)をつないで包囲
      10:00~(12:30) 交流の広場 (会場・美術館講堂を開放します)
 音楽、イエローカード作り、ビデオ、休憩、交流など
  連絡先・問い合わせ siroimukugenohana@yahoo.co.jp
           TEL/FAX 089-964-8216  携帯 090-3783-7475(麻生)
 野田首相の「大飯原発安全宣言」のあと、停止している全国の原発再稼働の流れが一気に加速しようとしています。けれどもそれを跳ね返すほど、首相官邸前での抗議や10万人集会、全国各地の「再稼働反対」の市民の声は大きくなっています。四国電力伊方原発(愛媛県)は大飯に続く再稼働の最有力候補です。中村愛媛県知事に、四電原子力本部に、「再稼働反対!」「原発いらん!」「大飯の再稼働撤回!」「ノーモアフクシマ!」の大きな声を届けるために、メッセージの集会をもった後、県庁・原子力本部を’イエローカード'(布など黄色いものなら何でもOK)をつないで包囲します。音楽など、熱いリズムと思いを込めてアピールしてくださる皆さまの参加を心よりお待ち申し上げます。
  この集会は、参加者のカンパと賛同金だけで準備を進めています。「8・19松山集会」が、全原発の再稼働阻止・廃炉へ向けた一歩になれるよう、スタッフ一同、頑張ります!皆さまのご支援をどうぞよろしくお願い申しあげます。
☆たんぽぽ舎では、伊方連帯ツアーを計画中です。近日、参加者を募集します。
  ぜひ、ご参加下さい。(柳田 真)
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 ┗■2.希望と絶望の交錯する今  声を上げることの意味を考える(上)
  |  -原発やめても電気は大丈夫、関電も東電も大丈夫。
   └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
 官邸上空、かなり高い空中から見た首相官邸は、多色の「組紐」に彩られているかのようだった。
  一人一人は見えないが、手に持つ様々なアイテムがきらきらと輝き、広がるバナーや旗が彩りを添える。時間が経つにつれて一つ一つの色は暗闇に沈みだし、街頭のオレンジ色と車のライトと時折きらめく携帯のフラッシュの光か、混じり合って重なる。
  最終的には複雑に混じり合った光の帯が、幾重にも首相官邸を包囲していた。
  広瀬隆さんらが乗り込んだヘリの空撮からは、誰が名付けたかアジサイ革命と呼ばれる、大飯原発再起動反対のうねりが何処までも続くのが見えた。
電力不足になるのか?-ならない!
 夏のピーク時に原発が動かなくても停電などしない
 誰が考えても全く意味がわからない大飯原発の再起動。夏のピーク対策などといっても、夏のピーク時に原発が動かなくても停電などしないことは既に分かっている。
  それでも国や電力は、電力不足で停電が起きれば病院や家庭療養中の人たちを中心に犠牲者が出ると言ってきた。再稼働をやむを得ないとする人の多くは、そのための再稼働と思っているだろう。しかし実際は電気が足りなくなることなど、あり得ない。
  また、日常的に停電は日本各地に起きている。大雨により洪水に見舞われた九州などの地域では数万件規模の停電が起きているし、復旧までに何日もかかっている。これら停電は予告なく起きているが、計画停電などは何時間も前に予告される。ハイリスクの人々への対策を、あらかじめ行う余裕はいくらでもある。過度の恐怖を煽るのは一種の「停電テロ」であろう。
  中部電力以西は、電力会社間の回線は太い回線で相互につながっている。電力会社が敷設した送電線もあるし、電源開発が敷設した送電線もある。最後まで残っていた四国と本州の間も、今では本四架橋や海底ケーブルなどが3回線引かれており、関西とも中部ともつながっている。
  仮に関電が足りなくなっても、他社から融通できる。だから関電以外にも節電要請をしていた。
  大飯原発3,4号機の発電電力量、264万キロワット程度は他社融通でいくらでもまかなうことが出来る。
  7月17日、大飯原発3号機が起動した後に、日経新聞などが、9電力で最も高い使用率を出したのは中部電力だと報じた。使用率は92%になっていた。そのときに関電の使用率は88%だった。
  中部電力は西日本で最も余裕があったはずなのにと思われる人も多いと思うが、これには原因があった。
  まず、新名古屋火力発電所(LNG火力2基 合計305.5万キロワット)の一部設備がトラブルを起こし36万キロワット分が発電できなくなった。
  もう一つは、関西電力に46万キロワットを応援融通として送電している。これが重なった。そのために使用率が90%を超えた。関電への融通をしていなければ、どちらも約90%になっていたと考えられる。(続きは、次号以降に掲載)
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 ┗■3.規制委人事に民主からも異論
  |  「原発反対派いない」
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  (2012年7月28日東京新聞より抜粋)
 (省略します―「ちきゅう座」編集部)
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 ┗■4.<テント日誌7/27(金)―経産省前テントひろば 321日目※>
  |  官邸前で規制委人事案撤回!原子力ムラNO!を力強くアピール
  └────(Y・T)
7月27日(金) 晴れ
  暑い中、テントは賑わっている。鹿児島から来られた方もいる。金曜行動は、いつもの主催者は29日(日)の国会大包囲に集中するとのことで今日の行動は取りやめとのことであったが、官邸前や経産省正門前、別館前ではそれぞれの行動が呼びかけられており、また金曜行動はもう人々の間に定着しているのか、早い時間からテントの前に集まったり、官邸前に向かわれる人は絶えない。今日は警察は12時過ぎから鉄柵バリケードの警戒態勢を築いているようだ。
 5時過ぎに官邸前に行った。既に多くの人々が集まっている。一番前まで進んだ。金曜日にここに立つのはもう6月上旬以来であろうか。低い鉄柵等によって囲いが作られている。
  5時半から 福島集団疎開裁判のアピールが森園さんや柳原弁護士などの人たちによっておこなわれる。福島では3割以上の子どもたちに甲状腺の健康被害の兆候が出ている中で、1審判決は年間100mmsv以下なら避難の必要なしという恐ろしい判決であった。県の医師たちも安心して大丈夫と主張し、山下俊一ははセカンドオピニオンの診察を受けさせないよう通達をしているという。現在、仙台高裁で抗告審が続いている。この日政府に「福島の子どもの集団避難の即時実現」を申し入れた。
  6時から規制委人事案の撤回を!原子力ムラから選ぶな!という緊急集会が開催された。
  福島瑞穂議員、山本太郎さん、福島から木田さん、椎名さん、森園さん、そしてたんぽぽ舎やテントひろばからも発言し、さらに福井をはじめ、各地から参加された多くの方が発言した。
 規制委の人事問題が原子力ムラの巻き返しと再確立、再稼働推進、福島切り捨てにつらなる重大問題であることを明らかにし、それを許さないという最初の大衆行動であった。多くの旗や幟や横断幕、大きなプラカードが立ち並び、集会の気運は高まった。テントのチラシも配布したが、テントを知らないという新しい人も多かった。
  人々の列は六本木通りの近くまで続き、3000名ほどに達していたであろうか。コールはずっと続いていたが、ただ警察による寸断や、勝手な別方向への誘導等が目につき、それをはね返す体制の必要をも感じさせた。
  この日は国会正門前でも抗議行動がおこなわれ、思う存分のアピールをしたそうである。経産省正門前でのF&Uさん主催の抗議行動は4~500名程にも達し、9時過ぎまで盛り上がっていた。別館側でも先週に引き続いておこなわれ、テントでは氷で冷やした水・お茶の補給活動をおこなった。
  永田町~霞ヶ関一帯で1万名近くに達したようだ。いつもの主催者が本日は実施しないと表明していたにも関わらず、ロンドンオリンピックの放映が一方で関心をかき立てているにもかかわらず、暑さの中これほどの人が自分の意志を表明するために集まってくる。
  29日の国会大包囲行動はどれほどのものとなるだろうか。(Y・T)
★7月29日(日)
   一票一揆 女が変える!政治もくらしも原発も
     14時 日比谷公園かもめ広場  女達のアピール/かんしょ踊り
     15時半 日比谷公園大集会へ合流  16時半 デモ出発  
      国会大包囲 キャンドルナイト 19時
※【お詫びと訂正】
  経産省前テントひろばの日数が、7月6日以来、1日ずれていました。
  7月4日 298日目 (7月5日 ナシ) 7月6日 300日とすべきところが299日となっておりそれ以降、すべて1日、日数が少なくなっています。
  お詫びするとともに、訂正致します。(本日は訂正された日数です。)
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◎メルマガ読者より、「経産省前テントに〔蚊帳〕を寄贈」とのメールをいただきました。
  ありがとうございます。たんぽぽ舎に届き次第、テントへ持って行きます。
                    【たんぽぽ舎メルマガ編集部】
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