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 イラク10: 「イラク戦争10年」イベント・キャンペーン
 イラク戦争を忘れない!二度と戦争に加担しないために
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【東京】開戦から10年 今、問う イラク戦争の10年と日本
 【日時】 2013年3月20日(イラク戦争開戦日)10時~17時30分
 【会場】 早稲田大学14号館(社会科学棟)
 住所: 東京都新宿区西早稲田1-6-1
 交通: 東京メトロ東西線、早稲田駅から徒歩5分
 副都心線 西早稲田駅から徒歩17分
 地図:http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html
 ◆ 入場無料、資料(実費)
 【主催】イラク戦争10年実行委員会
 http://iraqwar10.net
 【共催】早稲田大学平和学研究所
 【タイムテーブル】
 ◇ 全体会
 10:00-12:00
 スピーカー: アリ・マシュハダーニ
 (イラク/フォトジャーナリスト)
 ローズ・ジェントル
 (英国、「反戦軍人家族会」設立メンバー)
 孫崎 享さん  (日本/評論家、元外務省国際情報局長)
 ◇ 分科会
 13:00-14:30 ①イラク戦争と劣化ウラン
 ②ローズさんと語るイラク戦争検証
 15:00-16:30 ③アリさんと語るイラクの「復興」と現状
 ④イラク戦争と自衛隊、在日米軍
 ◇ まとめの会
 16:45-17:30
 各分科会からの報告を受け、イラク戦争10年を機に日本の私たちはどのよう
 に今後もイラクに、日本の問題に、世界にどのように関わっていくべきか、
 宣言文を作成し、発表する。
【主な内容】
 全体会 「イラク戦争の10年と日本」:
 イラク人ジャーナリストが観た戦乱のイラクの10年をアリさんに、戦争を仕掛け
 た国側でも傷ついたことをローズさんに、日米関係としての日本のイラク戦争支
 持を孫崎さんに語ってもらう。イラク戦争10年実行委員会も、イラク戦争の国際
 的な影響や戦争検証の必要性・意義について、議論に加わる。
分科会1:福島第一原発事故以後、日本でも大きな関心を集めている、放射性物
 質の人体への影響。イラクでは何が起きているのか。日本が学ぶべき
 教訓やイラクのために何ができるか等。
 分科会2:イラク戦争で英軍兵士だった息子を亡くしたローズさん。当時のイギ
 リス政府の責任追及する彼女の話を聞きながら、日本でのイラク戦争
 検証についても論議する。
 分科会3:インフラや社会サービス等が徹底的に破壊されたイラクの状況を、イ
 ラク人ジャーナリストのアリさんに聞き、改善されない人々の生活を
 再建するために、本当に必要な支援とは何か、日本のNGOと語り合
 う。
 分科会4:イラク戦争と在日米軍や自衛隊の具体的な関わりについて。沖縄の海
 兵隊は本当に日本を守るために駐留しているのか。米軍犯罪へのイラ
 ク・日本両国の対応の違いは?等。
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 ・アリ・マシュハダーニ
 1969年、イラクのラマディに生まれる。フォトジャーナリスト(TV &報道写
 真)。ロイター通信社、BBC、NPRのカメラマンとしてアンバール、ティクリ
 ートの地域を取材・報道する。またアメリカのフロントラインのドキュメン
 タリー作品「Rules of Engagement」(2008年イラク・ハディーサで米海兵
 隊がイラク人24人を虐殺する事件を追った映像)の一部も担当。その他、
 中東地域の5社のテレビ、5社の新聞社にて特派員として活動。フランス
 文化センター、イラクシネマクラブ、ジャーナリスト協会、イラク写真家
 協会、イラクジャーナリスト連盟、アラブ写真家連盟に所属。
 ・ローズ・ジェントル
 英国の「反戦軍人家族の会」及び「イラク戦争反対キャンペーン」創設メン
 バー。2004年6月、イラク戦争従軍中に19才で亡くなったフシエル・ゴードン
 ・ジェントルさんの母親。息子の死亡から、イラク戦争反対の表明を始める。
 息子が亡くなった戦争には、大義もなければ法的根拠もないと議論し、トニ
 ー・ブレア元首相の責任を追及している。ジェントルさんは、イギリス軍の
 イラクからの撤退を求めるキャンペーンを展開するための軍人家族の会であ
 る「反戦軍人家族の会」を共同設立している。また、英国高裁および欧州委
 員会法廷においても訴訟を起こしイラク侵略に対する英国政府の決定に関す
 る調査を求めるキャンペーンを展開。その判決は、今年の後半まで持ち越さ
 れている。














