日本軍国主義による侵略戦争と植民地支配がアジア諸国の人々に多大の損害と苦痛を与えた歴史を深く反省し、非戦の誓いを堅く決意することは私たち日本人に課せられた歴史的使命であります。1995年8月15日に、村山富市首相が表明した「村山談話」は侵略戦争の反省と非戦の誓いを世界に闡明(せんめい)にしたものであり、私たちはこの談話の精神を継承し、未来に向けて発展させていく義務があると考え、2013年11月11日「村山談話を継承し発展させる会」を結成しました。
安倍内閣は集団的自衛権の行使容認に向けて、政府の憲法9条解釈の変更など姑息な手段を使い始め、さらに歴代政権が継承してきた日本の戦争責任を明確にした村山首相談話をも改訂の視野にいれるなど暴走に歯止めがかからなくなってきました。国家の命運がかかる危うい時代に際して、私たちは村山談話の意義をあらためて確認し、後世にこの談話の精神を伝え、日本が憲法の根幹である非戦・平和国家であり続けるための多彩な活動を展開していきたいと考えておりますが、そのための第1回公開研究会を2014年1月19日(日)14時から下記の要領で開催いたします。御多忙中大変恐縮ですが、万障お繰り合わせのうえ、ご出席くださいますようお願いいたします。
記
◎日時 2014年1月19日(日)14時00分~17時00分
◎会場:明治大学リバティータワー3階・1031教室
(JRお茶の水駅下車or東京メトロ半蔵門線「神保町駅」下車)
◎主催:村山談話を継承し発展させる会(共同代表、浅井基文・浅野健一
天木直人・内海愛子・鎌倉孝夫・進藤榮一・高嶋伸欣・田中宏・山田朗など)
◎会場費:非会員1000円、会員500円(入会手続きは会場でできます)
プログラム
① 開会の挨拶 村山談話の会(略称)共同代表から
② 講 演 山田朗・明治大学教授 演題「村山談話の歴史的意義」
(山田教授が2013年9月に高文研から出版された「日本は過去とどう向き合ってきたか」の本を是非事前に読まれることをお薦めいたします)
③ 質疑・意見交換
☆連絡先 E-mail murayamadanwa1995@ybb.ne.jp