転送歓迎】『東電テレビ会議』上映会@山形・鶴岡でのご協力のお願い

著者: KIMURA Hideaki : 朝日新聞 特別報道部
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東電テレビ会議映像記録ですが、昨年の福島映像祭で記録映画として上映され、当日の入場を断るほどの盛況となりました。制作したアワプラが素材を貸し出しし、昨年から首都圏を中心に自主上映会が開催されています。

http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1664

2月15日には山形県鶴岡市 https://www.facebook.com/events/1408710499367164/

2月27日には東京・日比谷 http://2011shinsai.info/node/4992

3月15日には新潟県長岡市http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-251.html

公開を前提とせず、同時に絶対に公開しないと拒み続けてきたこの記録には、生々しい幹部のやりとりが記録されています。

政府、国会事故調でもこの記録が重要な切り札でもありました。報告書に数多く引用されている第一級の資料と言えます。

また、海水注入が遅れた、現地視察でベントが遅れたなど、マスコミを賑わせた論点は、実に政治的に作文された論点でしかないことも実感できます。

これを、私たち市民の手に取り返し、市民の手で事故の検証を進める材料を書籍という形で還せたことが、仕事としての意義であっただろうと個人的には考えています。

スローガン的に言うと、「科学を専門家から取り返せ」「ジャーナリズムを記者の独占にさせるな」という、いわば市民が主体となった活動の礎になれればいいと感じています。

少し長くなってしまいました。

さて、本日はご連絡したのは、この映像記録を鶴岡(藤沢周平の故郷ですね)で上映される主催者の方たちが、東北初の上映にふさわしく本物の映画館を借り切って上映しようと奮闘されておられます。私も一度足を運んだことがありますが、素晴らしい施設です。

http://www.machikine.co.jp/

解説に、私と、この記録を製作したアワプラの白石草さんが伺うことになっています。

そこで、「READYFOR!(レディーフォー)」というシステムを使って、運営資金の一部を集めたいのだそうです。

もしご趣旨にご賛同いただけましたら、ご協力をいただけましたら幸甚です。以下のアドレスから入れます。私はこういうシステムは初めてです。

https://readyfor.jp/projects/toden49shonai

よろしくお願いいたします。