たんぽぽ舎です。【TMM:No2296】
2014年10月3日(金)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.鹿児島現地から訴える ストップ!!川内原発再稼働
先月27日、木曽の御嶽山の大噴火、誰ひとり予知出来ず!(岩井 哲)
★2.927~928「川内原発再稼働を許さない共同行動」に参加して
相談会~交流会。全国からの参加者との距離が短くなったと実感
川内原発近くの砂浜に作られた「川内原発テント」を訪問
大袈裟でなく、今まさに、日本の歴史、人類の歴史の分岐点(松本英治)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
特別上映会「イエロー・ケーキ クリーンなエネルギーという嘘」
10月15日(水)10時30分~ 豊島北教会(東京・豊島区)
★4.新聞より
◇電力5社、相次ぎ停止 再生エネルギー新規契約
(10月1日 朝日新聞 名古屋 朝刊より)(見出しのみ)
◇九電が首都圏で電力小売り参入へ 千葉に大規模発電所
(9月30日 朝日新聞より)(見出しのみ)
◇川内再稼働、年明け以降に 九電、工事計画一部提出
(9月30日 共同通信より)
◇御嶽山噴火、水蒸気爆発の典型的な前兆あった レベル2出すべきだった
有珠山予知の学者が批判 (10月3日 東京新聞より)
◇有珠山抱える自治体では前兆現象=噴火の認識
(10月2日 室蘭民報より)
◇川内原発の火山影響 論議再燃 九電「3万年前、火災流到達」
(10月3日 東京新聞「こちら特報部」より)
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★5日(日)14時から[懇話会]<<木幡ますみさんを囲んで>>
テーマ:吉田元所長証言、汚染水、中間貯蔵地、福島県知事選挙 その他
参加費 800円 ぜひご参加ください!!
★6日(月)19時から[学習会]沖縄と原発 その共通点と今後の活動のヒント
お話:水沢澄江さん 参加費800円(学生400円)
開始少しまえ~現地DVD上映「辺野古・住民たちの抵抗と海上の闘いの今」
(両日とも、会場は「スペースたんぽぽ」です)
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┗■1.鹿児島現地から訴える ストップ!!川内原発再稼働
│ 先月27日、木曽の御嶽山の大噴火、誰ひとり予知出来ず!
└────(かごしま反原発連合有志 岩井 哲)
◎昨年11/20、小笠原・西之島近くに突如“新島出現”、その後成長
◎今年8/3、屋久島町・口永良部島の新岳が突如噴火、現在も噴煙
今回の御嶽山噴火についての政府筋のコメント
★小渕経産相:「火山対策も含めて、世界で最も厳しい新規制基準に適合
した」・・ウソばっかり。火山対策は元々抜けており、パブコメ後も
完全スルー。
★菅官房長官:「川内原発は火山が(周囲に)あって、火砕流がそこまで
行かないことは明快。全く心配ない」・・なぜ「明快」なのか、
まったく根拠不明。
★田中俊一原子力規制委員長:「水蒸気爆発と大噴火を一緒にするのは
非科学的」・・爆発の種類の違いをいくら語っても、噴火は噴火、
被害は被害。
そもそも、「火山学」に何の知見もないエセ科学者の逃げ口上。
火山噴火について、九州電力のコメント
★九州電力:「噴火は監視出来る」「噴火の兆候があれば核燃料を外へ
運び出す」・・監視は出来ても「予知」は困難。冷やしてから運び出す
のに数年かかるというのに、分かるのは早くて数日・数時間前らしい。
どこへ持って行くかもあてはない。出来もしないタワゴトはやめてくれ。
予知連・藤井会長のコメント
★藤井会長:「予知連に予知しろと言われても術(すべ)がない」「規制委
に予知する術があるとも思っていない」・・日本最高の火山学者の集まり
が「予知連」、その「予知連」がお手上げ状態。まして「お手上げ予知連
」にダメを出された規制委が、何を言っても、空しい。今や規制委員会は、
原発「推進委員会」!
動き出した「中央構造線(=日本最大の活断層)」、
その先端が川内原発まで伸びている。これを無視して、
原発再稼働は許されない!!
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┗■2.927~928「川内原発再稼働を許さない共同行動」に参加して
│ 相談会~交流会。全国からの参加者との距離が短くなったと実感
│ 川内原発近くの砂浜に作られた「川内原発テント」を訪問
│ 大袈裟でなく、今まさに、日本の歴史、人類の歴史の分岐点
└────(松本英治 神奈川県在住)
2014年9月27日(土)、鹿児島空港から川内市内へ向かうバスの中で、
<御嶽山噴火>(長野県と岐阜県にまたがる)のニュースがネットから飛び込
んで来ました。何の因果なのか?
川内原発の近くには桜島を始めとして火山が複数ある。今回、川内原発に行
く前の学習会で、何度、「火山噴火が原発事故の致命的な原因」になると聞い
たことか。
夕方から、再稼働阻止全国ネットワ-クの相談会。約200名が参加。再稼働
阻止のための意見が多数出されます。夜は交流会。やはり、直接、顔と顔を会
わせ、話し合う事が一番のコミュニケーションですね。全国からの参加者との
距離が短くなったと実感。
翌日28日(日)の午前中は、川内原発ゲート前抗議行動。約250名が参加。
「川内原発再稼働反対」のコールが何度も繰り返されます。広瀬隆さん(作家)
が持参した福島県の牛の特大写真パネル。牛には無数の白い斑点があります。
放射能で内臓がおかしくなった影響と考えられるとのお話。放射能の影響は牛
に留まらず、あらゆる生き物、勿論、ヒトにも。
その後、川内原発近くの砂浜に作られた、経産省前テントの兄弟分の川内原
発テントを訪問。テントを立てられた方々、そして、監視の為にテントにいる
方々の執念に深く敬服。
午後からは、鹿児島市内、天文館公園にて「ストップ川内原発再稼働!
9.28全国集会」約7500名の参加者。そして、約2時間のデモ行進。鹿児島
の人々に、全国の人々に「川内原発再稼働反対」を心の底から訴えました。
デモ終了後、木田せつ子さん(福島の女たち)が辻説法をすると聞き、天文
館の繁華街の一角に飛んで行った。福島の悲惨な状況を聞くにつれ、比喩でな
く、体が震える。いま現在、全く収束していない福島原発事故がある一方で、
川内原発の再稼働? 大袈裟でなく、日本の歴史、人類の歴史の分岐点に、今、
私たちは生きています。
ヒトとして、生物的反応として、殺されない為に、
脱原発しか選択肢はあり得ません。
最後に、今回の行動に対して、事務局宛てに、多数の方からカンパを頂き、
参加者は旅費の一部を援助して頂きました。ありがとうございました。
この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆特別上映会「イエロー・ケーキ クリーンなエネルギーという嘘」
日時 2014年10月15日(水)10時30分
参加費 無料(参加ご希望の方は電話またはメールでご連絡ください)
場所 日本キリスト教会 豊島北教会(東京都豊島区千早3-37-2)
交通 東長崎駅徒歩10分、千川駅徒歩10分
地図 http://toshimakitachurch.com/
主催:日本キリスト教会震災対策事務所、応援:スタジオGAYA
問合せ メール ishiyama.arch@setagaya-mura.net TEL 03-6319-8958
HP http://setagaya-mura.net/jp/news.html#140915-2
日本キリスト教会では、この10月に開催される大会(全国総会)で
「原子力発電に関する見解」(仮題)を採択しようとしています。
それに先だって、大会初日に、原子力発電について考える手掛かりとして、
2010年のドイツのドキュメンタリー映画“YELLOW CAKE THE DIRT BEHIND
URANIUM”を上映いたします。
この映画はウラン鉱石の粉末精製の問題を追ったドキュメンタリーです。
脱原発政策を打ち出したドイツから発せられる -決して声高にではない-
静かなメッセージに、ご一緒に耳を傾けたいと思っています。
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┗■4.新聞から
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◆電力5社、相次ぎ停止 再生エネルギー新規契約
(10月1日 朝日新聞 名古屋 朝刊より)(見出しのみ)
◆九電が首都圏で電力小売り参入へ 千葉に大規模発電所
(9月30日 朝日新聞より)(見出しのみ)
◆川内再稼働、年明け以降に 九電、工事計画一部提出
(9月30日 共同通信より)
九州電力は30日、川内原発(鹿児島県)1号機の再稼働に必要な工事計画
の補正書の一部を原子力規制委員会に提出した。ただ約2万ページのうち約
600ページにすぎず、残りや2号機分は予定していた9月末から遅れ、
10月中の提出になる見通し。工事計画の審査や地元同意の手続きにも時間が
かかるため、再稼働は年明け以降にずれ込む可能性が大きくなった。
規制委は川内1、2号機が規制基準に適合していると認めているが、建物や
機器の詳細な仕様を示した工事計画や、運転管理体制をまとめた保安規定の審
査を続けている。
◆御嶽山噴火、水蒸気爆発の典型的な前兆あった レベル2出すべきだった
有珠山予知の学者が批判 (10月3日 東京新聞より)
御嶽山噴火で、事前の警戒レベルを平常の「1」のままにとどめた気象庁に
対し、2000年3月の北海道・有珠山噴火を予知し、住民の被害を防いだ岡田弘
北海道大名誉教授(70)=火山学=は「水蒸気爆発の典型的な前兆現象がみられ、
レベル2に引き上げるべきだった。現地に密着した専門家不足」と批判した。
(中略)
レベル2に引き上げた場合、火口周辺への立ち入りが規制され、観光業へ影
響も予想される。「責任追及を恐れて、対策が遅れかねない。全国一律の
マニュアルではなく、地域の事情に応じて登山口に「地震が続いています」と
いった啓示を出す方法なども柔軟にとるべきだ」と提言する。(中略)
「気象庁は反省し、長年、毎日同じ山の顔を見ている専門家を育宛て、現地に
密着しないと活火山とは付き合えない」
◆有珠山抱える自治体では前兆現象=噴火の認識
(10月2日 室蘭民報より)
御嶽山(標高3067メートル)の噴火は、噴火警戒レベル「1」(平常)
の状態から噴火後にレベル「3」に上がり、警戒レベルの伝達・運用の在り方
に課題を投げかけた。同山と同じ常時観測が行われている活火山の有珠山(標
高733メートル)を抱える周辺自治体では、過去の噴火とその対策の経験か
ら共通の認識を持っているが、あらためて行政、住民が警戒レベルだけに左右
されない判断が求められている。(つづきは次のURLから)
http://www.hokkaido-nl.jp/detail.cgi?id=22237
◆川内原発の火山影響 論議再燃 九電「3万年前、火災流到達」
(10月3日 東京新聞「こちら特報部」より)
戦後最悪の火山災害となった御嶽山の噴火。この事態を受け、九州電力川内
原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働に懸念が高まっている。九電は観測強化
を主張し、政府は「再稼働には影響しない」と繰り返している。だが、九電は
3月、約3万年前に近隣の火山の噴火で、火砕流が川内原発の地点に及んでい
たとする試算を公表している。
今年3月、原子力規制委員会による川内原発の安全基準審査の会合で、ひと
つのヤマ場があった。九電が約3万年前に鹿児島県の姶良カルデラで起きた、
大規模な「破局的噴火」に伴う火砕流が、約50キロ離れた川内原発に及んでい
た可能性を初めて認めたからだ。(中略)
九電は「原発の運用期間中に(3万年前のような)巨大噴火が起こる可能性
は十分に低い」「火山活動の観測を強化する」と危険性を否定。原子力規制委
も、九電の判断を「妥当」と追認した。
だが、御嶽山の噴火後、この審査の結論を疑問視する声が高まっている。
(後略)
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