たんぽぽ舎です。【TMM:No2622】
2015年10月26日(月)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.不当判決!残念な判決 糾弾!
テントを撤去せよと1日2万円なにがしを払え・判決
今後、最高裁へ上告する 非暴力・不服従で闘う
柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.「事故が起きた場合に危険な原発をなぜ、動かすのだ!」
『放射能から命と国土を守り、平和憲法を守り活かす
情報発信No.49(10月23日号)』より
清水 寛(たんぽぽ舎会員)
★3.10/29「避難の権利」を求める全国避難者の会
設立記念集会 つながろう!はじめの一歩
~たしかめあおう足跡、そして未来へ~
宇野朗子 (福島市より京都へ避難中)
★4.新聞より2つ
◆原発避難 権利確立を 全国組織、29日設立集会
(10月25日東京新聞30面より)
◆10月26日の朝日新聞に意見広告(1頁)が掲載されました。
見出しと日程の紹介のみにとどめます。
『3・11のあと日本は、原発ゼロでやってきた。これからも。
原発は、安全で、一番安く、クリーン。これ、全部うそだ。』
小泉純一郎講演スケジュール
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※11月4日(水)2つの抗議行動にご参加を!
1.第16回九州電力川内原発再稼働をやめろ!九州電力東京支社抗議
日時:11月4日(水)17時30分より18時30分
場所:九州電力東京支社(JR有楽町駅前電気ビルヂング前)
主催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549
2.第26回東京電力本店合同抗議行動
東電解体!汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!
原発再稼働は日本を滅ぼす
日時:11月4日(水)19時より20時
場所:東電本店前(JR・地下鉄新橋駅徒歩5分)
よびかけ:経産省前テントひろば・たんぽぽ舎
賛同団体:東電株主代表訴訟など約122団体
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┗■1.不当判決!残念な判決 糾弾!
| テントを撤去せよと1日2万円なにがしを払え・判決
| 今後、最高裁へ上告する 非暴力・不服従で闘う
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
◎10月26日(月)東京高裁(3人の裁判官)は、多くの傍聴者の見守る中で、裁判長はた
った30秒位で「却下する」「費用は被告が払え」と述べてすぐ、3人揃って退廷した。
法廷(約100名)は、「不当判決だ!」「判決の理由をいえ」の怒りの声が一斉にあちこち
からおこった。かなりの時間、抗議活動が法廷内で続いた。
◎東京高裁(地裁も同じ建物)の門の外では、多くのノボリ旗を立てた支援者(約100名)
が不当判決糾弾!再稼働を許さないぞ!テントを撤去させないぞ!テントを守るぞ!非
暴力・不服従で闘うぞ…と声を上げた。
◎そのあと、衆議院第2議員会館会議室で報告集会が開かれた。主な発言者は、テント
応援団の鎌田慧、河合弁護士、正清太一、淵上太郎、福島の女たち(橋下あき、渡辺み
よ子)、佐藤弁護士、大口弁護士。
◎テントを全力で応援してきた・たんぽぽ舎として柳田も発言し、3点を述べた。
第1、残念な判決だ。予想よりひどい中味だ。せめてお金ゼロにすればいいのに。
日本の司法(裁判所)のひどさ、本質が出た判決だ。
第2、テントは4年1ヵ月=1500日がんばって闘った(英雄的な闘い)。
公有地にテントを建てて闘う実例をつくった。全国へ広めた。(石川県でのテ
ント、富山県地裁前でのテント、福岡九電前のテント、鹿児島県川内原発海岸のテント
、沖縄のテントなど)
そして、公有地にテントを建てる理由は、憲法21条の「表現の自由」であり、
かつ、国民の持つ抵抗権だと、2つの面で理論づけた(内藤教授)。この意義は大きく広
い。
第3は、テントはたんぽぽ舎と共に、原発再稼働阻止全国ネットワークを3年前につ
くり、2年前には東京電力本店合同抗議(毎月第1水曜日に東電本店抗議行動)をつくっ
た。この2つの重要な組織と闘いは反原発運動の中で今、大きな役割を果たしている。
テントを撤去させない、さいごまでがんばってねばりづよく闘おう。
☆当日のもようは、「テント日誌」に詳細が載ります。ご参照下さい。
☆(補足)…1日2万円なにがしゆえ、1500日をかけると、3500万円くらいになる見通し
と弁護士は語りました。
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┗■2.「事故が起きた場合に危険な原発をなぜ、動かすのだ!」
| 『放射能から命と国土を守り、平和憲法を守り活かす
| 情報発信No.49(10月23日号)』より
└──── 清水 寛(たんぽぽ舎会員)
事故が起きた場合に危険な原発をなぜ、動かすのだ!
-安倍自公政権を倒し、エネルギー基本計画を変えよう-
◯事故が起きた場合に危険な原発をなぜ、動かすのだ!
全ての原発が停止していた1年11カ月、電気は足りていたにも拘らず、火山や地
震の心配にも拘わらず、規制基準の適合を受けて、九電は2機も再稼働を強行した。
田中規制委員長は「規制委は再稼働するかどうかについては判断しない」「規制基準
の適合性審査であって、安全だとは言わない」「絶対安全、ゼロリスクではない」との
趣旨の発言を繰り返している。
エネルギー基本計画においては「原子力規制委員会により世界で最も厳しい水準の規
制基準に適合すると認められた場合には、その判断を尊重し原子力発電所の再稼働を進
める」と記されている。
福島第一事故は収束していなく、4年経過しても11万人が避難しており、住める土
地を失い、汚染水はコントロールできず漏れており、放射能により被害も出てきている。
原子力を推進する連中は安全ではないのに、命よりも金が大事なのだろうか。
◯安倍総理は「世界で最も厳しい日本の原発安全基準」と国民をだましている
日本の原発基準は欧州の原発基準より甘い。「欧州の原子炉核容器の防護壁は二重
に対して、日本は一重である。欧州ではフィルターベントは標準装備だが、日本はそ
うでない。メルトダウンに備えるコアキャッチャーは欧州にはあるが日本にはない。」
(テレビ朝日・報道ステーション、2014年7月25日)
安倍総理は、2013年9月7日、2020年のオリンピック開催地を決める時に「汚染水
はコントロール下にある」とウソをついたが、今度は「世界で最も厳しい日本の原発
安全基準」と大ウソをつき国民をだましている
◯原発なくても電気が足りているのに、なぜ原発を再稼働するのか
原発の再稼働は、安倍自公政権が2014年4月11日、原子力発電所の再稼働を進
める方針などを明記した「エネルギー基本計画」を閣議決定に基づいている。
安倍首相は原発依存度を「可能な限り低減させる」としながらも、原発は「重要な
ベースロード電源」と位置づけ、3年前の原発事故以前と同様に活用していく姿勢を
強調していた。この姿勢の背後には核武装の意欲が隠れている。
原発の再稼働を止めるには、総がかり行動を強力なものにして、安倍自公政権を倒
し、まず、このエネルギー基本計画を変えさせることである。
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┗■3.10/29「避難の権利」を求める全国避難者の会
| 設立記念集会 つながろう!はじめの一歩
| ~たしかめあおう足跡、そして未来へ~
└──── 宇野朗子 (福島市より京都へ避難中)
東京電力福島原発事故は、未曾有の放射能汚染を引き起こし、福島県のみならず、
東日本の広範な地域が影響を受けました。
事故から4年7か月、けれどもこの国の政府は避難を福島だけの問題にし、「原発事
故子ども・被災者支援法」を骨抜きにして、「避難の権利」をないがしろにしてきまし
た。避難指示解除・賠償打ち切り・帰還政策が、当事者不在のまま進められて行って
います。
それは大勢の避難者の生活破壊を引き起こしながら、〈被ばくか貧困か〉の選択を強
いること。私たちは決してそれを望みません。
「被ばくなき居住」「貧困なき避難」は、私たちの生きる権利であり基本的な人権で
す。
「避難の権利」保障を求め、全国避難者の会を設立します。一人一人の力は小さく
ても、つながることでできることがきっとあります。
全国の避難者の皆さん、避難後帰還をした皆さん、手をつなぎ、私たちの声なき声
を形にしていきませんか?
設立記念集会 つながろう!はじめの一歩
日 時:2015年10月29日(木)13:30から16:30(13:00開場 12:55から入館証配布)
会 場:参議院議員会館 101会議室
内 容:設立宣言 ~ 説明会
リレートーク ~知ることからはじめよう~
ディスカッション ~はじめの一歩~
定 員:100名
申込み:こくち~ず、メールまたは FAX のいずれかでお願いします
こくち~ず https://ssl.kokucheese.com/event/entry/346227/
メール hinannokenri@gmail.com FAX 011-398-9769
「1029申込み」と件名を入れ、
1.お名前(ふりがな)
2.お住まいの都道府県(避難者の方は避難元→避難先、帰還)
3.メールアドレスまたは電話番号
4.メッセージ をご記入ください。
主 催:「避難の権利 」を求める全国避難者の会
問合せ:080-1678-5562 中手
費 用:資料代として500円(未成年は無料)
▲準備会のブログもご覧ください
ブログにて最新情報等の更新がごらんいただけます。ぜひご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/hinannokenri/
〇会に設立時会員として加入されたい方々へ
まもなく入会申し込みのご案内が出来るようになります。
避難者・帰還者の方々はぜひブログ等をご覧ください。
また、hinannokenri@gmail.comにメールいただければ、準備が整い次第
ご案内します。
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┗■4.新聞より2つ
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◆原発避難 権利確立を 全国組織、29日設立集会
東京電力福島第一原発事故の避難者らが「『避難の権利』を求める全国避難者の会」
を結成し、29日に東京で設立集会を開く。強制避難と自主避難の壁を越え、全国に散
らばった避難者のネットワークをつくり、政府や自治体に、避難の権利を保障する立法
や支援策を求めていく考えだ。
「さまざまな避難者に呼び掛けが伝わる工夫を」「住宅支援問題の取り組みは外せな
い」
7日夜、札幌市のアパートで福島市から妻子と自主避難した介護サービス業中手聖一
さん(54)が、インターネット電話「スカイプ」で設立準備会の会議に臨んでいた。
準備会メンバーは、福島県やその近隣から避難し、10都道府県で暮らす約15人で、
今夏ごろから話し合いを重ねてきた。この夜も活動方針や入会方法など、会議は3時
間を超えた。
同会が求める避難の権利を、中手さんは「避難する人もとどまる人も、自分の意思で
選択できるよう等しく支援を受けられること」と説明する。
政府は住民が帰還できる環境が整ったとして、これまでに福島県楢葉町などの避難指
示を解除。放射線量が高い帰還困難区域以外の他の地域も2017年3月までに解除する方
針だ。福島県も自主避難者に対する住宅無償提供を同じ時期に打ち切ることを決めてい
る。
こうした状況に中手さんらは「避難の権利が切り捨てられようとしている」と危機感
を抱き、政府と交渉できる全国組織が必要と考えたという。
会では、避難の支援や健康診断の充実を政府に求めていくとともに、避難者の実態把
握などにも取り組む方針だ。強制避難、自主避難にかかわらず入会でき、被災当時、ど
こにいたかも問わない。経済的な理由などで帰還した人も参加可能だ。
避難者が抱える課題は一人一人異なり、行政からの支援にも格差がある。避難指示の
解除により、自主避難の立場に変わる人が増える可能性もある。
福島市から京都府木津川市に家族で避難し、中手さんと共に共同代表に就任予定の宇
野朗子(さえこ)さん(44)は「お互いに理解して支え合い、分断を乗り越えたい」と話し
ている。問い合わせは、中手さん、電080(1678)5562。
(10月25日東京新聞30面より)
◆10月26日朝日新聞に意見広告(1頁)が掲載されました。
見出しと日程の紹介のみにとどめます。
『3・11のあと日本は、原発ゼロでやってきた。これからも。
原発は、安全で、一番安く、クリーン。これ、全部うそだ。』
小泉純一郎講演スケジュール
・10月29日(木)14時より「ストップ大間原発、大いに語る!」
~日本の歩むべき道~
函館国際ホテル「天平の間」 入場料800円(予約不要)
・11月11日(水)15時30分より「日本の歩むべき道」
静岡県コンベンションアーツセンター「グランシップ」
入場料1000円 定員800名
広告主:一般社団法人自然エネルギー推進会議
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