たんぽぽ舎から TMM:No270

たんぽぽ舎です。【TMM:No2702】
2016年2月9日(火)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.東京電力は福島第一原発事故の責任をとれ!
3月10日(木),11日(金)追悼と東京電力本店抗議
柏崎刈羽原発再稼働するな!汚染水止めろ!
第30回東電本店「連続」合同抗議のご案内
渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.5つの団体が「たんぽぽ舎」へみえました
(「現代思想社」の解散にともなって)
柳田 真(たんぽぽ舎)
★3.東京で相次ぐ地鳴りの報告 地震の前兆? 飛行機の音?
「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその137
島村英紀(地震学者)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆2/17(水)「電力自由化と原発再稼働~甘利明の汚れたカネと
ソフトバンクの裏切り」 ゲスト:広瀬 隆(作家)
主催:自由報道協会 会場:ネイキッドロフト
★5.新聞より
◆命が軽んじられている 九電免震棟撤回
(2月8日東京新聞「社説」より)
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脱原発川柳 【原発で 亡ぶ日本に 誰がする】  乱 鬼龍
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※2/12(金)高浜原発再稼働やめろ!関西電力東京支社前抗議アピール
日時:2月12日(金)17:30より17:45
場所:富国生命ビル前(地下鉄内幸町駅A7出口すぐ)
よびかけ:たんぽぽ舎
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※2/12(金)首相官邸前抗議-第183回
高浜原発3号機、1月29日再稼働。「安全性が確保されていない」とされた原発をなぜ動かすのか。無責任に「責任」、「安全」と言葉だけを繰り出す安倍政権に猛抗議を!
主催:首都圏反原発連合
当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照
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※2/15(月)学習会にご参加下さい!
「東電取締役(27名)は首を洗って待ってなさい・東電株主代表訴訟」
第19回東電は責任をとれ連続講座

お 話:木村 結さん (東電株主代表訴訟)
日 時:2月15日(月)19時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
よびかけ:経産省前テントひろば・たんぽぽ舎
賛同団体:東電株主代表訴訟など約123団体  参加費:800円
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┗■1.東京電力は福島第一原発事故の責任をとれ!
|  3月10日(木),11日(金)追悼と東京電力本店抗議
|  柏崎刈羽原発再稼働するな!汚染水止めろ!
|  第30回東電本店「連続」合同抗議のご案内
└──── 渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)

2011年3月11日の東京電力福島原発事故発生以来、丸5年が経過した。
しかし、原発事故被害者の補償・賠償は値切られ続け、放射能汚染水は漏れ続けている。 事故収束の見通しは立たず、約7,000人の作業員が被ばくしながら現場を支え続けている。 子どもの甲状腺ガンが150名を超えた。だが、その元凶である東京電力は、被害者の支援をなおざりにして、柏崎刈羽原発再稼働に動き出した。
国民の半数以上が原発再稼働に反対している中、川内原発、高浜原発が再稼働された。これは、東京電力が事故発生の責任企業でありながら、責任を取らなくても許されているからだ。電力消費地の私たちは、東京電力の責任を明確にし、その責任を取らせなければなりません。
また、今年4月からの電力小売り自由化を活用し、「原発電気はいらない、東電さようなら」の電力契約変更運動を大きく広げよう。
全国各地の電力会社への抗議行動に連帯して、東京電力への抗議行動を強めよう。
私たちは、「福島」をどこまでも忘れないし、福島原発事故の惨状を許さない。
諸悪の根源・東電の破たん処理=解体まで、福島と連帯して、闘い続けましょう。

第30回東電本店「連続」合同抗議を、特別版として以下の要領で開催します。
都合の良い日に東電本店に集まり東電の責任を追及する抗議の声を挙げましょう。
宣伝ビラは、たんぽぽ舎新HP http://www.tanpoposya.com/ を参照願います。

○開催要領
(Part1)日時:2016年3月10日(木)18:30~20:00
(Part2)日時:2016年3月11日(金)18:30~20:00
場 所:東京電力本店前(東京都千代田区内幸町)
JR・地下鉄新橋駅徒歩5分、地下鉄三田線内幸町駅徒歩3分
呼びかけ:経産省前テントひろば(070-6473-1947)、たんぽぽ舎(03-3238-9035)
賛同:東電株主代表訴訟、ピースボートなど123団体

○抗議内容(予定)
(1)発言者
福島から:井戸川克隆(前双葉町長)、
鴨下祐也(福島原発被害東京訴訟・原告団長)、
佐藤和良(福島原発告訴団・副団長)、古川よし子(富岡町)
鎌田 慧(ルポライター)、澤地久枝(依頼中)、
広瀬 隆(作家:メッセージ)、山本太郎(予定)
(2)音楽、コールなど多彩なアピール
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┗■2.5つの団体が「たんぽぽ舎」へみえました
|  (「現代思想社」の解散にともなって)
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎)

「沖縄一坪反戦地主会関東ブロック」、「千代田ユニオン」、
「袴田巖さんの再審を求める会」、「アジア記者クラブ」、「回答する記者団」

《説明》
40年余続いてきた共同事務所=「現代思想社」(2DKマンション)が諸般の事情で2015年6月で解散しました。
その時、「現代思想社」を構成していたほとんどの団体=5団体が永年の友好団体である「たんぽぽ舎」へ移り、レターケース団体となりました。
「たんぽぽ舎」は、「現代思想社」(三崎信愛ビル502室)から、1分の距離にあります。広さは、5階事務室77平方m(23.5坪)、4階学習室兼、貸し会議室98.4平方m(29.8坪)の2室で構成されています。
1989年創立から今日まで27年つづいている・原発廃止を主目的とした団体です。
5団体の連絡先が「たんぽぽ舎気付け」と変わった経過と理由の一端を述べました。今後とも「たんぽぽ舎」をどうぞよろしくお願いいたします。
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┗■3.東京で相次ぐ地鳴りの報告 地震の前兆? 飛行機の音?
|  「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその137
└──── 島村英紀(地震学者)

この正月以来、東京都内で地鳴りが聞こえたという情報が毎日のように報告されている。多いのは目黒区、渋谷区、世田谷区など東京23区の南部だ。
いままで地震が起きたことがない東京湾北部で去年12月末、午後10時すぎから約1時間の間に有感地震が5回起きた。このときも地鳴りが聞こえたという。今回も地震関連の地鳴りではないかという不安が高まっている。
しかし、いまのところ地鳴りの原因は分からない。飛行機の音ではないかという説もある。
たしかに、上空の気温の分布が空気中の音速の分布に影響して、ある場所に遠くの音が集中して聞こえることがある。げんに、昨年9月に大きな爆発音が鹿児島県・徳之島や沖永良部島、奄美大島で相次いだときも、地震や火山噴火ではなかった。
多くの異音報告を聞いて警察があわてて調べたが島内に被害はなく、上空を北から南に飛んだ飛行機が起こした「ソニックブーム」だったのではないかと思われている。ソニックブームとは、戦闘機などが音速を超えたときに衝撃波が発生して大音響が生じる現象だ。
ところで、地震による地鳴りは昔から数多く報告されている。
地震の震源からはさまざまな周波数の振動が出る。周期の長いほうは大津波を生んだり、高層ビルを共鳴させるような数秒以上の振動もある。他方、周期の短い方では数十ヘルツから百ヘルツを超えるほどの高い周波数の振動が出ることもある。
地震の振動はスピーカーの振動板のように地面を揺らせるものだから、約20ヘルツを超えるものは空気中を伝わって耳に聞こえることも多い。腹に響く振動を人体で感じることもある。一度聞いたら忘れられないほど恐怖心をあおる音だ。
しかし、こういった高い周波数の振動は地下での減衰が大きいので、震源が浅い地震しか地鳴りを伴わない。また、地下構造や地形によって、地鳴りの聞こえやすい所と、まったく聞こえない所とがある。
茨城県・筑波(つくば)山付近は、よく地鳴りが聞こえることで有名である。この付近では、地震のたびにほとんど地鳴りが聞こえる。これは、普通は地下に隠れている基盤岩が地上に顔を出しているためだ。
これに対して東京近辺などでは堆積物が厚くて基盤岩から遠いので、地震の地鳴りは聞こえないのがふつうだ。
だが、身体に感じないほど小さい地震でも、音だけが聞こえることがある。大都会では、たとえ地震が起きて地鳴りがあっても地震計では捉えられていないこともある。地震観測しようにも雑音レベルが高いからだ。
ところで大地震のときには、各地で地鳴りを感じたという報告が多い。しかし、これは建物や構造物がきしんだり、瓦(かわら)や家具が揺れたりする音であることが多い。
さて、最近の東京の地鳴りはなんなのだろう。複数のマイクで捉え、それぞれ正確な時刻が記録されていれば、「震源」の方角や位置、そして正体が分かるのだが・・。

(島村英紀さんのHP「 http://shima3.fc2web.com/
「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より1月29日の記事)
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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆2/17(水)「電力自由化と原発再稼働~甘利明の汚れたカネと
ソフトバンクの裏切り」

【ゲスト】広瀬 隆(作家)
【ホスト】大貫康男(元NHKヨーロッパ総局長)、
伊田浩之(週刊金曜日副編集長)、
山口一臣(元週刊朝日編集長)

日 時:2月17日(水)19時30分より22時00分
場 所:ネイキッドロフト(新宿区百人町1-5-1)
内 容:原発の再稼働が強行されるなか私たちはどのような選択をすべきなのか。
広瀬 隆さんをゲストに徹底的に考える。
主 催:自由報道協会
問 合:ネイキッドロフト 03-3205-1556
参加費:予約1000円/当日1500円(+ドリンク代500円)
予約先:電話 03-3205-1556 ネット予約も可(以下)
http://www.loft-prj.co.jp/schedule/naked/42515
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┗■5.新聞より
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◆命が軽んじられている 九電免震棟撤回

あとで「やめた」と言っていいなら、どんなことでも「できる」と言えて、どんな審査もパスできる。原子力規制委員会と結んだ約束は国民に対する約束だ。ぶれたり揺れたりしてはならない。
免震重要棟は、2007年の新潟県中越沖地震の際に、東京電力柏崎刈羽原発の緊急時対策室のドアが、地震の揺れで変形して中へ入れなくなったり、室内の電子機器が倒れて使えなくなったりしたことを教訓に、東電が導入した。
自家発電や通信設備、休憩施設や資材置き場なども備え、東日本大震災の八カ月前に完成した福島第一原発のそれが、初期対応のセンターとして威力を発揮した。
3・11後の原発の新規制基準では、地震で機能を喪失しない緊急時対策所の設置を義務付けた。
九電は川内原発の審査に対し、今年3月までに「免震棟」を完成させると約束して規制委の審査に通り、1号機は全国に先駆けて昨年8月、2号機も10月に再稼働に踏み切った。
当初は、地上3階建て、延べ床面積は6600平方メートルの免震棟を造るとしていたが、昨年末に撤回を表明した。
九電は方針撤回の理由として、「実績がない」などとしたうえで、「費用も関係ないわけではない」と説明しているという。
「免震棟ができるまで」としていた平屋建ての「代替緊急時対策所」(170平方メートル)を存続させ、地上2階地下2階の「耐震支援棟」を併設。免震ではなく、小規模な耐震で安価に済ます。
規制委は確かに免震は求めていない。しかし、免震装置の上に建物を載せる免震構造は、地震の揺れが伝わりにくく、揺れにくいという利点があるとされている。
そもそも、免震棟の建設を前提に審査にパスした以上、大切なその前提を崩すなら、結果、すなわち“合格”も返上するのが筋ではないか。
地震国日本に原発を安全に運転できる場所はない。それを押して再稼働に踏み切る以上、今なし得る最大限の安全対策が、当然必要なのではないか。
すべての対策が整う前に再稼働を許す規制委はそもそも甘い。それにしても規制基準や規制委が、あまりに軽視されていないか。
規制を軽視するということは、福島の教訓を軽んじること、安全を軽んじるということだ。つまり、国民の命を軽んじるということにならないか。
(2月8日東京新聞「社説」より)

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