沖縄戦終結73年記念日に・小田実対論『正義の戦争はあるか』を紹介します

著者: 梶村太一郎 かじむらたいちろう : ドイツ・ベルリン在住/ジャーナリスト
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本日6月23日は沖縄では悲惨な沖縄戦終結73周年を記念して島民をあげての追悼式典が行われました。

以下のビデオは、今から18年前の2000年8月15日の日本の敗戦55周年記念日の前日の14日にNHK・BSで放送されたものです。小田実氏はそれから7年後の2007年7月に亡くなりました。

このビデオは初放送から10年後の2010年12月11日にBSのアーカイブから選ばれ、オリジナルにプロデューサーの坂元良江氏(テレビマンユニオン)のインタヴューによる解説も加えて放映されたものです。それが最近→You Tubeで見ることができますので紹介させていただきます。

この番組制作にあたりドイツでの取材企画にはわたしも全面的に協力して、また通訳もしましたので特に思い出の多いドキュメントです。

沖縄戦の記憶が70年を超えてもますます厳しくよみがえり、平和な世界への祈念がますます強まっていますが、この番組で小田氏と対談した→ジョセフ・ワイゼンバウム氏の「戦争こそが敵なのです」との決定的な一言がますます重く感じられます。

この世界的に高名な情報科学者も2008年3月に生まれ故郷のベルリンで亡くなり、昨年ドイツ政府の連邦教育研究省に創設されたインターネットの社会的影響を研究する目的のドイツインターネット研究所は彼の名前が冠せられ→ワイゼンバウム研究所とされました。

彼も亡くなってからもますます影響力を増す偉大な人物といえましょう。

初出:梶村太一郎の「明日うらしま」2018.06.23より許可を得て転載

http://tkajimura.blogspot.com/2018/06/blog-post_23.html

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/
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