若生 のり子の執筆一覧

ソ連抑留者・詩人石原吉郎についてのやり取り II

著者: 若生のり子

◆アカショウビン >昨年観た映画 「愛を読む人」   ★この原作の「朗読者」は映画になる数年前に読みました。佳作だと思います。内容からして原作を読めば映画を観る必要は感じなくDVDになっても見ておりません。  >「石原さ

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ノート・非ノート 12/22 『ハンマースホイ』

著者: 岡村洋次郎

 国立西洋美術館で<ヴィルヘルム・ハンマースホイ>を観た。19世紀末から20世紀初頭にかけてのデンマークの画家である。私にとって久しぶりの収穫ある展覧会であったように思う。   さてハンマースホイの作品には、窓からの静謐

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劇団阿彌『青いクレンザーの函』を観てラーゲリ抑留者の詩人石原吉郎のことを考える

著者: 若生のり子

 詩人石原吉郎は、敗戦後ソ連の捕虜となり、刑期25年の戦争犯罪人とされ、スターリン死後の特赦で開放される53年までの8年間極限状態のラーゲリに収容されていた。 フランクルの「夜と霧』と並び証される筆舌に尽くしがたい異常な

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