#FreeAssange ジュリアン・アサンジ氏の米国への引き渡しを拒否するよう、プリティ・パテル英国内務大臣に要請するための署名をお願いします#FreeAssange: Sign to urge UK Home Secretary Priti Patel to reject Julian Assange’s extradition to the United States!

Reporter Without Borders「国境なき記者団」による、「ウィキリークス」創設者のジュリアン・アサンジ氏の米国への引き渡しを阻止するための署名を紹介する。アサンジ氏のパートナーのステラ氏がここで訴えるように、いまアサンジ氏の件は司法から政治の手に渡った。英国市民および世界の市民が声を上げれば変えられる可能性のある最後のチャンスである。アサンジ氏は、米国の戦争犯罪を暴くという、ジャーナリストであれば当然のことをしただけである。米国が自国の勝手な法律で外国人ジャーナリストを裁くことも拘束することも引き渡しを要求することもできないはずだ。オーストラリア人のアサンジ氏がどうして米国の法律で裁かれ、身柄引き渡しをされ最高175年もの刑に服さなければいけないのか。ジャーナリストであれば、いやジャーナリストでなくともあらゆる発信をする人間と無縁とはいえない前代未聞の事件である。その多くが「ウィキリークス」の文書を活用したであろう世界中の多くの報道機関、ジャーナリスト、出版業界、学界はいま彼に背を向けているのではないか。このような報道弾圧を米国に許してはならない。

声明文の和訳を以下に紹介する(Deepl 訳を調整したもの。アップ後修正する可能性があります。)。署名はこのページの右側でしてください。URLは

https://rsf.org/en/petition/freeassange-sign-urge-uk-home-secretary-priti-patel-reject-julian-assange%E2%80%99s-extradition

#FreeAssange ジュリアン・アサンジ氏の米国への引き渡しを拒否するよう、プリティ・パテル英国内務大臣に要請するための署名をお願いします

4月20日、ウェストミンスター治安裁判所が今回署名した命令で、ウィキリークスの発行人ジュリアン・アサンジ氏に対する10年以上にわたる訴訟は憂慮すべき次の段階に進んだことが確認された。英国の裁判所での2年以上に及ぶ引き渡し手続きを経て、アサンジ氏の運命は再び内務大臣–2019年に米国の引き渡し要求を許可するという政治的決断を下したまさにその官庁–の政治的決断に委ねられることになったのだ。

アサンジ氏の弁護団には、4週間の陳情期間が許されている。ということは、5月18日以降、プリティ・パテル内務大臣はいつでも引き渡し命令を承認することも拒否することもできるということだ。「国境なき記者団(RSF)」は、この重要な4週間の間に、内務大臣に引き渡し要請を拒否するよう求めるこの請願書に署名するよう、世界中の#FreeAssange(アサンジを自由に)支持者たちに呼びかける。

米国に引き渡された場合、アサンジ氏は、2010年にウィキリークスが数十万件の軍事・外交機密文書をリークし、戦争犯罪や人権侵害を暴露し、世界中で大規模な公益報道を行ったことに関連して、18の罪で最大175年の懲役刑を受ける可能性がある。RSFは、アサンジがジャーナリズムへのこの重要な貢献をしたことにより、ターゲットにされたと確信している。

アサンジ氏の身柄引き渡しと起訴は、世界中のジャーナリズムと報道の自由にとって危険な前例となる。彼は、諜報活動取締法の下で起訴された最初の出版人となるでしょう。同じ先例が、あらゆるジャーナリスト、出版社、流出した機密情報を扱うあらゆる情報源に適用される可能性があり、国際的に明確な抑制効果を生むことになる。

アサンジ氏に対する訴訟は米国政府によって提起されたが、英国政府もアサンジ氏に対する扱いにおいてジャーナリズムと報道の自由を守ることに失敗しており、ロンドンの警備の厳しいベルマーシュ刑務所に3年以上再拘束され、世界的にメディアの自由を促進し保護するという英国の表明とは全く対照的である。

一方、アサンジ氏は、特に2021年10月の高等法院の審議中にベルマーシュ刑務所で発症した軽い脳卒中を受けて、長期間の拘束で精神的・身体的健康が高い危険にさらされたままだ。彼の精神的健康に対する深刻なリスクは、たとえ米国政府が彼の治療に関する外交的保証を尊重したとしても、米国への引き渡しという条件下で著しく悪化することになるだろう。簡単に言えば、米国に引き渡された場合、アサンジ氏の生命は危険にさらされる。

アサンジ氏に対する訴訟が開始されてから10年以上が経過した今こそ、英国政府は、米国へのアサンジ氏の引き渡しを拒否し、これ以上遅滞なく#FreeAssangeのために行動することによって、ジャーナリズムと報道の自由を守るべき時である。

9万人以上の#FreeAssange支持者が、2020年以来、米国のアサンジ氏引き渡し要求に対し英国が応じないよう求める前の請願書に署名した。内務大臣が行動を起こすまで4週間しかない[訳者注:5月18日まで]、この数字を上回るように協力してください。

緊急の課題として、プリティ・パテル内務大臣に引き渡し要請を拒否し、#FreeAssangeを実現するよう[訳者注:アサンジ氏が自由になるよう]求めるこの請願書に5月18日までに、署名してください!

(翻訳 以上)

署名するには、このページに行って、右側に、サインフォームがあります。署名してください。
初出:「ピースフィロソフィー」2022.5.6より許可を得て転載
http://peacephilosophy.blogspot.com/2022/05/freeassange-freeassange-sign-to-urge-uk.html

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/
〔opinion12010:220508〕