HOWS講座 日本人民の戦後歴史認識を確立するために

ヒロシマが問いかけるもの ── 在韓被爆者問題とオバマ演説を手がかりに

講師= 石川逸子(詩人)

日時:1月21日(土)13時~16時30分
会場:本郷文化フォーラムホール
TEL:03(5804)1656
URL:http://www.hows.jpn.org/

《講師からひと言》
米国が広島・長崎に原爆を投下したとき、被爆
者人口の約一割は朝鮮人でした。日本による植民
地支配がなければ、あり得なかったこと。しかも
戦後、在外日本人被爆者も巻きこむかたちで彼ら
を長く放置してきた日本政府。朝鮮総督府によっ
て荒らされた故国に帰り、被爆者たちはどれだけ
苦しまねばならなかったか。その歴史をたどり、
オバマ大統領への日本人被爆者の真の想い、韓国
被爆者の米日政府への要求についても考えたいと
思います。

石川逸子(いしかわ・いつこ)
1933年、東京生まれ。『風のたより』編集・発行。日本現代詩人会会員。2014年のHOWS講座での講演をまとめたものに『戦争と核と詩歌』(スペース伽耶2015年)がある。その他著書多数。