IPPNW
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B8%E6%88%A6%E4%BA%89%E9%98%B2%E6%AD%A2%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%8C%BB%E5%B8%AB%E4%BC%9A%E8%AD%B0
ドイツ支部が、新しい研究発表をしました。
日本の事も書かれているので、和訳いたしました。
この中でSiedentopf博士は、
1: 原子力災害の1年後の1987年に、ベラルーシで子供達の白血病率が33%上昇したこと、そして1990年から1992年までの期間に第二の増加が始まり、1歳未満の小児において152パーセントの白血病率が高まったことを報告しています。
2: 日本は汚染された食品(福島原発事故により放射線汚染された食品)により、チェルノブイリと同じような状況が発生すると思われる、と書かれている ことが重要点です。日本でも4年後(注:「原発事故後4年後」ということは、これから2年後)に152パーセントの白血病が発生する可能性があると思われ ます。
これから日本の子供達に起こる健康被害を思うと、私は悲しみで一杯です。
汚染地から子供達は避難して欲しいと願う毎日です。
Kontaminierte Lebensmittel und neue Forschungsergebnisse
http://www.ippnw.de/startseite/artikel/700fba783e/kontaminierte-lebensmittel-und-neue.html
IPPNWドイツ支部から。
(汚染された食品についての、新たな研究)
原子力災害後27年たった現在でも、チェルノブイリの食料品はまだ放射性セシウムで汚染されている。
情報サービス”Strahlentelex”が、ドイツのブルーベリージャムがから(セシウム137)22ベクレル/ kg放射線量を日本で検出したと報道した。
ドイツのジャムは、短命なセシウム134が含まれていなかったので、チェルノブイリからのセシウム137であると確定できる。
セシウム137の半減期は30年で、物理的に半分も消失されていない状況である。
日本は、汚染された食品(福島原発事故により放射線汚染された食品)により、チェルノブイリと同じような状況が発生すると思われる。
IPPNWドイツ支部のメンバー Alex Rosen博士は、”現在の規定値は,癌の発生率のリスクの増加を起すことになり、規定値自体が誤りであり、通常被曝した人は、放射線量により”相対して健康リスクが表われると述べている。
4月12日に製造元が放射能で汚染されたジャムを市場に流していた。EUの制限を考慮し、製造元が勝手に内部で低い値に設定していた。
これは特別なケースでは無い。
2012年日本の厚生労働省は、オーストリアからとフランスからのブルーベリージャムにおいて、140から220ベクレル/ kgの放射性セシウムを検出している。
又、南ドイツの野生のキノコとイノシシも、ヨーロッパの他の地域でも、まだ部分的に600ベクレル/ kg以上(野生のキノコとイノシシ)汚染されている。
チェルノブイリの酷い健康影響には、ほとんどの欧米の国民が気づいていない。
IPPNW理事会メンバー、Dörte Siedentopf 博士は、チェルノブイリで起こった血管の変化と”突然死”は汚染された食品が原因であると報告している。
実際に、最近の科学的研究では、放射線被曝と心血管疾患の関係を認めている。
国際研究組織のMark Little博士 は、放射線が原因で起こる心血管疾患による死亡率や、癌発生率も、同じくらい高くなっていることを研究報告している。
チェルノブイリ地域の公式の統計は、残念ながら明確でない。
Siedentopf博士は、チェルノブイリ地域では、死の原因が癌であることが知らされていないと報告している。
ベラルーシ共和党に登録されたチェルノブイリの影響による白血病の数が示されている。
IPPNWのメンバー、Alfred Körblein 博士の調査で、原子力災害の1年後の1987年に、ベラルーシで子供達の白血病率が、33%上昇したことがわかった。
そして、1990年から1992年までの期間に、第二の増加が始まり、1歳未満の小児において、152パーセントの白血病率が高まったことを報告している。
Siedentopf博士は、チェルノブイリと福島の原発事故で、政府(日本政府は2年間)は、数十年(ウクライナ政府)にわたり、放射線の原因による疾病と早死を無視していると述べている。
私は20年以上、チェルノブイリ地域を定期的に訪ね、子供と成人において、全ての臓器における腫瘍、幼児期の糖尿病、白内障、血管の変化によって引き起 こされる疾病、虫歯、中年期における心筋梗塞と脳卒中、免疫不全、その他多くの疾病などで、ほとんどの家庭が病人を抱えているのを自分の目で見たと 報告している。
Siedentopf博士は、新たな原子力災害が起こらない為に、ドイツでだけでなく、近隣のヨーロッパ諸国、アメリカ、アジアの稼動されている全ての原発を廃止することを要請した!
(研究発表。チエルノブイリ原発事故による健康影響):
http://www.ippnw.de/atomenergie/atom-gesundheit/tschernobyl-folgen.html
Kontakt: Angelika Wilmen (Presse)、
核戦争反対国際医師団体ドイツ支部(IPPNW.DE)、 Körtestr. 10, 10967
Berlin,
http://www.ippnw.de/
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔opinion1285:130505〕