NNAFJおしらせ  ノーニュークス・アジアフォーラム通信174号(2月20日発行、B5-28p)もくじ

・台湾廃核運動史(NNAFJ事務局)

21年12月18日に行われた「第四原発の稼働を問う公民投票(国民投票)」。結果
は、426万人が原発反対票を投じ、380万の賛成票を上回った。
事実上の日本の輸出原発(原子炉は日立・東芝、タービンは三菱)であり建設凍結
されていた第四原発は稼働しないことが最終決定した。台湾は2025年に原発ゼロとな
る。
台湾がいかにして、アジア初となる脱原発 =「非核家園」という悲願へと着実に向か
いつつあるのか、これまでの台湾の脱原発運動を、ふりかえりつつ、日本と台湾の脱
原発運動のかかわり、そしてこれからの日本の脱原発運動に示唆されるものについて
考える。

1.第四原発反対運動の始まり
2.1003事件の衝撃
3.放射能汚染マンション
4.第3回ノーニュークス・アジアフォーラム
5.ランユ島、核廃棄物と闘う先住民族
6.日本からの原子炉輸出
7.映画「こんにちは貢寮」
8.「地震と原発の危険」を伝え続ける
9.福島をくり返さないで
10.非暴力直接行動
11.台湾から私たちが学ぶこと
12.原発の歴史は終結へ
13.私たちはどんな道を行くのか

・憐憫のない人たち(チャン・ヨンシク)
・(韓国)高レベル核廃棄物管理基本計画と特別法案の撤回を促す全国行動・声明書

・南オーストラリア州の放射性廃棄物処分場予定地で洪水(ミシェル・マディガン)

・欧州委、原発をEUの「グリーン投資」に位置づけ
— 内外からあがる批判の声 —(満田夏花)

・今度は加害者になるわけにはいかない(片岡輝美)
・11.13 海といのちを守るつどい アピール(これ以上海を汚すな!市民会議)
・日弁連が、汚染水「海洋放出に反対する意見書」

・水戸地裁判決の意義と限界 — 住民運動による突破こそ本命(大石光伸)

・急展開の島根原発再稼働の動き(土光均)

・柏崎刈羽原発をめぐる新潟県の現状について(小木曾茂子)

・311子ども甲状腺がん裁判弁護団、元首相5人の書簡への非難に対し抗議声明

ノーニュークス・アジアフォーラム通信は、年6回発行。購読料:年2000円。
見本誌(174号)を無料で送ります。連絡ください → sdaisuke@rice.ocn.ne.jp

━━━━━━━━━━━━━━━━

■ 佐藤が、さいなら原発・びわこネットワーク総会(2.19)でお話ししました。
事実上の日本の輸出原発の第四原発は稼働せず、台湾が2025年に「原発ゼロ」とな
ること。30年以上にわたる、台湾民衆の運動史と、日本と台湾の運動のかかわりにつ
いて。
そして日本がこれまで、インドネシア、インド、ベトナム、トルコなどに原発を輸
出しようとしてきたことと、アジア各国の反原発運動について。
世界約400原発のうち180基が2020年代に「40年」寿命を迎え、福島原発事故の日本
が老朽原発再稼働を許せば、韓国をはじめ世界に悪影響を及ぼすことも。

━━━━━━━━━━━━━━━━
■ ノーニュークス・アジアフォーラム通信(No.1〜173)
主要掲載記事一覧.国別 【青字タイトルは記事にリンク】
http://nonukesasiaforum.org/japan/article_list01

━━━━━━━━━━━━━━━━
ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン事務局
https://www.nonukesasiaforum.org/japan/
https://www.facebook.com/nnafjapan