Subject: たんぽぽ舎です。【TMM:No3253】地震と原発事故情報-5つの情報をお知
らせします
たんぽぽ舎です。【TMM:No3253】
2017年12月21日(木)地震と原発事故情報-
5つの情報をお知らせします
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★1.あなたに役立つ情報・ニュース・日程案内などを掲載
日刊メルマガへカンパのお願い(6月と12月に要請)
★2.柏崎刈羽原発の規制基準適合性審査について
本当は論じられなければならない問題の欠如 (下)
地盤の安定性が確保できない場所で原発を稼働させてはならない
欠陥源発であることを認めて運転認可を取り消すべき
山崎久隆(たんぽぽ舎)
★3.メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)
大飯原発1.2号機 22日に廃炉決定 関電…ほか
黒木和也 (宮崎県在住)
★4.メルマガ読者からのイベント案内2つ
(お問い合わせは主催者へ)
◆1/8第24回原発はいらない西東京集会&デモ、交流会
会場:西東京市立文理台公園
主催:原発はいらない西東京集会実行委員会
★5.雑誌より1つ
◆脱原発の小泉純一郎氏にポンと1億円を寄付した意外な財界人とは?
「トモダチ作戦」被曝の米兵支援金
(12/18〈週刊朝日〉AERA dot.7:00配信より抜粋)
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・脱原発川柳
【リニアの電気どこから工面する】
【リニアという国策のドス黒さ】
【リニアの裏にこれまたオトモダチ】
乱 鬼龍(転載歓迎)
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※2018/1/10(水)2つの抗議行動にご参加を!
1.大飯原発再稼働やめろ!関電東京支社抗議行動
日 時:2018年1月10日(水)17:30より18:15
場 所:富国生命ビル前(地下鉄三田線内幸町駅A7出口すぐ)
よびかけ:「再稼働阻止全国ネットワーク」
TEL 070-6650-5549
2.第52回東京電力本店合同抗議のご案内
東京電力は日本原電の債務保証をするな!
東京電力の傲慢、独善、隠蔽、無責任体質は現在も継続中です
東京電力へ抗議の声を挙げましょう
日 時:2018年1月10日(水)18時30分より19時30分頃まで
場 所:東京電力本店前
呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947
「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
賛 同:東電株主代表訴訟ほか128団体
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┗■1.あなたに役立つ情報・ニュース・日程案内などを掲載
| 日刊メルマガへカンパのお願い(6月と12月に要請)
└──── メールマガジン編集部、
たんぽぽ舎共同代表 鈴木千津子・柳田 真
◎ 日刊メールマガジンを継続・発信するために、又その基盤である2つの部屋
=「たんぽぽ舎」(5階)と「スペースたんぽぽ」(4階)を維持運営するため、さ
らには、福島を忘れない・福島と連帯する活動と原発再稼働阻止の活動のために、
ぜひとも皆さまのあたたかいカンパをお願い致します。
◎ たんぽぽ舎のメールマガジン「地震と原発事故情報」は、2011年3月11日の
あの東日本大震災と東電福島第一原発事故を期に、従来の週1回から日刊(月~
土曜の週6回発行、日曜・休日はお休み)へと発展しました。
結果は2017年11月末で、3235号(2011.3.11=1016号から2017.11.30=3235号)を
発行できました。
たんぽぽ舎設立から28年間の活動:「原発やめよう」と「放射能汚染食品測定」
の努力の歴史と蓄積は、多くの人の支持によって内容も充実し、それらを反映し
た日刊メールマガジンは現在約1万人の方々へ届いています。
(1万人の内訳=メールマガジンの直接配信先アドレス6000人弱+友人・知人
への転送者数100人+ブログ転載者かなり)
◎メールマガジンの内容は次の通りです。
1.原発については、一般新聞よりも掘り下げ実践的に分析した文章を掲載―
原発現地の皆さん、山崎久隆さんの文、広瀬隆さんからの文や問題提起。
2.地震については、島村英紀(武蔵野学院大特任教授)さんのHPより転載
3.運動実践の報告文を重視して掲載-東電合同抗議行動ほか
4.「再稼働阻止全国ネットワーク」の全国各地の情報・実践を掲載
5.新聞・雑誌・テレビのこれは…という記事の抜粋紹介、掲載
◎原発・地震・津波・火山噴火の情報をはじめ、社会の動きや情勢に合わせた文
章を書き、依頼し、さまざまなデーターや付加情報を見つけて日刊で発信するこ
とは、かなりの努力と判断力と費用がかかります。
また、配信内容の情報源となる新聞、週刊誌、単行本などの購買費用も一定の
財政負担です。
全国各地と連絡する電話代やFAX代…そして、これらの活動を支える拠点と
しての「たんぽぽ舎」(5階)と「スペースたんぽぽ」(4階)の家賃(5階は30万円
+4階は33万円=63万円/1ヶ月分)もかかります。
◎1口1000円。できれば2口以上をお願いできると幸いです。
郵便振込 00180-1-403856(加入者名:たんぽぽ舎)
「たんぽぽ舎メールマガジンへのカンパ」と
明記していただけると幸いです。直接送付/ご持参も歓迎です
たんぽぽ舎 〒101-0061東京都千代田区神田三崎町2-6-2
ダイナミックビル5F
TEL 03-3238-9035
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┗■2.柏崎刈羽原発の規制基準適合性審査について
| 本当は論じられなければならない問題の欠如 (下)
| 地盤の安定性が確保できない場所で原発を稼働させてはならない
| 欠陥源発であることを認めて運転認可を取り消すべき
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
3.耐震重要度分類の問題点
耐震重要度分類について新規制基準では「耐震重要度に応じて、Sクラス、B
クラス、Cクラスに設計基準対象施設を分類すること(以下「耐震重要度分類」
という。)を要求している。」としている。
これについては、例えば圧力バウンダリについては全て耐震クラスSである。
しかし、圧力バウンダリに冷却材を注入する系統が全てSクラスにはなってい
ない。これは安全上重大な問題である。
この「耐震重要度分類の矛盾」については吉田昌郎元福島第一原発所長も次の
ように述べている。「シビアアクシデント上は、MUW(注:Make Up Water System
補給水系)だとか、FP(消防用水ポンプ)を最終注水手段として、何
でもいいから炉に注水するようにしましょうという概念はいいんですけれども、
設計している側に、本当にそれを最終的に注水ラインとして使うんだという意思
があるんだとすると、耐震クラスをAクラスにするでしょう。それ以外のライン
が全部耐震クラスAだし、電源も二重化しているようなラインが全部つぶれて、
一番弱いFPと、MUWは今回なかったわけですけれども、そういうものを最後
に当てにしないといけない事象というのは一体何か、私にはよくわからないで
す。」
この中で耐震クラスAとしているところが、現状のSクラスであるが、状況は
全く同じである。
実際に消防用水ポンプから注水された水はほとんど原子炉には入っていない。
解析では1%未満とされている。
これでは福島第一原発事故の教訓を全く生かしていないことになる。
最終的に冷却材を圧力容器や格納容器に注入するラインについては、無条件で
全てSクラスの設計とすべきであり、それが成されていないならば使用すべきで
はない。
同様に新設ないし増強した注入ラインについては、全て実機で注入できること
を、実際の運転圧力及び過酷事故時想定圧力に炉圧を上げて試験を行う必要があ
る。実証もないものに最後に当てにすることなど出来ない。
過去の過酷事故対策は全て、その設備を設置した後に目的に沿って稼働するか
どうか、成立性試験を経ていない。そのためラプチャーデスクから格納容器ベン
トラインが作動したか、未だに分からないという信じがたい問題が生じているの
である。
4.外部火災に対する設計方針とテロ対策の矛盾
「発電所敷地内における航空機落下等による火災」という項目と「大規模な自
然災害又は故意による大型航空機の衝突その他のテロリズムへの対応」との間に
整合性がない。
航空機ないし大型航空機の衝突または故意の攻撃について細かく記述している
が、前段の航空機の衝突と後段の「故意による大型航空機の衝突」については、
同じ航空機の衝突なのに理解できない「使い分け」がなされている。端的に言え
ば、故意に航空機を突入させることや武力攻撃に耐えられるのであれば、偶発的
な航空機事故にも当然耐えられるのだが。
攻撃を前提とした航空機の衝突の場合、確率は何の意味も持たず、かつ、複数
機の攻撃による損傷を考慮するならば、原発の複数面に緊急時対応用注水システ
ムを設置していても過酷事故対策として十分とは言えないことになる。
これらを包摂して、テロ対策あるいは武力攻撃による大規模損壊を想定して、
それに対処することが出来るかどうか「大規模損壊が発生した場合における体制
の整備に関して必要な手順書、体制及び資機材等が適切に整備」されているかど
うかについて判断すべきだ。
弾道ミサイル攻撃や爆撃などの攻撃を受けてさえなお、大規模損壊や大量の放
射性物質の放出を招かないとの確証があるのか、問われているのはそれである。
5.津波による損傷の防止は成立していない
「液状化評価方針の審査の過程において、申請者は、古安田層等の液状化に伴
い荒浜側(1~4号機側)防潮堤が損傷し、津波が荒浜側防潮堤内敷地に流入す
る可能性があるため、当初荒浜側防潮堤内敷地の3号炉原子炉建屋に設置すると
していた緊急時対策所を大湊側敷地の5号炉原子炉建屋に変更するとともに、ア
クセスルートを変更することを示した。」としているが、これの影響は単に荒浜
側防潮堤の倒壊とそれに伴う浸水だけに留まらない。
このような浸水が発生すれば、荒浜側4基の原発において過酷事故発生の可能
性が生じるのであるから現段階から大湊側(5~7号機側)の原発の運転を認め
ることは許されない。
一方、大湊側の防潮堤が荒浜側防潮堤の倒壊時点でも健全性を有するとの立場
に立つことは到底安全側とは言えない。
日本にある原発で、地震に伴い地盤が液状化するような所に存在するものはな
い。そもそも立地不適当である。
従って、地盤の安定性が確保できないところで原発を稼働させてはならないの
である。本質的に欠陥源発であることを認めて、運転認可を取り消すべきである。
その他にも審査書案には多数の問題点がある。これらについては、これからも
明らかにしていきたい。(了)
(初出:月刊「たんぽぽニュース」2017.11月号)
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┗■3.メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)
| 大飯原発1.2号機 22日に廃炉決定 関電…ほか
└──── 黒木和也 (宮崎県在住)
1.<大飯原発>1.2号機 22日に廃炉決定 関電、運転延長採算取れず
毎日新聞12/20(水)21:10配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171220-00000095-mai-bus_all
2.原発35基分の太陽光・風力発電設備建設へ 30年までに=韓国
聯合ニュース12/20(水)10:53配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171220-00000010-yonh-kr
3.改ざん製品、原発で使用か=三菱マテ子会社製、
関西電力大飯3.4号機、高浜3.4号機で
時事通信12/20(水)12:37配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171220-00000050-jij-soci
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┗■4.メルマガ読者からのイベント案内2つ
| (お問い合わせは主催者へ)
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◆1/8第24回原発はいらない西東京集会&デモ、交流会
日 時:2018年1月8日(月・休)10時45分より14時30分
集会10時45分より11時15分 デモ11時15分より12時30分
会 場:西東京市立文理台公園(西武池袋線保谷駅南口より徒歩8分)
交流1.12時30分より12時50分 都立東伏見公園にて
交流2.13時より14時30分 西東京市柳沢公民館
(西武新宿線西武柳沢駅南口徒歩1分)
主 催:原発はいらない西東京集会実行委員会
http://nonuke-ntyo.cocolog-nifty.com/
連絡先:柳田 Tel/Fax 042-461-3246
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┗■5.雑誌より1つ
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◆脱原発の小泉純一郎氏にポンと1億円を寄付した意外な財界人とは?
「トモダチ作戦」被曝の米兵支援金
東日本大震災で日本人を助けてくれた米軍の「トモダチ作戦」。後遺症に苦し
む元米兵たちに恩返しをしたのは、日本を代表する経団連(日本経済団体連合会)
ではなく、中堅企業や個人の面々だった。(中略)
昨年3月、兵士らが被曝して苦しんでいる話を聞いた小泉純一郎元首相らは早
速渡米し、元兵士らの訴えに耳を傾ける。実際に健康被害が出ていることを確か
めると、彼らを救うための基金を細川護熙元首相や城南信用金庫相談役の吉原毅
氏らと立ち上げた。(中略)
経団連のお仲間である電力会社は福島第一原発事故で人への健康被害は発生し
ていないと主張しているのに、自分たちが金を出したら被害を認めたことになる
と。る。
米軍人に支援をしてもらったのだから、そのお礼をするのは当然です。
なのに自分たちのことしか考えない大企業の姿を見て、非常に情けなくなりま
した
代わりに協力を申し出たのがIT分野などの新興企業や中小企業、商店だった。
個人で1000万円をポンと出した人も何人かいる。ニトリの似鳥昭雄会長は1億円
を寄付した。(中略)
小泉、細川両氏と吉原氏は4月、「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟(原自
連)」を立ち上げ、全国の脱原発活動の連携を進める取り組みを始めている。
「世界に目を向ければ、自然エネルギーは今や原発の2倍に相当する800基分の
電気を作り、革命を起こしています。日本でそれを邪魔しているのは原子力村。
直ちに原発を停止して自然エネルギーにシフトすれば日本経済は大発展するし、
電力会社も潰れることはないのです」(吉原氏)
脱原発をいつの日か実現できるのか?(桐島瞬)
※週刊朝日 オンライン限定記事
(12/18〈週刊朝日〉AERA dot.7:00配信より抜粋)
https://dot.asahi.com/wa/2017121700008.html?page=1
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☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事
故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
します。
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856
【編集部より】
メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
※「川柳・俳句・」短歌」などについても投稿歓迎です。
掲載については編集部の判断とさせて下さい。
1.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」に関しては、平等に掲載する
ため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先などを
400文字以内でお送り下さい。
件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
メールマガジンには1回だけの掲載とさせていただきます。
日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
2.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出
し)及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して
下さい。送付先は「 nonukes@tanpoposya.net 」です。
なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙
面の都合上すべてを掲載できない場合があります。
たんぽぽ舎の会員からの掲載希望を優先させていただく場合もあり
ます。予めご了承ください。
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◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ
ガ:地震と原発事故情報」をご参照下さい。
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