グローガー理恵の執筆一覧

旧東独のザクセン州、チューリンゲン州、ブランデンブルグ州での州議会選挙が終わって

著者: グローガー理恵

その背景 《患者と医者の会話》 患者:「私の血圧測定グラフを見ていただくとお分かりいただけると思いますが、ここで一箇所、血圧が上がっているところがあるのは、私がショルツ首相の面を見たときに起こった症状です。」 医者:「あ

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ドイツ独立系メディアの報道から: 50人の名も無い市民たちがショルツ独首相に「平和の首相となってください!」と訴える公開書簡を提出

著者: グローガー理恵

はじめに 8月5日、1938年から1958年までに生まれた、ベルリン、ヴァイマル、エアフルト、ゲーラ、ライプツィヒ、ドレスデンに住む50人の市民がショルツ独首相に「平和を維持することに全力を尽くしてほしい」と嘆願する公開

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元スイス陸軍大佐/戦略アナリスト・ジャック・ボー氏が語る「ウクライナ紛争」: 『ロシアはヨーロッパを攻撃するつもりはない』

著者: グローガー理恵

はじめに 《ロシアがヨーロッパを攻撃してくる!》 これが西側の政治家やマスメディアの今日の主張であり、このような主張にヨーロッパの市民は恐怖感を覚えている。 例えばドイツの公共放送局 “Deutschlandfunk“の

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ドイツ: 無関心とショック麻痺状態 – なぜ戦争拡大への恐怖は依然として沈黙を保ち、無反応なままでいるのか?

著者: グローガー理恵

はじめに 現在、ドイツ政府と主流メディアは「いつかロシアはドイツに攻めてくる。戦争は回避できない」とのナレティヴを売り捲っている。 例えば、2023年10月、ボリス・ピストリウス独国防大臣(SPD)は、ZDFテレビの番組

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アップデート: タッカー・カールソン氏のプーチン大統領インタビュー

著者: グローガー理恵

先日、ちきゅう座でご紹介させていただきました「米国のジャーナリスト・タッカー・カールソン氏がプーチン大統領をインタビュー」に掲載したインタビューの動画(日本語字幕付)が、気になっていたのですが、案の定、リンクから削除され

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米国のベテラン諜報専門家たちがバイデン大統領に宛てた覚え書き:『ウクライナ戦争が第三次世界大戦へとエスカレートするのを避けるため』の警告

著者: グローガー理恵

2017年 年の暮れードネツィクにて:砲撃で破壊された住宅建物を行き過ぎる人たち [Source: UNICEF/Ashley Gilbertson(file)] はじめに:ウクライナ紛争を巡る最近の情報 《国際司法裁判

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米国のジャーナリスト・タッカー・カールソン氏がプーチン大統領をインタビュー

著者: グローガー理恵

最近、米FOXニュースの元看板司会者・現在フリージャーナリストであるタッカー・カールソン氏がプーチン大統領とのインタビューを行い、欧米で大旋風を巻き起こしている。 ❶ 例えば、ベルギーの政治家で第64代首相を務めたヒー・

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ハアレツ新聞:イスラエルのジャーナリスト・ギデオン・レヴィ氏の論評 『 ガザで起こっていることがジェノサイドでないとしたら、いったい何なのか?』

著者: グローガー理恵

はじめに 《アルジャジーラの情報から(2024年1月21日付)》           イスラエルのガザに対する戦争 ガザでは、少なくとも25,000人の人々が殺害された。これには、少なくとも9,600人の子どもたちと6,

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パレスチナとの連帯を示すために、自分のパスポートを破り捨てるドイツ人男性

著者: グローガー理恵

ドイツでは現在、パレスチナの人たちへの支持を公に示すことは困難になっている。 つい最近は、ベルリン警察が大晦日(2023年12月31日)にベルリンで行われる予定だった”パレスチナ支持”のデモを禁止している。 禁止した理由

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ベツレヘムの教会がガザの人々との連帯を示して降誕場面を変更

著者: グローガー理恵

新約聖書でイエス・キリストの生誕地とされているパレスチナベツレヘム県ベツレヘムにある教会は、今年、クリスマスを祝うことをキャンセルした。 教会はクリスマスに展示される降誕場面を変えて、ガザの人々との連帯を示すために、赤子

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米国のジャーナリストが書いた 「ガザの子どもたちへの手紙」

著者: グローガー理恵

はじめに 2023年10月28日、国連人権高等弁務官事務所のニューヨーク事務所長・クレイグ・モクヒバー氏が辞任した。彼は 「ガザで展開されている 『ジェノサイドの教科書のような事例』に国連が対処していない」と非難し、米国

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ジャズの歴史上もっとも過小評価されている音楽家の一人と言われる福居良さん

著者: グローガー理恵

  英語の表現で ” It talks to me.“ という便利な言い回しがある。 この表現は、芸術作品を鑑賞したときなどに、自分にアピールする作品に出会した際に使える効果的な表現ではないかと、私は思っている

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福島第一原発の放射能汚染水の海洋放出に物申す(その3):ドイツ反核団体の抗議声明

著者: グローガー理恵

2023年8月25日、フィジーのスバで日本の核汚染水海洋放出に抗議するフィジーの人たち   Photo: VCG   日本政府が遂行する汚染水の海洋放出についてドイツの反核市民団体 ”アオスゲシトラールト (.ausge

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福島第一原発の核汚染水の海洋放出に物申す【その2】: 太平洋諸島フォーラム(PIF)に任命された科学者たちによる科学評価から

著者: グローガー理恵

はじめに          福島第一原発敷地に保管された放射能汚染水   Source:Peakoil 4月18日、ドイツIPPNW(核戦争防止国際医師会議)はホームページで、ドイツ政府は日本が計画している福島第一原発の

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福島第一原発の核汚染水の海洋放出に物申す【その1】: 中国常駐国連代表のワーキング・ペーパーから

著者: グローガー理恵

はじめに   「核廃絶と脱原発こそ日本の歴史的使命だ」と訴えられている、元駐スイス大使の村田光平氏は、フクシマ原子力災害についてこう述べられている: 「福島事故の反省が皆無になることは許すべきではありません。

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ブルマンさんへ -  ジャック・ボー氏と彼の講演について

著者: グローガー理恵

ブルマンさん、お久しぶりです。 2013年の6月に掲載されましたブルマンさん著の記事「小児甲状腺がんは福島だけの問題なのか?」についてコメントさせて頂きましてから、はやくも10年の月日が流れてしまいましたが、ブルマンさん

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シカゴ大学政治学部・ミアシャイマー教授に訊く:ウクライナの戦況と見通し

著者: グローガー理恵

『ウクライナ危機の責任は欧米にある』とのアーギュメントで有名なミアシャイマー教授のインタビュー動画をご紹介させていただく。 このインタビューは今年の2月23日に行われたものだが、インタビュアーであるCGTNのXu Qin

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元スイス戦略情報局員/戦略アナリスト・ジャック・ボー氏が探る 「ワグネルの反乱」の真相

著者: グローガー理恵

はじめに   現在、ワグネルの反乱をめぐり、マスメディア、ソーシャルメディア、ネットメディアなどでは様々な憶測、ファンタジー、推測が飛び交っているが、その信憑性を判断するのは私たち自身である。 氾濫する情報の中で、私自身

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ウクライナ紛争:元スイス陸軍大佐/戦略アナリスト・ジャック・ボー氏に訊く 『内政上、ゼレンスキーが置かれた状況はきわめて不安定 』

著者: グローガー理恵

はじめに マスメディアでは決して取り上げられることのないジャック・ボー氏のインタビューを和訳してご紹介させていただく。 戦略アナリストである、見識豊かなジャック・ボー氏が語る、洞察に満ちたウクライナ戦況の分析は、この戦争

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元国連兵器査察官・スコット・リッター氏による論評:『ノルドストリーム – アンドロメダ 隠蔽工作』

著者: グローガー理恵

破壊されたノルドストリーム・パイプラインからバルト海面に浮上する泡(ガス流出)[撮影:Swedish Coast Guard]   はじめに:ノルドストリーム・パイプライン破壊工作に関する新たな情報 3月7日、ニューヨー

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