南シナ海をめぐる管轄権や主権的権利の係争の考察はどうしても軍事的観点に関わりがちである。吉田靖之「南シナ海における中国の「九段線」と国際法」(海幹校「戦略研究 5ー1」2015・6)も現役武官による自衛隊の部内研究誌の論
本文を読む村瀬克己の執筆一覧
ニュース寸想
著者: 村瀬克己ニュース寸想 見聞きする報道に私が感じたこと(というか、懸念というか)3件です。すべてが杞憂となって無意味な文となることを願いながら。 Ⅰ 私用のアドレスで公文書を扱った責任を追及されて公開に至ったヒラリー・クリントンの
本文を読む南沙群島のこと
著者: 村瀬克己日本政府はアメリカとともに、中国が近年に南沙群島で埋め立てや施設の建設を進めていることを批判、同群島の所属をめぐって対立する周辺諸国への援助に乗り出している。その姿勢は国際法の原則に立って不法に対処するといったもの
本文を読むちょっとクリック
著者: 村瀬克己日本の歴史や針路に大きな影響を与えているアメリカの政策には、表に現れない隠された部分がいろいろある。過去の史料の公開だけではなく、ウイキリークスやスノーデン・ファイルなどは現代の暗部への手がかりを示した。どこの国でも情
本文を読むアメリカとはだれなのか
著者: 村瀬克己バラク・オバマが初めて大統領に当選したとき、その就任以前にアーミテージやナイなど、知日派と呼ばれる人たちは日米でシンポジウムを開き、新大統領の下でも対日政策に変更はないことを強調、また、ナイは日本の民主党に対してインド
本文を読むハーシュのシリア・サリン問題
著者: 村瀬克己雑誌『世界』2014年5月号は荒井雅子・宮崎ゆかりの訳により、シーモア・ハーシュ Seymour Hersh 「サリンは誰のものかーオバマ政権は何を知っていたのか、何を知らなかったのか」(原題 Whose sar
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