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小林敏明氏「近代の超克」新論を拝聴して /2019年10月5日 於 明治大学

著者: 渡辺恭彦

戦後、「近代の超克」という言葉がタブー視され、京都学派の哲学者も公職追放の憂き目にあうこととなった。その後、竹内好の「近代の超克」(1959)、廣松渉の『〈近代の超克〉論』(1980)が発表される。後者は、全共闘運動の世

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