4.1792年のマインツ――フォルスターとマインツ革命の烽火 キュスティースを指揮官とするフランス革命軍に対し、マインツの人々は力をもってするよりは従うことを選んだのである(1)。占領されたマインツでは、フランスのジャ
本文を読むフォルスターの執筆一覧
フランス革命後のドイツ社会思想――フォルスター・ヘルダー・フィヒテ・カント・ノヴァーリス(4)
著者: 二本柳隆著・石塚正英編第2章 ドイツのフランス革命――マインツ革命におけるゲオルク・フォルスターの場合 フランス革命が、実際、ドイツの知識人に大きな影響を及ぼしたということは、いくら強調してもしすぎることはない。因みに、その影響の跡を拾い上げ
本文を読むフランス革命後のドイツ社会思想――フォルスター・ヘルダー・フィヒテ・カント・ノヴァーリス(2)
著者: 二本柳隆著・石塚正英編第1章 フランス革命の意味するもの――近代ドイツの知識人のフランス革命に対する反響 1789年、フランスにおいて勃発した革命は、フランス国内を動揺させただけでなく、その波紋は海峡を隔てた国をも含めて、あらゆる諸国に
本文を読むフランス革命後のドイツ社会思想――フォルスター・ヘルダー・フィヒテ・カント・ノヴァーリス(1)
著者: 二本柳 隆(石塚正英編)編集者はしがき 本書は、社会思想研究者にして(元)原学園苫小牧中央高等学校教諭の二本柳隆氏(1948~2000)がフランス革命200周年を意識して完成させ、1988年に編集者に出版を託した原稿である。しかし、種々の事情
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