木原武一の執筆一覧

世界のノンフィクション秀作を読む(74) 木原武一(著述家)の『ぼくたちのマルクス』(筑摩書房)――「マルクス症候群」が止んだ今こそ彼の思想に注目を、と提言(下)

著者: 横田 喬

 ?「資本論」の世界  マルクスには革命家、経済学者、哲学者など幾つかの顔があり、その思想全体を作り上げている。核となるのは経済学で、その主著『資本論』だ。欧州の大学に経済学部が新設されたのは十九世紀末。彼が大学生当時の

本文を読む

世界のノンフィクション秀作を読む(73) 木原武一(著述家)の『ぼくたちのマルクス』(筑摩書房)――「マルクス症候群」が止んだ今こそ彼の思想に注目を、と提言(上)

著者: 横田 喬 

 「共産主義の父」とされるカール・マルクス(1820~1895)。その著作を「現代に生きる古典」として読んでほしい、と著者は言う。私とほぼ同世代の筆者は多年にわたるマルクス読み込みの蓄積を平易な論述に生かし、かの一代の論

本文を読む