東京唯物論研究会の執筆一覧

「マルクス主義の創造的適用とは何か」に関する雑感――「実践的唯物論か実践の哲学か?」を例に――

著者: 長島 功

 マルクスの唯物論はドイツ古典哲学の観念論的転倒とフォイエルバッハの唯物論の受動的な性格を両面的に批判し、実践による現実の変革を肝心なことであると見なしがゆえに、我が国では「実践的唯物論」と呼ばれている。ちなみにドイツ語

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