どの本だったか覚えていないが、あとがきの類も読み終わって一番後ろ並んでいる目録を眺めていたら、『リターンマッチ』後藤正治著が目に留まった。ボクシング好きから「リターンマッチ」という題名に惹かれた。数行の紹介からではどんな
本文を読む藤澤豊の執筆一覧
無免許運転の背景
著者: 藤澤豊戦後のベビーブームの尻尾のように一九五一(昭和二六)年に町屋で生れた。引っ越した田無では、児童を収容する小学校が足りなかった。倉庫のような木造の講堂をいくつかの部屋に区切っても足りずに、高学年は早出と遅出の二部制だった。
本文を読む秋田弁、笑っていいものやら
著者: 藤澤豊先日、あるセミナーの懇親会で右に座っていた人からAIとは?という話がでてきた。一口にAIといっても、アプリケーションもさまざまだし、データ処理の本質(人が開発したソフトウェア)からみると、何がAIなのか見当もつかないこと
本文を読む子育て応援―葬祭や仏壇まで
著者: 藤澤豊都から「子育て応援とうきょうパスポート」をもらった。予算の関係なのかプラスチックじゃなくて紙製だった。普通のプリンター用紙よりはちょっと上質だが洗濯機で洗ったらくしゃくしゃになる。Suicaやクレジットカードと似たような
本文を読むただの口利き屋じゃないか
著者: 藤澤豊YouTubeに出てくる広告が煩わしい。それなりに予算をかけてつくった広告でもうっとうしいのに、学芸会の延長線のようなコマーシャルを見せられると、知的水準を疑いたくなる。粗雑で品のない広告なんか疑念を生むだけだから、ちょ
本文を読むYouTube―ウクライナ情勢や中国や……
著者: 藤澤豊Webでウクライナ情勢やアメリカや中国などに関する記事を読んでいて、数ヶ月前にYouTubeにも、みなければならないものがあることに気がついた。目立つのは大手マスコミのサイトで、どこもテレビ番組の番外編のような感じで退屈
本文を読む気持ちが時間を産む
著者: 藤澤豊豊富な経験から自信のある人もいれば、さしたる能力があるとは思っていない人もいる。経済的に余裕のある人もいれば、生活が苦しい人もいる。状況は人さまざまだが、一日二四時間という制約はみんな同じ。こんなことをいうと、時間を自分
本文を読む事業を立ち上げてはみたものの
著者: 藤澤豊八十六年に日米の合弁会社に転職してからの四年間、あれこれ雑務に近い仕事もあったが、重かったのは新型CNC(Computerized Numerical Control)開発プロジェクトだった。コマーシャルマーケティングと
本文を読む出来るヤツは教えない
著者: 藤澤豊七十二年から四十年以上にわたって日本とアメリカとヨーロッパの伝統的な製造業で禄を食んできた。アメリカの会社では頻繁にセミナーやトレーニングに呼ばれたが、日本やヨーロッパの会社では日常業務を通したOJTしかなかった。両極端
本文を読む自己愛? 自虐ネタ? 芸術?
著者: 藤澤豊五月十八日付けで、APがFlying Dogビールのラベルの裁判について伝えてきた。Webで探してラベルを見たが、それは悪趣味の見本のようものだった。下品というのか卑猥さにびっくりしが、どこか笑い飛ばすウィットのようなも
本文を読むFlying Dogビールのラベル
著者: 藤澤豊たまげるニュースや呆れるニュースには事欠かない。なかには、さすがにそれはないだろうと一言二言いいたくなるニュースもある。山口県阿武町の四六三〇万円の誤送金をカジノで使ってしまったというニュースにはあきれるが、菅義偉首相が
本文を読む使用済み紙オムツから覚醒剤
著者: 藤澤豊四月二五日、Al Jazeeraからたまげるニュースが入ってきた。どこもここも問題だらけで驚くニュースには事欠かないが、まさかそこまでとは思いもよらなかった。 タイトル「Zimbabwean youths find ch
本文を読むそこまで稀薄な人間関係なの
著者: 藤澤豊還暦を機に一線を退いて気がついた。長年にわたってエンジニアリングと経営に集中し過ぎた。人文系の素養が低すぎる。四十年以上もの間、読んだのも書いたのも単刀直入に要件に伝えることを目的としたものだった。そこでは、事実を事実と
本文を読む乳幼児向けアニメと市場規模
著者: 藤澤豊ぐずる孫の気を紛らわせる手ごろな動画はないかとYouTubeで探した。生後何ヵ月でもないから、日本語でも英語でもかまいやしない。日本語より英語のほうが色々あるだろうと「movies for babies」と入力したら、こ
本文を読む「正義 自由 真実」の京都新聞
著者: 藤澤豊四月二十一日、たてつづけに京都新聞の創業家への高額報酬に関する記事がながれてきた。京都新聞の記事もあるが、Yahooが配信してきた毎日新聞の記事が分かりやすかった。 「京都新聞HD、元相談役に総額16億円超の違法報酬か
本文を読む欧米にタイでも大麻合法化
著者: 藤澤豊四月初旬に出席したセミナーで、小金井司法クラブ発行の『水脈』という小冊子を頂戴した。一面に丸井英弘さんの「平和な社会建設に貢献できる生き方をめざす」と題した論文が掲載されていた。そこで「私の人生と大麻取締法違反事件を振り
本文を読むソ連史とウクライナ史―貸出予約
著者: 藤澤豊二月中頃からだったと思うが、急にウクライナとロシアの緊張を伝えるニュースが増えだした。そしてロシアの侵攻が始まってからは、目が離せなくなった。ルーチンワークのように見てまわるサイトが増えたこともあって、最近は流し読みする
本文を読む礼節欠いて衣食足りて傲慢に
著者: 藤澤豊八十年代も末、小型乗用車でアメリカ市場を席捲したこともあってだろう、合弁相手の車載用電装品の大手メーカでは、取締役から平社員まで誰も彼もが自信に満ち溢れていた。欧米メーカからの技術導入からはじめて、追いつき追い越せと息せ
本文を読む体のいいロシアのプロパガンダサイト
著者: 藤澤豊昼ごろ起きてPCの電源を入れてメールを開くと、受信箱がウクライナ関係のニュースレターで溢れかえっている。ウクライナからはもちろん、アメリカからもあればイギリスやドイツからもフランスからもあるし、イスラエルやカタールに香港
本文を読む理路整然としたウソ
著者: 藤澤豊どんなに正直な人でも十歳になるまでには、ウソの一つや二つはついているだろうし、不惑の年も過ぎるころには百や二百じゃきかないだろう。それなりの社会生活をおくるには、程度の差こそあれウソまみれになるのを避けられない。ウソとわ
本文を読む夢や目ざすものなんかあったためしがない
著者: 藤澤豊小学校の高学年になったころから、ぼんやりしたものにしても夢や目ざすものがあるから、頑張れるんだと思っていた。いい年をして、今さら夢とか目ざすものなんてと思いはするが、しいて思い浮かぶのを挙げれば、ピンピンコロリぐらいで、
本文を読むウクライナ国歌に心を打たれる
著者: 藤澤豊二月二六日、知り合いからウクライナの国歌はウクライナの精神そのものだというメールを頂戴した。ロシアの侵略のニュースを目にしていたからなおさらだったのだろう、何度も聴き直してしまった。涙せずには聴けない。 国歌の中には軍隊
本文を読むロシア革命でソ連に、そしてロシアは今
著者: 藤澤豊早いものでベラルーシのデモも二年前のことになってしまった。力で押しつぶしたところで火種は消えないから、いつ再燃するのかと思っていたら、一月の末辺りからウクライナの騒ぎが大きくなっていった。あそこまで軍を動かしたら、なにも
本文を読む原子力も天然ガスもグリーン?
著者: 藤澤豊Die Weltの二月二日付け記事「European Commission declares nuclear and gas to be green」をみたとき、さすがにそれはないだろうと目を疑った。見出しを直訳すれば、
本文を読む今はどれほど違うんだろう
著者: 藤澤豊日本語がわからない。日本で生まれて日本で育って棺桶の蓋の影がちらちらする年になって、わからないということに気がついた。日本語で生活しているのに、思いついたことを書き残しておこうとしたら、句読点ひとつどう打つべきなのかはっ
本文を読む大工の勘違い
著者: 藤澤豊入社して三年で海外市場担当の子会社に左遷されて、勤務地が我孫子の本社工場から丸ビルになった。仕事は試作機の設計から海外からよせられる障害報告や苦情の処理になった。研究所詰めだったこともあって、工場で生産されている現行機種
本文を読む第28回 4・13根津山小さな追悼会のお知らせ
著者: 藤澤豊私たちの街で空襲があった どなたでもご参加いただけます(雨天・緊急時中止) 令和4年4月13日(水)午後2時~3時 池袋南池袋公園内『空襲犠牲者追悼の碑』前 主催:4・13根津山小さな追悼実行委員会 今から77年前の昭和
本文を読むジェンダー平等とトランスジェンダー
著者: 藤澤豊ここ数年LGBTQ関係のニュースをよく見かけるようになった。はじめてLGBTQ(言葉)をみたとき、LGBまでは想像できたが、TとQが何を意味しているのかわからなかった。Webであれこれみていて、半年ほど前にニュースサイト
本文を読む個人にも法人にも累進課税
著者: 藤沢豊便利になったと感じたら、どこかで誰かが職を失っている、あるいは正社員が非正規社員か契約社員で置き換えられていると考えたほうがいい。重筋労働から解放される。厄介な仕事も楽もなる。便利になるのはいいことだと思っていたら、みる
本文を読むマスメディアの責任は?
著者: 藤澤豊年が明けて三日、New York Timesが気になる記事を送ってきた。 「Elizabeth Holmes is found guilty of four counts of fraud」 下記urlから、記事をご参照
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