原発再稼働なんて,とんでもない : この現実を見よ (たんぽぽ舎総会記念講演:木幡ますみさん,山崎久隆さん)=すばらしい講演でした +アルファ
- 2015年 3月 3日
- 評論・紹介・意見
- 田中一郎
1.「放射線の健康障害を考える」
講 師 西尾正道さん((独)国立病院機構 北海道がんセンター名誉院長)
日 時 3月7日(土) 午後1 時30 分開演(1時開場) 入場無料
場 所 那須塩原市 黒磯文化会館小ホール
(翌日3/8は,大阪市北区で西尾正道先生の講演があります)
2.3/8 被曝・医療福島シンポジウムへ多数のご参加を ( 政党、団体 ) – 宝の山 – Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/huwawatanpopo2010/34614548.html
3.(メール転送です)福島第一原発における労働災害に関するヒアリングのご案内
「原発ゼロの会」のプレスリリースのご案内を転載させていただきます。
3月5日(木)16:00~18:00に衆議院第1議員会館 国際会議室において、「福島第一原発における労働災害に関するヒアリング」を開催するとのことです。
傍聴や取材は申込みが必要なようです。
取材申込・お問い合わせは以下までとのことです。
阿部知子事務所(原発ゼロの会事務局)
Tel: 3508-7303(衆議院内線:50424)/ Fax: 3508-3303
E-mail: usami@abetomoko.jp
原発ゼロの会ブログ:http://genpatsu0.cocolog-nifty.com/blog/
◆福島第一原発における労働災害に関するヒアリングのご案内
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3月5日(木)16:00~18:00
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東京電力福島第一原発では、汚染水を巡るトラブルが相次いで発生/判明す
るなど、廃炉に向けた「ロードマップ」の現実性に疑問符がついています。
その1Fでは、2年前には1日当たりの平均作業員数が3,000人だったのがど
んどん増加し、今や7,000人が作業に従事しています。作業員増加に連れて労
働災害発生件数も増加しており、特に この1年間で大きく増えています。
様々な作業が錯綜する現場、タイトなスケジュール、特殊な作業環境・条
件、複雑な請負構造などが相俟って労働災害を招いていると考えられます。長
期にわたって多数の作業員を確保する必要がある中で、このままでは廃炉作業
を支える「人」が大きな壁となりかねません。
再発防止が謳われながらも労災が繰り返される状況からは、労働安全衛生管
理体制についても見直し・強化が必要と思われます。
原発ゼロの会ではこの間、労働安全衛生法の改正を含め検討をしてきたとこ
ろですが、この度、1Fの労働実態や作業員確保を巡る課題に詳しい東京大学・
縄田和満教授と東電・厚労省・エネ庁からヒアリングを行ない、課題を整理す
ることと致 しました。取材方、よろしくお願い申し上げます。
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昨日3月1日,たんぽぽ舎の26周年の総会が開催され,記念講演で木幡ますみさん,山崎久隆さんがお話になりました。お二人とも,素晴らしい講演だったと思います。改めて福島の現状に思いをはせ,また,原発再稼働など,とんでもない,ことを確認いたしました。ノーコメントでご案内いたします。
(1)たんぽぽ舎26周年 総会記念講演 プログラム(2015.3.1)
(2)「故郷に帰ろう」も利権です:被ばく後の大熊町の現実(木幡ますみさん 2015.3.1)
(3)原発再稼働! 何が問題か(山崎久隆さん 2015.3.1)
<当日の録画>
(1)▶ 20150301 UPLAN【記念講演1】木幡ますみさん「福島の現状~今は福島のこと、明日はあなたの町のことかも…」(たんぽぽ舎第27回総会・26周年) – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=w_jTTi7lPtU
(2)▶ 20150301 UPLAN【記念講演1】山崎久隆さん「原発再稼働!何が問題か」(たんぽぽ舎第27回総会・26周年) – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=3stsYjTejEI
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(追加情報)
1.3/1夜 経済産業省前テント
(同日の昼間,チンピラ右翼達に襲撃された後の経済産業省前テントの情報です。心配された方がたんぽぽ舎総会終了後に駆けつけて下さったようです。お名前は伏せておきます)
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3月1日、本日午後2時頃、冷たい雨の中、経産省前広場テントが右翼に襲われました。
ツイキャスが、見つからないので、レポートします。
たんぽぽ舎の総会に参加していて急報の報告あり、知りました。
総会後、駆けつけました。画像は、午後5時すぎの雨中のテント全景です。
テントのメンバーは4人。非暴力を貫いて、けが人はありません。
でも、怖かったそうです。朝から周囲に来ていた公安が登場して間に入り、30分くらいで引き上げた。
大音量の黒塗りと白も含む大型バン?車12台。
20人くらいの男性。車は埼玉からの右翼らしい。車のボディに会の名前。
約30分。テントを揺すったり、中の棚にも手を出し、正面右側の扉を壊した。
急遽、ビニールが貼られていました。
とりあえず、雨風は防げていますが、深々と冷え込み、今頃は、かなりの寒さかと思います。
襲撃された時、テントにいたのは4人、その中に女性もいました。
彼女の傘は、形状復活タイプで、助かったそうですが、普通の傘なら壊れていただろう、
彼らはお金で雇われているらしい、お前らいくらもらっているんだという、など。
話を聞き、ツイキャスと画像を見せてもらいました。
大音量でかき消され、声は聞きづらい。
カメラを持って撮影している男性は見たことある顔のような? 昨年10月襲撃と同じ?
2月26日、東京地方裁判所の不当な判決のあとですので、
明日か明後日にもテント撤去の強制執行がありうるとも予想されています。
泊まり込んでいる人々に危害がありませんように。無理せず、体を大事にしてほしいです。
非暴力,非服従。脱原発をアメーバーのように広げましょう。
2月27日の声明にあるように、”壊されたらまた、どこかに立てれば良い”~^^
2.(メール転送です)FoE JAPAN 満田さんからのメール
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┃ ★南相馬市の特定避難勧奨地点、「解除されても帰還できない」
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福島県の南相馬市を訪問しました。ここは原町区など152世帯が特定避難勧奨地点に
指摘されていましたが、昨年12月28日、国が住民の反対を押し切って一方的に解除し
てしまいました。住民の方々は、何度も経済産業省に訴え、署名を提出したり、政府
交渉をしたりしましたが、これらの声は完全に無視されてしまいました。住民説明会
でも、発言はすべて「解除反対」「時期尚早」というものでした。
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-cbde.html
当日の計測でも、山沿いでは0.6マイクロシーベルト超の地点がまだ多く残っていま
した。あるお宅では、除染済みにもかかわらず、いまだに庭の線量が1マイクロシー
ベルト超で、地上では3マイクロシーベルトを超えていました。このお宅は、そもそ
も特定避難勧奨地点には指定もされなかったそうです。
解除になっても、子どもをもつ若い人たちはなかなか帰れない状況にあります。お話
をきいていて、住民のみなさんのやりきれない怒りがひしひしと伝わってきました。
(満田 夏花)
▼詳しくはこちら
https://www.facebook.com/FoEJapan/posts/771398759603991
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┃ ★東海村JCO臨界事故による住民の被ばくと健診
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1999年9月30日に起こった東海村のJCO臨界事故。
至近距離で中性子線を浴びた作業員3名中、2名が死亡、1名が重症となった他、多く
の被曝者を出しました。この後、茨城県が「住民の健康不安に対処する」という名
目で2000年から住民健診を実施。対象は、評価された線量が1ミリシーベルトを超え
る者で健康診断を希望するなどで、毎年200~300人の住民が受診。
「JCO臨界事故被害者の会」のみなさまが、毎年、会場にてアンケートを実施。
多くの人たちが継続を希望し、それを梃子にして行政に要望。健診はいまも継続され
ています。しかし、これはあくまで「不安対処」なので、健康影響に関する分析は行
われていません。
健康影響に関する独立した調査として貴重な資料があります。事故後、阪南中央病院
の「東海臨界事故被曝線量・健康実態調査委員会」が「美浜の会」や「被害者の会」
とともに住民の方々へのアンケートをもとにとりまとめたもの。それによれば、事故
直後の自覚症状(1ヶ月後)として、「全身倦怠・疲れやすい」「のどの痛み」「脱
力感」「頭痛」「下痢」といった症状を訴える住民が多く、事故後9ヶ月~1年半時
点での自覚症状としては、「風邪を引きやすくなった」「咳・痰」「体がだるい」
「眼疲労」「肩こり・首の痛み」「頭痛」といった症状を訴える住民が多いという結
果でした。後者については、「免疫機能の低下によって抵抗力が落ちたときに生じる
症状が相対的に多い」ということです。また、被ばく量が多いほど何らかの自覚症状
を訴える人が多いといった結果でした。 (満田 夏花)
▼詳しくはこちら
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-7d6f.html
▼「被害者の会」のみなさんのインタビュー映像および解説(FFTVより)
https://www.youtube.com/watch?v=avOTNFEMHck
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┃ ★さんごとジュゴンの海を守ろう~全国から辺野古に注目!
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FoE Japanは、辺野古の貴重な生態系を保全するという立場から、民意を無視して強
行されている、辺野古・大浦湾での新基地建設に反対していくため、いままでの活
動の経験を活かし、「辺野古を守ろう!」プロジェクトをキックオフしました。
http://www.foejapan.org/aid/henoko/
2月4日および5日、「秘密保護法を考える市民の会」やピースボートと共催で、
緊急集会および政府交渉を開催しました。現地から、会場監視行動を続けている船長
さんやカヌー隊のみなさん、日本自然保護協会で海洋生態系の保護運動を行っている
専門家がかけつけました。
2月16~19日には、辺野古に行き、船上での監視活動やゲート前での行動に参加。現
地で体を張って監視活動をがんばっておられる方々の姿は本当に感動的でした。現地
の市民の行動によって、辺野古の問題が国内的にも国際的にも、ここまでクローズア
ップされたことをまざまざと実感しました。
辺野古には、沖縄や日本各地から、続々とたくさんの市民が活動に参加されており、
毎日毎日、手に汗をにぎるようなせめぎあいが生じています。沖縄と本土の間には情
報ギャップがあります。政府や一部のマスメディアが流す断片的なニュースでは、反
対運動をやっている人たちがあたかも一部の過激派のようにイメージ操作されていま
すが、決してそうではありません。たとえば「基地の敷地内に侵入した」というニュ
ースでも、実際のツイキャス映像をみると、むしろ線を越えないように人々に呼びか
けていたリーダーが、米軍の警備員に引きずり込まれたのが現実です。琉球新報、沖
縄タイムズは、記者を常駐させ、現地のリアルな情報を発信しています。ぜひ、こう
した情報を見て、注目してください。 (満田 夏花)
▼写真入りの報告はこちら
https://www.facebook.com/FoEJapan/posts/769022583174942
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔opinion5207:150303〕
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