もう黙ってはいられない・東京の青山公園へ
3月30日(日)13時から、東京都港区六本木の青山公園南地区・多目的広場で、「3・30『令和の百姓一揆』トラクター&人々の行進in東京」と称する催しが行われる。実行委員会(代表・菅野芳秀さん=山形県、百姓)からは、次のような呼びかけが発せられている。
「農民の離農の速さは今、尋常ではありません。この国から、村が消え、農家、農民が消えようとしています。原因は農業収入の異常なまでの低さです。農の崩壊が進み、この国の食といのちの持続性が危機にさらされています。果たしてそれが『国民の意思』なのでしょうか?
もし、そうでないならば、全力で声をあげましょう!生産者も消費者も、市民も農民も、共に声をあげましょう
農民に欧米並みの『所得補償』を!市民に安定して食を手にできる生活を!」
『令和の百姓一揆』メッセージ動画
実行委によれば、会場に集まったトラクターは14時30分に行進に出発。コースは青山公園→広尾方面へ→天現寺橋右折→明治通り→恵比寿→渋谷宮益坂→神宮前左折→表参道→原宿駅前→代々木公園。
会場に集まった人々のデモ行進出発は15時30分。先頭にトラクター。コースは青山公園→表参道→原宿駅前→代々木公園。
東京の動きに呼応して、この日、富山、岐阜、奈良、山口、福岡、熊本、沖縄などでも同様の催しが行われる。
実行委によれば、3月30日以後も、引き続き全国各地で連続したシンポジウム、トラクター行進を重ねて、大きなうねりをつくり、2025年末には、これら全国の行動を集約する会の開催を検討しているという。
(岩)