(2022年1月5日)
 年末に、「法と民主主義」の特別号が発刊された。「創立60周年記念号」である。「創立50周年記念号」以来10年の法律家運動総括号となっている。
 以下に目次を掲載する。絢爛豪華にして殷賑隆盛の壮観とはちとオーバーではあるが、なかなかのものと自讃している。私も、象徴天皇制について寄稿している。手に取ってお読みいただけたら、ありがたい。
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創立60周年記念●激動の10年と新たな展望 ―― 日民協この10年
◆巻頭言・60年、最初の一歩と次の一歩 … 理事長・新倉 修
 ■巻頭論文・激動の10年の政治史と日本民主法律家協会の役割 … 渡辺 治
■激動の10年の政治史と法律家運動
 ◆企画にあたって … 編集委員会・前事務局長 米倉洋子
 ◆原発差止訴訟のこの10年 ── 弁護団の奮闘と判決の推移、そして今後の展望 … 北村 栄
 ◆公害・環境法における理論(研究者)と実務(弁護士)の協働
 ── 建設アスベスト訴訟・福島原発事故賠償訴訟を例に … 吉村良一
 ◆秘密保護法の内容・問題点とその後につながる運動 … 清水雅彦
 ◆監視社会と戦争する国づくり
 ── 特定秘密保護法/刑訴法・盗聴法改悪/共謀罪/
 デジタル監視法/土地規制法/内閣情報局 … 海渡雄一
 ◆戦争法反対・9条改憲阻止運動 ── 激動の10年 … 南 典男
 ◆機密費・財務省「森友学園」・「桜を見る会」追及とその闇を暴く運動 … 上脇博之
 ◆象徴天皇をめぐる議論状況この10年 … 澤藤統一郎
 ◆検察庁法改正反対運動の経緯と教訓 … 島田 広
 ◆「桜を見る会前夜祭」刑事告発の取組み … 小野寺義象
 ◆日本学術会議会員任命拒否問題と情報公開請求の取組み … 福田 護
 ◆原発事故から10 年
 ── 日民協の取組み、「原発と人権」の活動など … 海部幸造
 ◆改憲問題対策法律家6団体連絡会の活動 ── 憲法の危機に抗して … 大江京子
 ◆司法制度研究集会の10年を振り返る … 米倉洋子
■日民協創立の頃の息吹を伝え、60年を振り返る
 ◆日民協創立に至る迄 思い出すまま … 内藤 功
 ◆日民協創立の経緯とその「初心」 … 新井 章
 ◆『法民』とともに … 上条貞夫
 ◆鈴木安蔵先生の思い出 … 金子 勝
 ◆断想 野村平爾先生 … 大石 進
■これまでとこれからの日民協に寄せるおもい
 ―― 歴代理事長・事務局長・本部事務局員と現執行部員から
 【理事長】
 ◆日民協活動の年月 … 久保田 穣
 ◆安倍改憲策動との闘いの3 年間 … 右崎正博
 ◆国際の平和と安全を実現する地球的な運動を … 新倉 修
 【事務局長】
 ◆司法反動化に抗して ── 私の事務局長時代 … 鷲野忠雄
 ◆国際交流を実現した協会活動を振り返って ── 近況報告を兼ねて … 小野寺利孝
 ◆日本の司法の遅れを取り戻すために ── ドイツの司法の実態を学ぶ … 高見澤昭治
 ◆事務局長退任の日の「事務局長日記」 … 澤藤統一郎
 ◆事務局長雑感 ── 刺激をうけ、視野を拡げることのできた6年 … 海部幸造
 ◆原発、壊憲…未曾有の危機のなかで … 南 典男
 ◆事務局長時代を振り返って … 米倉洋子
 ◆「友情」「努力」「勝利」を体感できる日民協へ … 大山勇一
 【本部事務局員】
 ◆京橋から四谷、そして新宿御苑へ … 林 敦子
 【執行部員】
 ◆「手をとり合って」(クイーン) … 戒能通厚
 ◆インボイス中止のたたかい … 浦野広明
 ◆司法制度への恒常的問題提起を … 新屋達之
 ◆多様な「まなざし」 … 佐々木光明
 ◆土砂降りの日にすること … 永山茂樹
 ◆裁判官経験者としての活動参加と雑感 … 北澤貞男
 ◆日民協と法律関係労働組合 … 有村一巳
 ◆「危機の時代」の法律家の役割 … 飯島滋明
 ◆継続は力なり、でもそれだけでは不十分 … 辻田 航
 ◆メディアの変容とジャーナリズム … 丸山重威
 ◆次の60 年存続・発展のため … 奥津年弘
■日民協の未来を語る座談会
 出席者・辻田 航/大住広太/宮腰直子/飯島滋明/
 大江京子/米倉洋子/南 典男/新倉 修/大山勇一(司会)
■ともに歩んだ皆さんの連帯メッセージ
 ◆これからも司法の民主化をめざして … 中矢正晴
 ◆法務省の労働組合として … 西山義治
 ◆たたかいは続く ── 独立、平和、民主主義、基本的人権をまもるために … 山口真美
 ◆市民とともに9条をもう一度選び直したい … 小賀坂 徹
 ◆法律家に課された使命 ── 日本民主法律家協会創立60周年に寄せて … 阿部健太郎
 ◆働く者の権利擁護と団結の再生のために … 井上幸夫
 ◆若手会員とともに司法の民主化をめざして … 上野 格
 ◆共同の闘いで未来を変えよう! … 海渡雄一
 ◆日本民主法律家協会と日本国際法律家協会という二つの顔で人権活動にかかわって … 清末愛砂
 ◆「核兵器も戦争もない世界」を目指す取り組み … 森 一恵
 ◆憲法活かし、悪法阻止のたたかいに手を携えて … 岸田 郁
 ◆緊迫する情況の中での法律家の役割 … 山岸良太
 ◆国民審査運動の再生を … 瑞慶覧 淳
 ◆今こそ、憲法を実践するとき … 菱山南帆子
 ◆薩長連合のこと … 高田 健
◆とっておきの100枚 彼岸への伝言Ⅱ … 佐藤むつみ
 ◆鳥生基金の創設にあたって 鳥生忠佑先生への感謝のことば … 大山勇一
 ◆改憲動向レポート〈№36(特別編)〉
 壊憲・改憲の危機にある日本と法律家の果たすべき役割 … 飯島滋明
 ●年表・この6年の日民協のあゆみ(2015.9~2021.11)
 ●資料・総もくじ(500+501号~562号)
 ●インフォメーション
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なお、今回は「563・564号」の合併号として、特別の2000円(送料別)。
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初出:「澤藤統一郎の憲法日記」2022.1.5より許可を得て転載
 http://article9.jp/wordpress/?p=18287
 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/
 〔opinion11642:220106〕













