昨年10月から続いているイスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への攻撃で、これまでに3万5000人を超すパレスチナ人が亡くなりました。多くは女性と子ども言われています。こうした悲劇の背景にあるものに目を向けようという狙いで、バレスチナ・ドキュメンタリー映画会が開かれます。
上映されるのは『ガザ=ストロフ―バレスチナの吟(うた)―』。2008年12月から2009年1月にかけてイスラエルによるガザへの大規模侵攻が起きたとき、停戦の翌日に、フランス人の映画監督のサミール・アブダラとケリディン・マブルークがガザに入り、爆撃で被害を受けた人々を撮ったドキュメンタリー映画です。
「本作は、ガザの地で生きる人々の姿を丁寧に描きながら、同時にパレスチナ問題の背景にある西洋諸国による二重基準、構造的暴力について浮かび上がらせる」と評されています。
映画上映後、友常勉・東京外国語大学教授の話、生田卍氏の歌とギター演奏があります。
◆期日:6月29日(土)17時30分開場、18時上映開始
◆会場:調布市文化会館 たづくり12階F大会議場。京王線調布駅広場口田から徒歩4分
◆参加費:500円(先着200名、予約なし)
◆主催:「ガザ=ストロフ」を上映しガザについて考える会
◆問い合わせ:090-2910-4786(鈴木)