■短信■ 多文化共生への道を求めて  高麗博物館が映画上映とトークのイベント

 「市民がつくる日本・コリア交流の歴史博物館」といわれる認定NPO法人・高麗博物館(東京都新宿区)は、今年のイベントとして、「多文化共生への道を求めて」と題する映画上映とトークの会を行うことになり、「ぜひ参加してください」と呼びかけている。新宿区が後援する。

◆日時:7月17日(水) 開場17:30/開演18:30/終演21:30
◆会場:新宿区立四谷区民ホール(東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑駅」から徒歩5分)

◆映画上映:高賛侑監督のドキュメンタリー映画「ワタシタチハニンゲンダ!」
 国際ニューヨーク国際映画祭ベストドキュメンタリー賞受賞作品で、その内容は次の通り。
 「2021年3月、スリランカの女性ウィシュマ・サンタマリアさん(33)が名古屋入管で死亡した。戦後、日本政府は、在日外国人の9割を占めていた韓国・朝鮮人の管理を主目的とする外国人登録法などを制定した。その後、他国からの在留者が増えると、全ての外国人に対する法的・制度的な出入国管理政策を強化してきた。本作品は、全ての在日外国人に対する差別政策の全容を浮き彫りにする」
◆トーク:ジャーナリスト・安田浩一さんの「歴史否定とヘイトスピーチに抗う」

◆参加費:一般1500円(前売り)、1700円(当日)/30歳未満1000円/中学生以下無料∇全席自由 要予約
◆申込み:高麗博物館(TEL 03-5272-3510)へ