3月7日 伊藤誠「21世紀型社会主義のために」世界資本主義フォーラムのご案内

著者: 矢沢国光 やざわくにてる : 世界資本主義フォーラム
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  • 主催 世界資本主義フォーラム
  • 日時 202037日(土)1330分〜17時(13時受付開始)
  • 会場 本郷会館 東京都文京区2-21-7 電話 03-3817-6618

http://www.city.bunkyo.lg.jp/gmap/detail.php?id=10136

アクセス 地下鉄本郷三丁目から徒歩5分 (下の案内図参照)

◆東京メトロ丸ノ内線「本郷三丁目」より徒歩5分。

*丸ノ内線「本郷3丁目」駅からの行き方:「春日通り方面」出口から出て左へ。大横町通りに出たら右折、100メートル行くと三菱UFJ銀行のATMがあります。ここを左折すると三河稲荷神社。その隣です。

◆都営大江戸線「本郷三丁目」3番出口より徒歩6分

  • 講師 伊藤 誠(東京大学名誉教授)
マルクス生誕200年を一つのきっかけとして、21世紀型社会主義のためにマルクスの思想と理論が再評価される機運が世界的に広がっている。社会主義政治革命を求め、若い世代の高い支持率をひきよせてサンダースが大統領選挙で大健闘をすすめていることともそれは連動している。『資本論』の経済学は21世紀社会主義のためにいかに読みなおされるべきか。20世紀型社会主義の崩壊を省みて、今後のオルタナティブを構想するうえでも、その問題はさけてとおれないであろうところといえよう。(2020210日 伊藤誠)
  • テーマ 「21世紀型社会主義のために」(参考文献第6章による)
  • 参考文献 伊藤誠『マルクスの思想と理論』(青土社 2020.1


伊藤誠『マルクスの思想と理論』[目次]

はじめに

第1章 マルクスの思想と理論の形成と展開

――そのヒューマニズムの奥行

  1 出発点としてのヒューマニズム

  2 ヘーゲルとフォイエルバッハをこえて

  3 人間の自己疎外の構造とその克服へ

  4 マルクスの労働価値説の人類史的意義

第2章 導きの糸としのて唯物史観

――人類史をいかに総括するか

  1 唯物史観の定式とその意義

  2 市場経済の人類史的位相

  3 生産諸力の発展の意義

第3章 『共産党宣言』の現代的魅力

  1 不朽の名著の魅力

  2 資本主義のグローバルな発展性の洞察

  3 変革の見通しは失敗したのか

第4章 『資本論』をどう読むか

  1 課題と方法

  2 個別的なものから一般的なものへ

  3 社会変革の可能性

第5章 現代世界の多重危機とマルクス

  1 現代資本主義の多重危機のなかで

  2 資本主義的人口法則の現代的意義

  3 資本主義と自然環境破壊

第6章 二一世紀型社会主義のために

  1 『資本論』の社会主義論

  2 二〇世紀型社会主義の形成と崩壊

  3 二一世紀型社会主義の可能性

おわりに


  • どなたも参加できます。資料代 500円 
  • 問合せ・連絡先 矢沢 yazawa@msg.biglobe.ne. jp  携帯090-6035-4686

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2020年4月以降の世界資本主義フォーラムの予定

 44() 1330分―17時 本郷会館(予定)

 小幡道昭「貨幣論と現代資本主義」