【むつ中間貯蔵施設・六ヶ所再処理施設】
むつ中間貯蔵の安全協定締結の判断に向け、住民説明会7月2日から始まる。
・青森県むつ市・中間貯蔵施設の操業に反対する署名にご協力くださ>
ネット署名「青森県むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設の操業反対」
https://chng.it/N9KCzq8Y4n よびかけ 「核の中間貯蔵施設はいらない!下北の会」
〈呼びかけ文〉
報道によると、青森県宮下知事が、むつ中間貯蔵の安全協定締結の判断に向け、7月上旬から県内6市(むつ市、八戸市、十和田氏、青森市、弘前市、五所川原市)で事業者(RFS)を主体とする県民説明会を開催するとのことです。
50年後の搬出先となる「第二再処理工場」は計画そのものが消えました。六ヶ所再処理工場も27回目の延期が必至です。むつが核のゴミ捨て場となるのは避けられません。操業を急ぐ理由はないはずです。東電が操業を急ぐのは、柏崎刈羽原発の燃料プールがほぼ満杯だからです。地元合意なしに燃料を装荷した7号機のプールの貯蔵率は97%に上っています。むつへ搬出しないと稼働が続けられないのです。
全国の原発で燃料プールがひっ迫しています。老朽炉の稼働を継続するために、「中間貯蔵」「乾式貯蔵」という名の核のゴミ捨て場探しが各地ではじまっています。老朽炉を鞭打つ運転により、事故の危険が高まります。できたての、発熱量の高い使用済み燃料が次々と生み出される状況が燃料プールの危険性を高めます。
中間貯蔵も危険です。容器(キャスク)に異常が発生してもプールがないので蓋を開けることもできません。海底活断層がないことにされています。恐山からの火砕流が到達する場所にあります。
「中間貯蔵」「乾式貯蔵」に反対しましょう。その先駆けとなるむつ中間貯蔵に反対しましょう。5月19日にはむつ市で操業に反対する集会がもたれます。地元で長年反対運動に取り組まれたみなさんから全国に署名がよびかけられています。改めてご協力をお願いします!
・5月29日「核のゴミから未来を守る青森県民の会」は
青森県知事に対して要望書と公開質問状を提出
「むつ中間貯蔵施設安全協定に関する要望」
貴職は、去る5月16日に標記の件について7月上旬から県民説明会を開催し、県 議会等の議論を経て、協定締結について総合判断するとの方針を示しました。 標記の件について、当会は去る2月16日の貴職宛の公開質問状で「50年後の再 処理稼働の可否等の具体的計画を国に求めるべき」と問うたのに対し、貴職は3月1 9日に「搬出時に稼働している再処理工場で処理する」と回答されました。 しかし、現時点で50年後に稼働する予定の再処理工場が特定されていないことか ら、使用済核燃料をむつ中間貯蔵施設に搬入する環境に無く、安全協定を議論できる 条件は整っていないものと考えます。
・青森・再処理工場の総事業費 さらに4千億円増 15兆円超にいる。
https://www.asahi.com/articles/ASS6P2JQ8S6PUNHB003M.html?iref=pc_ss_date_article
・ 大MAGROCK Vol.16/第16回大間原発反対現地集会 場所 青森県大間町
2024年7月20日(土)12時~7月21日(日)10時30分
【第16回大間原発反対現地集会】 2024年7月21日(日)
【柏崎刈羽】
・6月28日「柏崎刈羽原発の再稼働を許さない!首都圏行動」が予定されています。
15:30~衆議院議員会館多目的会議室 18:00~東電前行動
・7月15日 新潟県柏崎市で中越沖地震17年 福島を忘れない!
「柏崎刈羽原発ハイロ全国集会」が開催されます。
期日―7月15日13;30~15:30 終了後パレード
会場―柏崎産業文化会館(柏崎市駅前2-2-45)
講演―「もし、原発が事故を起こしたら」
~避難シュミレーションを市民と一緒に考える~ 講師:上岡直見氏
・新潟県、核燃料税上げへ条例案 6月補正予算は17億円
新潟県は19日、一般会計で17億8000万円となる6月補正予算案を発表した。能登半島地震で被災した企業の事業再建や、液状化被害を受けた宅地の復旧に係る経費を計上した。25日に開会する6月県議会には補正予算案のほか、柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)の核燃料税を引き上げる条例案も提出する。能登半島地震で被災した中小企業の施設や設備の復旧に係る経費として10億円を充てる。宅地の復旧では、市町村の事業を県が補助する形で6億8800万円を計上した。県が国に要望していた原子力災害に備えた避難路整備では、全額国費で実施する事前調査費も盛り込んだ。核燃料税は原発の稼働状況にかかわらず課税できる「出力割」の税率を1%相当引き上げる。https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC1917Y0Z10C24A6000000/
【女川】
・7回延期となっていた女川2号機の再稼働を9月と東北電力が公表。
・7月7日(日)女川町で講演集会が開催されます。講演―青木美希さん
13時30分~ 会場:女川町生涯学習センター パレードあり。
主催―女川原発再稼働を考える講演集会実行委員会
仙台からバスも出ます。問い合わせは沼倉まで。
・女川原発2号機再稼働 安全性の根拠を問う質問書を提出 宮城県の市民団体
6/17 (月) 16:50 khb東日本放送
再稼働に反対する宮城県55の市民団体が提出した質問書では、能登半島地震で避難道路が寸断されたことから現行の避難計画は実効性に欠けることや、敷地内に建設を表明した使用済み核燃料を保存する乾式貯蔵施設は、地域に新たな危険と負担を押し付けるものと指摘し、原発事故のリスクなど9月を目指す再稼働に至った判断の根拠などについて説明を求めています。原発問題住民運動宮城県連絡センター中嶋廉さん「(乾式貯蔵施設の設置は)半永久的に女川が核のごみ捨て場にされることになるのではないのかと。ですから東北電力には説明会をやるべきだということと一旦立ち止まるのが本来の事業者の責任ある態度ではないのかと」東北電力の担当者は「関係各所に共有し中身を精査して回答する」と答えました。市民団体は宮城県に対しても要望書を提出し地元同意を撤回して、再稼働を中止させることなどを強く求めました。
【志賀)
・6.30「さよなら!志賀原発 全国集会in金沢」
―能登半島地震は最後の警告だ!―
日時 6月30日(日)13時~会場 いしかわ四高記念公園(金沢市)
主催:さよなら!志賀原発 全国集会実行委員会
【東海第二】
・防潮堤の欠陥工事が2023年3月に発生。
10月に内部告発により明らかになり、現在取水口部分の工事が中断され、
当初の9月再稼働は困難になっている。
・東海第二原発で施工不備の防潮堤「建て直しも」 規制庁が検討求める
https://www.asahi.com/articles/ASS6N3VM5S6NUJHB00BM.html?iref=pc_ss_date_article
18日開かれた原子力規制委員会の審査会合では、日本原電から、工事の不備が見つかった場所で行った音波を使った調査や、地中を掘って採取したサンプルの分析結果が示され、補強した上で工事を進める方針が説明されました。
これに対し、審査を担当する原子力規制庁の担当者は、日本原電が行った調査は不備の全容を把握できるものではなく、技術的に不十分だと指摘しました。
そのうえで、鉄筋が変形していることも踏まえて、防潮堤の設計自体を抜本的に変更し、不備が見つかった部分を建て直すことも含め検討するよう求めました。
・6月25日(火) 東海第二原発防潮堤欠陥工事規制庁院内ヒアリング集会
会場 衆議院第二議員会館 第7会議室(定員42名)対応省庁:原子力規制庁
.事前学習会13:30~14:30.省庁ヒアリング14:30~16:30
院内ヒアリング集会後の意見交換 16:30 ~17:00
主催:とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会
・7月13日(土)東海第二原発が危ない学習会2回目
防潮堤問題、差止訴訟について山崎久隆さん、大石光伸さんのお話をもとに東海第二原発を廃炉に追い込む運動方針をみんなで橋会います。
会場―スペースたんぽぽ(神田三崎町3-Ⅰ-1)14時~16時 800円
・東海第二原発核燃料プールの水を冷却装置に運ぶポンプ一時停止
16日夜遅く、茨城県東海村の東海第二原発で、使用済み核燃料プールの水を冷却装置に運ぶためのポンプが停止し、1時間余り冷却ができない状態になりました。
電気系統の警報が作動したことから、ポンプを動かすモーターなどに異常があった可能性があり、日本原子力発電では原因を調査しています。日本原子力発電は「引き続き安全管理に努めるとともに、停止した原因をしっかり調査してまいります」としています。
【福島】
・福島第1原発6号機の燃料冷却停止トラブル
東京電力は20日、福島第1原発6号機で高圧電源盤のブレーカーが落ち、使用済み核燃料プールの冷却が約10時間止まったトラブルで、電源盤につながるダクト内に約40センチの金属片が見つかったと明らかにした
https://www.sankei.com/article/20240620-PT7H4N7H7VIURHR64OKG5IN3VY/
【関電】
高浜3、4号機 40年超運転を県議会容認
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC215FX0R20C24A6000000/
・6月18日原子力規制委員会審査会合(第1259回)
高浜3.4号のA型MOX燃料の導入に係る設計及び工事の計画の審査についての会合行われる。
【川内】
・鹿児島知事選が7月7日投開票で行われます。現職で2期目を目指す塩田康一さん(連合鹿児島推薦」と、新人で元自民党県議の米丸麻希子さん、新人で元看護師の樋之口里花さんの3人がいずれも無所属で立候補を表明。樋之口さんは、反原発を訴える市民団体の集会などであいさつし、政策を訴えている。
【最高裁包囲行動】1000名参加で最高裁を包囲
原発事故「国に責任なし」でいいのか 17日に「人間の鎖」で最高裁を包囲 判決から2年に合わせ抗議―事前告知が東京新聞【片山夏子記者】に掲載
以下は事後の報道
主催した「6.17最高裁共同行動実行委員会」によると、参加したのは元原告のほか、今も各地の訴訟を続ける原告や支援者ら900人超。厳しい暑さの中、最高裁前で手をつないで「原発事故は国の責任」「司法の劣化を許さない」「未来に誇れる判断を」と声を上げた
【核ゴミ】
7.5 オンライン被ばく学習会 7月5日(金)19時~22時
「核ごみをどうするかー原点に立ちかえって考える」講師-長谷川公一さん
申込み:https://forms.gle/BcuKg8sJiBeYnWf36 主催: 放射線被ばくを学習する会
【経産省】
原発「増設」認める方針 廃炉分を他原発で 経産省
国のエネルギー政策の方向性を示す「エネルギー基本計画(エネ基)」の改定にあたり、経済産業省は、原発の増設を認める検討に入った。老朽原発の廃炉を条件に、その分だけ別の原発でも原子炉を増やせるようにする。国内の原発の総数は増えないという理屈だが、これまでのエネ基では「原発依存度を可能な限り低減する」との方針を掲げており、整合性が問われる。エネ基は3年に1度見直しており、将来の電源構成などについてまとめる。東京電力福島第一原発事故後の2014年の改定では「震災前に描いてきたエネルギー戦略は白紙から見直す」と宣言。前回21年の改定でも原発依存度を減らしていく方針を堅持してきた。今回の見直しでは、電力会社が原発を廃炉した分だけ、新しい原子炉を自社の原発内で建設できるようにすると盛り込む方向だ。
https://www.asahi.com/articles/DA3S15959914.html?iref=pc_ss_date_article
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/
〔opinion13773:240626〕