「『シリーズ チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告 第二回 ウクライナは訴える』を見て分かったこと」など-地震と原発事故情報

たんぽぽ舎です。【TMM:No1589】
2012年9月27日(木)-2 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                               転送歓迎
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★1.「シリーズ チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告 第二回
  ウクライナは訴える」見て分かったこと(冨塚元夫)
★2.首相官邸前の金曜日行動に思うこと(たんぽぽ舎ボランティア渡辺(ひ))
★3.新聞・雑誌から
 ◇民も自も「タカ派」 安倍元首相が自民新総裁 衆院選で国民が審判
 (9月27日 東京新聞より)
★4.本の紹介 『核の力で平和はつくれない
 -私たちが非核・脱原発を主張する18これだけの理由』
★5.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 ◇9月28日 19:00~桜木町、神奈川・東電デモ
 ◇経産省まえテントひろばから「あおぞら放送UST」今週の番組
 9月28日(金曜日)16時~
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◆9月29日(土)13:30から、於・スペースたんぽぽ、参加費800円
隠ぺいされた福島原発事故 第5回『東電に対する告発状から「加害」の事実
について』講師:槌田敦さん
 詳細はこちら→http://tppsa.sakura.ne.jp/wp/?p=1483
 いつもより、質問タイムを多くとります。事前質問も受け付けています。
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┗■1.ETV特集「シリーズ チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの
 │  報告 第二回 ウクライナは訴える」(9月23日)を
 │  見て分かったこと
 └────(たんぽぽ舎ボランティア 冨塚元夫)

 昨年4月ウクライナ政府は、チェルノブイリ事故以来25年後の昨年まで汚染
地帯で住む人々の健康状態は年々悪化しているという報告を世界に発信し、支
援を求めました。事故後がん患者数は右肩上がりで増加しています。死亡原因
は甲状腺がん・白血病だけでなく、白内障、心筋梗塞、脳梗塞、膠原病など多
岐にわたっています。ウクライナ北部コロステン地区の小学生たちは体育の授
業もできないくらい慢性疾患で体力がなく、免疫低下で病気にかかりやすい状
態です。こうした子供たちは親が事故後長い間被ばくし続けてきた結果です。
 こうした報告に対し、IAEAや国連科学委員会などの国際機関は、甲状腺がん
以外は被ばくと病気の因果関係は無いと言っています。マスコミもそれを鵜呑
みにして、低線量被ばくと様々な病気の因果関係は無いと言っていますが、も
ともと「因果関係は科学的に証明されない」がいつの間にか「無い」になった
のです。
 証明されないのは「疫学的に意味のあるほど多くの人の正確な被ばく線量の
データがない」ということですが、データは旧ソ連政府の御用学者が隠してい
るのです。国際機関は疫学調査をやろうともせず、ずっと証明されない、と言
い続けています。やろうともしない、科学者とは言えない態度です。昔の天動
説を唱えていた学者たちと同じです。
 昨年文科省が年20ミリSvで安全だと結論したときにワーキンググループを構
成した長瀧重信氏なども年1~5ミリSvが危険だという科学的根拠はないと言っ
ていました。彼ら御用学者がその根拠としている長崎・広島の正確なデータが
ないのは、旧軍部が集めたものをGHQに献上したからと、GHQが調査を禁止した
からです。それは被ばくと病気の因果関係がないということではありません。
 この同じ「天動説」的態度が国際機関と福島県(県知事と県医大)に共通す
る態度です。このような非科学的・非人道的行政で何十万という子供たちとそ
の子供たちの未来が危険にさらされています!これが分かったことです。

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┗■2.首相官邸前の金曜日行動に思うこと
 └────(たんぽぽ舎ボランティア 渡辺(ひ))

1)国会の東京電力福島原発事故調査委員会で、委員(当時)の崎山比早子さん
 (医学博士・高木学校メンバー)は、金曜日の夕刻になると委員会室の窓か
 ら、そっと外をうかがった。脱原発を訴え、官邸前をめざす人の行列が延び
 た6月下旬。「最初は少なかった人数が週ごとに増えて、車道にもはみ出す
 ほどになって、声も大きく聞こえるようになった。『ここで何とかしなけれ
 ば』という思いは同じでした。」(9月14日付け毎日新聞夕刊)

2)私達が金曜日に首相官邸前で行っている「脱原発」、「再稼動反対」の抗
 議活動は、日本の原子力エネルギー政策に国民の声を反映させるため、大き
 な意味を持つ。金曜日の「脱原発」行動は、全国各地に連帯の輪が広がり、
 大きなうねりとなっている。

3)私達は、決して原子力ムラに負けない。なぜなら、私達は勝利するまで、
 決して抗議活動を諦めないから。そのために、今日も私達は「脱原発」、
 「再稼動反対」を目指し、抗議の声を挙げ続ける。

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┗■3.新聞・雑誌から
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◇民も自も「タカ派」 安倍元首相が自民新総裁 衆院選で国民が審判
 (9月27日 東京新聞より)

 自民党総裁選は二十六日投開票され、安倍晋三元首相(五八)を新総裁に選
出した。二十一日に行われた民主党代表選で再選された野田佳彦首相(五五)
とともに、二大政党の顔が決定。次の衆院選の構図が固まった。
 民主党も自民党も、党内で最も保守的でタカ派のリーダーを選んだ。両党首
選の結果を表現するとこうなる。
 保守政治家を自任する野田首相は、昨年就任以来、タカ派的な政策を進めて
きた。
 武器輸出三原則を緩和。今年六月には原子力基本法が改正され、原子力の使
途を「安全保障に資する」との目的を追加した。改正宇宙航空研究開発機構法
では、機構の活動を「平和目的」とした規定が削除された。いずれも自民党の
主張に近く野田政権は「自民党野田派」と皮肉られている。(後略)

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┗■4.本の紹介
 │  『核の力で平和はつくれない
 │   - 私たちが非核・脱原発を主張する18これだけの理由』
 └────

今、本当に核兵器と原発をなくすために18の質問にこたえます
『核の力で平和はつくれない
  - 私たちが非核・脱原発を主張する18これだけの理由』
編・市民意見広告運動 発刊・合同出版 定価・1200円(+税)
執筆者
 浅井基文 山口響 島川雅史 山口幸夫 田浪亜央江 山崎久隆 武藤一羊

 人類が制御不能な原子力を、だれかいつ兵器として使い、
 だれがその「傘」の名観いれば大丈夫だといい、
 だれがいつクリーンで安全なエネルギーだとウソをつき、
 欺き続けて来たのか?!
 核の力では平和も幸せな生活もつくれません。

問合せ 市民意見広告運動 事務局 Tel/Tax:03-3423-0185
 E-Mail info@ikenkoukoku.jp
 http://www.ikenkoukoku.jp/iken11/siryo/datugenpatu.htm

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┗■5.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
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◇神奈川・東電デモ実行委員会より、デモのお知らせ
 http://ameblo.jp/kng-todendemo/

桜木町駅から東京電力神奈川支店に向けてのデモを行います。
今週金曜 9月28日 19:00桜木町駅前広場スタート、デモ出発前の18:00~
19:00は、スタート地点の桜木町駅前広場にてリレーアピールを行います

簡単な一言でも、大演説でも大歓迎、思いのたけを語ってください。
デモコースは、桜木町駅前広場⇒市庁舎⇒東電神奈川支店⇒桜木町駅前広場
の約1時間のコースです。デモの後、有志にて交流会もあります。
お問い合わせ 金子 090-6540-3771 まで

◇3・11福島原発事故から学ぶ
   ~脱原発のうねりの中で、福島・首都圏の交流の集い~
 9月30日(日)午後1時30分~5時
 会場 日比谷図書文化館コンベンションホール
 資料代 300円
 主催 経産省前テントひろば http://tppsa.sakura.ne.jp/wp/?p=1538

◇経産省まえテントひろばから「あおぞら放送UST」今週の番組
 放送 9月28日(金曜日)16時~(◎後日アーカイブも見られます)
 出演 ミサオ・レッドウルフさん(反原連)、渕上太郎さん(テントひろば)、
    椎名千恵子さん(福島のおんなたち)ほか
 キャスター: 小林 愛、 ジョニーH
 視聴アドレス http://www.ustream.tv/channel/tentcolor

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【編集部より】
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