たんぽぽ舎です。【TMM:No1697】
 2012年12月18日(火) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
 転送歓迎
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 ★1.いつもと違った首相官邸前抗議 選挙の影響なのか?
 普段より男性も多く、若い男性も増えた。12月14日(金)第35回
 (小川治 たんぽぽ舎ボランティア)
 ★2.東電は風力発電で恥の上塗りを止めよ(中)
 (風車問題を考える住民の会   藤井廣明 東伊豆町町議)
 ★3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 ◇12月23日(日)13:00から、雑司が谷
 被ばく労働を考える「がくしゅうかい。」
 vol.1 被ばく労働をめぐる社会構造について
 ★4.新聞・雑誌から
 ◇「日本核武装の可能性」 米情報会議顧問が見解
 (12月11日 朝日新聞より)
 ◇CO2温暖化説に疑問 — 東京新聞のCO2温暖化報道に望む
 (12月8日 東京新聞「ミラー」より、弁護士  上出さん)
 ★5.第31回「年末助け合い運動」にご協力下さい
 山谷労働者に温かな支援物資を届けよう(たんぽぽ舎 沼倉潤)
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 あす19日(水)18:30開場、19時開始、於・スペースたんぽぽ、参加費800円
 第3回『原子力発電と地球温暖化問題のゆ着-その歴史-CO2と原発』
 講師:江澤誠さん、事前のご連絡不要です。直接会場へお越しください。
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 ┗■1.いつもと違った首相官邸前抗議 選挙の影響なのか?
 │ 普段より男性も多く、若い男性も増えた。12月14日(金)第35回
 └────(小川治 たんぽぽ舎ボランティア)
17:50いつものように東京メトロ国会議事堂前駅4番出入り口付近に到着、
 首相官邸前スピーチエリアから霞ヶ関交差点方向へ110メートル程の場所。
 ビラまきを始めようとしたが、参加者が数名しかいない。茫然。
 18:00突然4番出入り口から人が次々出てくる。霞ヶ関からも来る。
 18:10一気にいつもの人数になった。普段は18:00の集会開始前から徐々に
 参加者が集まり19:00位をピークにゆっくりと増えていく。ともかく安堵。
 18:20小さな男の子二人を連れた若い夫婦が来たので、初めての参加と思い、
 道案内をしようとしたが、「今日はどこにしようか」と相談していた。常連
 さんとは知らず、余計なお世話でした。
 18:50途切れることなく、4番出入り口から参加者が出てくる。今日は男性、
 それも20才~50才位。普段は60才以上がほとんど。
 18:55たんぽぽ舎、柳田さんのスピーチ。おおい町ご住職、宮崎そうしんさん
 のお話「都会の抗議行動があるから地元も反対運動を続けられる」を紹介。
 スピーチ終了後、私達のところに立ち寄り、その話をする。周囲にいた女性
 たちが柳田さんのスピーチを支持してくれた。心強かった。
 19:05何時ものように、盲導犬を連れた男性が4番出入り口から現れた。見た
 ところ、かなりの老犬。つい直立不動で見送る。参加者は増える一方。
 19:25まだ人が来る。20才位の男性を何人か見たが、皆、最初は沈黙。やがて
 小声で「大飯止めろ」、最後には「原発反対」と叫んでいた。
19:47 途絶えることなくやって来る。
 19:50 山本太郎さんのスピーチ。
 19:54 宇都宮けんじさんのスピーチ。そしてシュプレヒコール。
 「大飯すぐ止めろ」、「大間つくるな」など、脱原発を訴える。
 今日の警備は6中隊2小隊。メガホンなど使わず、普通の声で参加者を
 2人で誘導。メガホンまで使って4人で大声だしていた○機とは大違い。
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 ┗■2.東電は風力発電で恥の上塗りを止めよ(中)
 └────(風車問題を考える住民の会   藤井廣明 東伊豆町町議)
原発の代替は火力発電、その後自然エネルギーを
 大規模な自然破壊による水源地の汚染や枯渇、土砂災害が心配
風車は全国に1814基、244万キロワット有ると言われている(11年
 度末)しかし、風力発電の定格出力は風速12m以上の風が有ると仮定して、
 の数値なのである。そんな強風が年中一定に吹く訳が無い。車でいえば何馬力
 というものに相当するが、常に最高馬力で走る人はいない。いい風が吹けばと
 いう仮定の数値を合計して何万キロワットといっても意味が無い。クリーンな
 イメージを振りまくだけのペテン師な数字である。
 なるほど風車は遠くから見るとゆっくり回って、いかにもエコでクリーンエ
 ネルギーに見えるが、じつは時速250km、新幹線並みのスピードで回ってい
 る。風力発電は近くに寄ってよく調べれば、原発と同様人に被害を与え、日本
 の自然を破壊するとんでもないハコ物なのである。
 現在、伊豆熱川に設置されたCEFの10基の風車は殆ど動かないままの状
 態である。2008年、2009年と2度にわたるブレード損傷・落下事故以
 来、全ブレードを交換したにもかかわらず、だ。GE1500sleという機種自体
 が欠陥だとささやかれ、3度目の事故を恐れてか「調整運転中」なのだという。
 これでは補助金の目的に反するばかりか詐取の疑いさえ持たれかねない。
 伊豆にはほかに石廊崎風力発電所がある。2000kwの風車が17基ずら
 りと立ち並び、ここでも近隣の住民が低周波音被害に苦しんでいる。全国では
 山口県平生町、和歌山県由良町、岡崎市、田原市、愛媛県伊方町、など全国に
 広がっている。
 住民の反対の声に拘わらず、伊豆半島に於いて、東京電力(株)らによる風
 力発電所の建設が始まった。風光明眉で知られる東伊豆町と河津町境の三筋山
 (みすじやま820m)に、定格出力1,670キロワットのものを21基建設するとい
 うものだ。その高さほぼ100メートルに達し、改変される森林は約12万平方m
 に及ぶ。大規模な自然破壊による水源地の汚染や枯渇、土砂災害が心配されて
 いる。(次号に続く)
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 ┗■3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆被ばく労働を考える「がくしゅうかい。」
 vol.1 被ばく労働をめぐる社会構造について
日時 12月23日(日)13:00開場予定
 会場 雑司が谷地域文化創造館 第二会議室
 (東京メトロ副都心線 「雑司が谷駅」2番出口上)
 資料代 500えん
 ☆ゲストスピーカー
 樋口健二さん(フォトジャーナリスト)
 寄せ場支援者( http://san-ya.at.webry.info/)X井さん
ゲストスピーカーのお話を聞きながら、原発に依存する社会構造を解きほぐ
 し、脱原発後の廃炉作業をはじめとした被ばく労働をどう担うかを、個人の
 社会との関わり方に引きつけて模索する学習会の一回目です。
 (4回シリーズ予定)
 主催者:鯛ベックs  (Twitter @tybecs ) 連絡先 tybx86@gmail.com
 がくしゅうかい。特設ブログ http://hairo-dousuru.blogspot.jp/
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 ┗■4.新聞・雑誌から
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◆「日本核武装の可能性」 米情報会議顧問が見解
 (12月11日 朝日新聞より)
米政府の情報機関がまとめた「世界潮流(グローバル・トレンド)2030」を
 執筆したマシュー・バローズ国家情報会議顧問は、東アジアで核兵器の拡散が
 起き、日本が核武装を決断する可能性を排除できないとの見解を明らかにした。
 バローズ氏は朝日新聞の取材に対し「実際には起きる可能性よりも起きない
 可能性の方が大きい」と断りながらも、「核拡散が起き、日本やほかの国が核
 武装を決断するシナリオはある」と述べた。
 10日に発表した報告は、東アジアで起こりうるシナリオの一つとして、米国
 が、経済的衰退や孤立主義の台頭で東アジアの安全保障や同盟への関与を弱め
 た場合を想定。「米国の関与低下を補うため、核兵器の保有を目指す国がある
 かもしれない」と指摘した。
◆CO2温暖化説に疑問 — 東京新聞のCO2温暖化報道に望む
 (12月8日 東京新聞「ミラー」より、弁護士  上出さん)
3日付社説「温暖化対策会議 脱原発と両立できる」と暮らし面の「脱原発
 と温暖化対策はセット」に反論します。本紙は、二酸化炭素(CO2)の排出
 が地球温暖化の原因であることに何の疑問も抱いていないようです。詳細に反
 論するときりがないので、一、二点のみ反論の根拠を挙げます。
 現在の温暖化は17世紀から始まっています。これだけでも18世紀後半の産業
 革命を契機としたCO2の大量排出が原因で温暖化が始まったという説は根拠
 を失います。中世は世界的にも現在より気温が高かったこと、日本列島でも数
 千年前は現在よりはるかに気温が高く、現在の山間部あたりまでが海であった
 こと等は広く知られているところです。
 私がいろいろ読んだところでは、温暖化の原因は、太陽の黒点活動だとする
 研究者が多いようです。また、長期的に見れば、地球は寒冷化に向かっており、
 温暖化より寒冷化の方が食料確保等の観点から重大問題だとする研究者も数多
 くいます。
 暮らし面の記事では、「温暖化対策は、原発増発の口実にされてきた」と書
 いており、今も原発推進派はCO2による温暖化を原発推進の根拠の一つとし
 ています。しかし、この根拠自体が破綻しているのです。
 原発の危険性を認識し、訴えていた人は少数でしたが、福島原発事故以来、
 意見は逆転しました。東京新聞の原発報道には敬意を表しますが、少なくとも
 CO2温暖化説に批判的な多くの研究者の意見も紹介するのが新聞の役割だと
 考えます。
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 ┗■5.受付は、12月25日到着分までです
 │   第31回「年末助け合い運動」にご協力下さい
 │   山谷労働者に温かな支援物資を届けよう
 └────(たんぽぽ舎)
今年で31回目を向かえた「たんぽぽ舎」の支援活動に全国から
 たくさんの物資が届けられています。毛布やお米は野宿者の命を
 救うかけがえのない物資として活用させていただきます。
 26日に山谷福祉会館へ搬送いたしますので、今後の荷物は
 25日(火)必着でお願いいたします。たんぽぽ舎へ直接持ち込んで頂いても
 結構です。現金カンパも受け付けています
【受付期間】
 12月25日(火)到着分まで(日程は必ず守って下さい)
 【物資送付先】
 〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
 たんぽぽ舎 支援物資担当 (TEL03-3238-9035)
 【現金カンパ】(郵便振込のみ受け付け)
 口座番号:00180-1-403856  加入者名:たんぽぽ舎
 ★通信欄に必ず「山谷支援カンパ」と明記して下さい。
 【送ってほしいもの】
 特に必要なもの = 毛布 防寒着 お米 現金
 【必要なもの】
 お米券 調味料 インスタントコーヒー お茶 粉末ミルク
 野菜(要-事前連絡)
 作業着 下着 ズボン 靴下 軍手 靴 リュック
 テント 寝袋 タオル 石けん 洗剤 歯ブラシ テレホンカード
 ★つぎの物資は需要がありませんので送って頂かないようお願いします。
 背広 ワイシャツ 子供用、女性用衣類 どてら かいまき 食器
 ■■連絡先(たんぽぽ舎)■■
 TEL 03-3238-9035(13時~20時) FAX 03-3238-0797
 メールnonukes@tanpoposya.net
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 【編集部より】
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