「トランプ氏は真実を語った」と観る碩学と体制派マスゴミと似非知識人

米国大統領選挙に関わって、漸く、真っ当な評価をする碩学の見識に安堵しました。 エマニュエル・トッド氏です。

「自由貿易と移民が、世界中の働き手を競争に放り込み、不平等と停滞をもたらした、と人々は理解し、その二つを問題にする候補を選んだ。有権者は理にかなったふるまいをしたのです。

奇妙なのはみんなが驚いていること。本当の疑問は『上流階級やメディア、大学人には、なぜ現実が見えていなかったのか』です。」

「トランプ氏は真実を語った」 エマニュエル・トッド氏 聞き手 編集委員・大野博人

朝日新聞デジタル 2016年11月17日10時01分

http://www.asahi.com/articles/ASJCJ4V6CJCJUPQJ006.html?ref=livedoor

マスゴミは、余程、悔しかったと見えて、ニューヨーク・タイムズ(NYT:Nuts Yenta Timesのことかな?)等は、早速、トランプ政権移行チーム内の権力闘争発生、とばかりにケチつけに躍起になっているようです。

“政権移行チーム”で内紛? トランプ氏反論 TBS News i  2016年11月17日 12時16分  (2016年11月17日 16時00分 更新)

http://www.excite.co.jp/News/world_g/20161117/Tbs_news_74546.html

「トランプ氏の家族が人事に介入」とは、マスゴミの大物新聞の報道のことなのでしょう。 

米政権移行チーム、「内紛」の影にトランプ氏の娘婿か CNN 2016.11.17 Thu posted at 12:33 JST http://www.cnn.co.jp/usa/35092339.html

でも、記事中の人物ジャレッド・クシュナー(Jared Kushner)氏は、イヴァンカ・トランプ氏の御夫君であり、御自身も成功した経営者で選挙戦では、参謀格でスピーチ・ライターも熟す活躍をし、政権移行チームの一員としてオバマ政権の大統領補佐官と協議中の処を目撃もされている程の人物である処、御自身の父親の敵討ちをした等と下衆の勘繰りも良い処なのではないでしょうか。

クリントン・ニュース・ネットワーク(CNN)も相変わらずです。

トランプ氏の一文。 “@nytimes is just upset that they looked like fools in their coverage of me.” (これまでの私への取材で自分たちが愚かに見えたことに腹を立てているだけだ)とは、云い得て妙です。

Donald J. Trump Twitter

https://twitter.com/realDonaldTrump

さて、二酸化炭素地球温暖化仮説を正しく似非科学と観るのは、普通に一般的科学的智識があれば当り前のように思われる処、金銭に眼が眩んだ三流科学者の言説を信じて、京都議定書に続くお馬鹿なパリ協定を批准したアベ御一党様始めのこの国では、トランプ新大統領の反温暖化政策に注目されています。

でも公約なのですから、正攻法で協定に向かうのか、何の効力も無い条約を棚上げにするロシアや中国方式で行くのかは、トランプ政権の戦略次第です。 私見では、プーチン大統領と共演で、棚上げ方式にされる公算が大と思います。

でも、CO2の削減については、何とでも誤魔化せても、温暖化詐欺の目的である低開発国援助費等が名目の金銭は誤魔化せません。 これをクリヤーするには、矢張り、一抜けたー、とやるしかありません。

因みに、反温暖化論では無く、ずっと基本的な科学的観点について二点の論文を挙げます。 二点目は、詐欺の基盤であるコンピューター予測に関わるものです。

温暖化詐欺の関係者(被害者含む)は、論文好きなので御覧になるのが宜しいでしょう。 ま~、万巻の論文を積み上げても自然は如何にもなりませんが。

科学史の視点から見た地球温暖化要因論争の構図 : 過去の科学論争との類似性

The controversy about the cause of global warming from the viewpoint of history of science: similarity with the past examples of scientific controversies

森 幸也 Mori Yukiya 山梨学院大学 Yamanashi Gakuin University

http://ci.nii.ac.jp/naid/110009586486

IPCCレポート(2007)におけるコンピューター予測の問題点 : 人為的CO2温暖化説の根拠をめぐって

Problems about Computer Simulation Concerning IPCC Report (2007)

森 幸也 Mori Yukiya 山梨学院大学 Yamanashi Gakuin University

http://ci.nii.ac.jp/naid/110007016751

勝手に未来の天候を「温暖化」と決めて、コンピューターに勝手なデーターを投げ込み、お見込みのとおりの結果を引き出して、何十年後、何百年後、に何度上がる、と言われても、其の時には、予測した当の御本人も居ないのです。

ま~、地震予知詐欺よりも確かに稼げますがね。 平均温度が何度上がった、下がった、と言われても、そんなデーターなんぞはどうとでも出来ますので。

例えば、気象庁の地域気象観測所一覧に依れば、大阪府下の観測所は、豊能郡能勢町地黄を始めとして11箇所しかありません。 その内、二か所が空港です。

空港の観測点を、北摂山中の清流脇と金剛山の北側山中に置くのとでは、相当に違うでしょう。 実際、大阪市内居住者が集う会合で、今夏の印象を尋ねても、長井公園近辺のマンションに住まう方と、南港海岸に住まう方とでは、一方は、朝夕は涼しい、一方は、暑い、と違います。

地球の平均気温、等と簡単に言わないで欲しいのです。

地域気象観測システム(アメダス) 地域気象観測所一覧 [PDF形式]

http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/amedas/kaisetsu.html

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔opinion6360:161118〕