殆どの会社がお盆休みに入っているので、事務所に居ても電話も掛かってきませんし、外に行く先もありません。通勤電車が空いているのは、この時期働くオヤジにとっては何よりありがたいことでございます。こんなことを書いているのは内職に分類されまして、それこそコンプライアンス違反だそうで、ますます生きにくい世の中になったものです。
さて、ナポリアイスクリームが好物のお坊ちゃま首相さんが、意気込んで「新談話」とやらを出すそうです。大江健三郎先生を「100人切りはウソ!」とかで訴えたW大学ご出身の勇ましい翼の生えた弁護士のお女性政治屋先生は「永遠に謝罪しなければならないのか」と本音をぼやいていましたが、返してもらったけど確かに日本は戦後アジアに対して円借款で多大な協力をしてきました。現韓国朴大統領さまのご尊父さまの朴正煕クーデター大統領閣下はお坊ちゃま首相さんの保守党ご一族とはご昵懇の間柄でしたよね。ご祖父さまを大変ご尊敬申し上げておられると聞くお坊ちゃま首相さんだったらもう少し仲良くしても良さそうなものですよね。
蛇足ながら、余計なことで煩わせて大江先生のご執筆時間に影響がでたら、それこそ日本にとって大損失であります。激旧ギャグですが、わかるかなぁ~わかんねぇだろうなぁ~、そこらへん朋○ちゃんヨロシク。朋○ちゃんにしてみれば、日本だって韓国や中国の今日の発展に多大なる寄与をしてきたのよ! その証拠にそれらの国々の人たちが日本でいろいろ爆買いできるまでになったじゃあないの、と愚痴の一つでも言いたいんでしょう。確かにその通りでございますよFull agreeです。きっと「あたしの好きなブランドだって買い漁られて、品薄で困るのよね。」とでも言いたいのでしょうか。大丈夫、ゼニを積めばしっかり買えますよ先生、そんなこと先刻ご承知でしょ。お陰で日本にゼニがドバドバ落ちてきて、また日が昇るかも知れません。よいことです。
W大学といえばあの新聞配達からの立身出世なされて「子供たちには罪は無いが、朝鮮人学校には教科書の無償配布は実施しない。」とか「国立大学には税金がたっぷりとつぎ込まれてるから日の丸と君が代を大切にしなさい。」とか言って、新国立競技場問題ではどこ吹く風と知らんプリプリの大臣閣下もいらっしゃいましたね。あたしには、「因果は巡り子供にも罪があるから、ロハで教科書あげないよ!」とか「あの頃は国立大学の学費はW大よりずっと安かったからいっちょ苛めてやろか」とか「その話しは安藤忠雄東大名誉教授大先生のバ○にでも聞いてくれよな」とかとか、裏読み好きだからそんなように聞こえてしまうのですね。
うーん、胡散臭いとはいわんが、あなたがた“人間が小さい!”です。(あたしも十分小さいです)そういえば今は亡き堀川弘通監督(「あすなろ物語」とか「黒い画集 あるサラリーマンの証言」なんて傑作でしたねぇ)が大映画スターのご実兄さまの元東京都知事閣下が未だ第1種兼業作家先生であらせられる前、ご自身のご主演作品『青い野獣』(いくら好き者のあたしでも、ちょいと手を出すのは遠慮しときますわ)の感想で、「あの人はとっても臆病な男だった」と仰ってましたね。また、あの作家先生の言動をみていると山田太一先生原作の『黄金色の夕暮』のラストの台詞を思い出してしまうんですよね。川口敦子(あの方、お幾つになってもお美しいわ)さん演ずる主婦が遠藤剛さん扮する検事さんに、「自信がないときって、人は大声になるのよね。」というあの場面です。
大声を出したり、野次ったり、偉そうに威張ったり、弱いものを苛めたり、筋違いと内心分っていても人を訴えたり、「みなさま臆病者で人間がとーっても小さい」ですわよ。「美しい国」を目指したつもりが「チマチマした国」になっちゃったら、あなたがただって困るでしょ。
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
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