「住民の命と安全を守らない 原発賛成議員を全員落選させましょう」など-地震と原発事故情報

たんぽぽ舎です。【TMM:No1582】
2012年9月21日(金) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
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★1.向こう側は泊原発の再稼働の根回しを着実に進めている、
 「冬場の電力不足」キャンペーンを打破しよう!
 広瀬隆さんから 9月22日・泊現地集会呼びかけメッセージ
★2.住民の命と安全を守らない 原発賛成議員を全員落選させましょう
 (石垣敏夫)
★3.新聞・雑誌から
◇東電、06年にも大津波想定
 福島第1の津波対策、機会のがす(6月13日 朝日新聞より)
◇政府及び腰、電力各社は原発新増設に強気
 (9月21日 東京新聞より)
◇新潟「味の舞 椎茸」、横浜「小粒どんこ」などセシウム汚染シイタケ流通
 (9月20日 東京新聞「こちら特報部」)
★4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇10月3日(水)18時30分開始、スペースたんぽぽ、入場料 500円
 連続トークイベント第一回『今、やっていること、今、言いたいこと、
 これからやってみたいこと──3.11以降の運動そして文化を語る』
 講師 松本哉さん、鹿島拾市さん
★5.<テント日誌9/16(日)―経産省前テントひろば372日目>
 静かな日曜日の午後 テントに集う人々(I・K)
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┗■1.向こう側は泊原発の再稼働の根回しを着実に進めている、
 │  「冬場の電力不足」キャンペーンを打破しよう!
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広瀬隆さんから 9月22日・泊現地集会呼びかけメッセージ

 北海道全道の皆さん(そして全国の皆さん)、そろそろ、泊原発の具体的な
廃炉の行動に移りましょう。向こう側は、こちらの運動がますます激化してき
た現状をおそれて、根回しを着実に進めています。それは「泊原発再稼働」の
計画です。関西地方では、夏場の電力不足が起こらなかったので、今度は、北
海道全道に対して、冬場の電力不足キャンペーンを開始するのが、この9月か
らです。傍観していると、大飯原発と同じように、テレビと新聞が勝手に「再
稼働」路線を敷いてしまい、トンデモナイ結果を招きます。
 私は、それが心配でなりません。行動を急ぎましょう。先手を打ちましょう。
 幸いにも、これまで苦難の日々を送ってきた現地の岩内原発問題研究会の人
たちが決起してくださいました。
 9月22日「子どもたちの未来に原発はいらないっしょinとまり」現地集会に
集まろう!!と題する大集会を北海道全道のみなさんに呼びかけてくださいま
した。一度、みんなの力を結集してみようじゃありませんか。
 フクシマ後に、私も北海道のみなさんに招かれて、何度も講演会を開催して
いただき、岩内~札幌~旭川~釧路~帯広~函館~室蘭で、おそろしい被曝が
進行している私たち東日本の実情を何度も訴えてきました。
 北海道が広いことを承知の上で、お願いいたします。現地に集まることは大
変でしょう。だからこそ、そこに、泊原発事故が起これば同じ被曝者となる全
道の人たちが結集して、地元の人たちに「もう、原発の時代は終わった」とい
う現実を伝えることが、何よりも大切だと信じます。
 そして、この大集会を新たな第一歩として、全道各地で、泊原発廃炉の狼煙
を大きくあげてゆきましょう。東京に住む私は、かわいい孫たちに安全な食べ
物を与えるのに必死です。日本全土の食べ物を支えてくれているのが、食糧庫
の北海道だと知っているからこそ、伏してお願いします。日本に住むすべての
人のために、愛する北海道を、みなさんの情熱で守りきってください。
 首相官邸前のデモに参加しながら、いつも、胸の内に涙があふれています。
「みんな立ち上がったのだ。すべての原発を止められる。今だ。止めてやるか
らな!」、そう叫んで、孫たちの顔を思い浮かべています。9月22日当日の私
は、青森県の講演会なのでともに行動はできませんが、すぐ近くでみなさんと
心を一つにしています。
 決起しましょう。 日本全国、どこでもみな、立ち上がっています。
 今度こそ、絶対に引きません。 目標は、全原発の即時廃炉です。
 家の外に出て、行動する。 それが最大の力なのです。

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┗■2.住民の命と安全を守らない
 │  原発賛成議員を全員落選させましょう
 └────(石垣敏夫)

◎フクシマは歴代自民党と東京電力の責任です
「安全神話」で国民を騙し、地震国に原発54機も作った歴代首相は何も
 反省していません、東電と政府は犯罪者です。

◎大飯原発再稼動は民主党と関西電力の責任です
 ふる里、農地、職場を奪われて、悲惨な状況にあるフクシマの人々の現実に
 目をつぶり、再稼動を認めた非人道的行為を許すことはできません。

◆第2のフクシマを出さないため、直ちに原発稼動をゼロにさせましょう!
 日本は地震の活動期に入っています。いつどこで大地震が起こるかわかり
 ません。
☆核兵器と原発のない平和な社会を目指しましょう、
 これが日本の進むべき道です
 被爆国日本は放射能加害国になってしまいました。世界の人々対する、
 謝罪は、原発・核廃絶・平和への道しかありません。
 みなさん、世界の人々と安心して暮らせる人間社会を創っていきましょう。

– 河野太郎議員が話しているようにまず自分の選挙区の立候補者全員に
 原発の賛否を問いましょう。
– 有権者の主権を今こそ行使しましょう

<原発から住民の命と安全を守る連絡会2012.9.19>

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┗■3.新聞・雑誌から
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◇東電、06年にも大津波想定
 福島第1の津波対策、機会のがす(6月13日 朝日新聞より)

=東電はちゃんと知っていた!「想定外」は賠償逃れの口実(メルマガ編集部)

 福島第1原発事故が起きる前の2006年、東京電力が巨大津波に襲われた際の
被害想定や対策費を見積もっていたことが、朝日新聞が入手した東電の内部資
料でわかった。20メートルの津波から施設を守るには「防潮壁建設に80億円」
などと試算していた。
 津波対策をめぐっては、04年のインド洋大津波を受けて06年、国が東電に対
策の検討を要請したほか、08年には東電が福島第1原発で最大15.7メートルに
達すると試算したが、いずれも対策はとられなかった。早期に実施された試算
はことごとく生かされず、事故を回避する機会は失われた。(中略)
 東電によると、成果は研修の報告会で発表された。報告会には通例、原子力
部門の部長級が出席するといい、幹部が内容を把握していた可能性が高い。
(後略)

◇政府及び腰、電力各社は原発新増設に強気
 (9月21日 東京新聞より)

 全国で建設・計画中の12基の原発のうち、少なくとも4社の7基が、今後も
計画推進の方針にあることが本誌の取材で分かった。原発ゼロを目指す新たな
エネルギー戦略を打ち出しながら、閣議決定を見送るなど政府の及び腰が、
電力各社の積極姿勢につながっている。
 既に設置許可が出て建設が進んでいるのは中国電力島根3号機(島根県)、
電源開発(電発)大間(青森県)、東京電力東通1号機(同)の3基。いずれ
も東日本大震災で工事は中断しているが、中国電と電発は建設を進める考え。
(中略)
 電力各社が新増設に前向きになっているのは、政府の脱原発依存への姿勢が
あいまいで、原発の許認可権を持つ原子力規制委員会が、設置許可申請があれ
ば安全審査を表明していることも影響している。

◇新潟「味の舞 椎茸」、横浜「小粒どんこ」などセシウム汚染シイタケ流通
 行政は自主回収を業者まかせ、説明うのみ。
 (9月20日 東京新聞「こちら特報部」)

 高濃度の放射性セシウムが検出された干しシイタケが、新潟県内の小売店に
流通していた問題は、行政が自主回収などを業者任せにし説明をうのみにして
いたことが背景にある。確認作業などに具体的な国の規定はない。識者から
「官民で協力し問題のある食品の流通を防ぐ仕組みをつくるべきだ」との意見
が出ている。(中略)

◇オスプレイ「安全宣言」全容判明、原発・学校上空を回避
 (9月19日 東京新聞より)

 米軍新型輸送機MV22オスプレイの国内運用に向けた安全確保策と政府の
「安全宣言」全容が18日、判明した。低空飛行訓練時に原発施設上空を飛ぶ
のを避け、米軍基地周辺で病院や学校上空を極力回避。日本政府として「危険
と考える根拠は見いだし得ない」と安全性を保証する内容だ。(後略)

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┗■4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
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◇associations.jp主催 連続トークイベント 第一回
 「今、やっていること、今、言いたいこと、これからやってみたいこと──
  3.11以降の運動そして文化を語る」

 講師 松本哉(まつもと・はじめ)、鹿島拾市(かしま・じゅういち)
 詳細 http://associations.jp/archives/2390
 日時 10月3日(水)18時開場 18時30分開始
 場所 スペースたんぽぽ(たんぽぽ舎ビル4階)| 入場料 500円

 3.11以降、各地でさまざまな反原発運動が湧き起こり、そして運動のアイ
 ディアやスタイルが比較され、研究され始めている。どんな言葉を使い、
 誰に訴えるのか? またどんなやり方があるのか? 運動の新たなスタイル
 を探る企画として、二人のスピーカーに語っていただきます。
 ◎申込は、氏名、住所、電話番号またはアドレスを記入の上、イベント参加
  と書いて以下まで。FAX:03-5217-4715 メール:info@associations.jp
 主催 associations.jp

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┗■5.<テント日誌9/16(日)―経産省前テントひろば372日目>
 │   静かな日曜日の午後 テントに集う人々
 └────(I・K)

9月16日(日) 昼間のテント
 昼過ぎから空に黒い雲が現れたので、すわ!にわか雨とボード片付けたりし
ましたが、雨はぱらぱらしか降らず、拍子抜けでした。昼近くに一周年のとき
一分間スピーチをなさった言論・表現の自由を守る会のKさん
(垣内つねこ)がいらして、テントの前でユーチューブのMさんKさんと「世界
人権宣言と国際人権規約」を広めるための打ち合わせを長時間してました。
垣内さんはビラ配りで逮捕された人たちの支援もなさっているようです。
 国連では子供の健康を守る条約もあるようで福島の子供にも役立つようです。
11月15日~26日まで「健康の権利に関する特別報告者」ジャンジット・ガージ
フさんが来日するのでテント主催の講演会などが出来たらいいなあ!とのこと
でした。一寸でしたが「世界人権宣言と国際人権宣言」のお話が聞けて良かっ
たです。
 3時から東電前抗議行動があったのでスタッフの何人かが参加、おおむね静
かな日曜日でした。(I・K)

★「第2次福島原発事故告訴団全国総決起集会」参加バスツアー
 締切り21日午後7時まで
 日時 9月22日(土)
 行程 あさ8時 新宿駅西口・スバルビルまえ集合、8:30出発
 13:00 会場着(いわき市文化センター)
 13:30 「告訴団全国総決起集会~デモ」
 17:00 いわき出発  21:00 新宿着
 参加費 ¥3,000 (昼食弁当付き)(参加費の支払いは当日バスで)
 申し込み先 「テントひろば いわきバスツアー係り」まで
 Tel 070-6473―1974(テント) 090-3919-0604(淵上)

—–(メルマガ編集部)—–
◆国連の「健康の権利に関する特別報告者 ジャンジット・ガージフ 来日」
 に関する日本語の記事
  言論・表現の自由を守る会 Blog
 http://blogs.yahoo.co.jp/jrfs20040729/23817847.html

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【編集部より】
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