昨日(12日)正午から国会(議員会館)前で、「共謀罪反対」の集会と座り込みがあり、参加した。この座り込みは10日から行われており、午後1時から5時まで、ウィークデイのお昼にもかかわらず、大勢の方が集まっていて、この問題への関心の高さがうかがえた。特に昨日は、約1000人位の方々が時にシュプレヒコールで気勢を上げ、また法律家で、「共謀罪」反対運動を中心的に闘っておられる足立昌勝・関東学院大学名誉教授や、「9条改憲阻止の会」の三上治さん、などの報告や決意表明を聴き、また沖縄の三線(さんしん)を奏でながらの反戦歌などの合唱、をしながらとなかなかにぎやかな集まりでした。
私にとっては、昔馴染みの顔ぶれとの久しぶりの交歓、元気そうだがお互いに年とった顔を合わせて、情報などを交換しあう場でもある。会わない期間が長くなれば、『あいつどうしたの、まさか病気してるんじゃないよね』と心配になる。
ともあれ、言論弾圧、市民の発言も行動の自由も奪いかねない「共謀罪」は決して成立させてはならないと強く思う。
周囲には、この程度の集会、座り込みにもかかわらず、大勢の警察官、私服刑事たちが居並び、こちらの様子をじっと監視している。警察車両が図々しくわれわれが座り込んでいるすぐ前の車道に止められている。こういう監視状態が、こういう悪法が成立すれば日常茶飯事のこととなる。市民生活の中にも堂々と入り込んでくることになる。何が何でも阻止したいものである。
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