「再稼働より汚染水対策!」10・23規制委員会前抗議行動
日時:10月23日(水)12時~13時
場所:原子力規制委員会ビル(六本木ファーストビル)前
(http://www.nsr.go.jp/nra/map.html)
港区六本木1丁目9番9号 TEL:03-3581-3352(規制庁)
東京メトロ 南北線「六本木一丁目駅」徒歩4分、日比谷線「神谷町駅」徒歩8分
主催:再稼働阻止全国ネットワーク 協力:原子力規制を監視する市民の会
問合せ:再稼働阻止全国ネットワーク070-6650-5549
東電福島原発事故の状況は「コントロール」されていない、拡大している
2011年3月11日以降、東電福島第一原発事故は収束したこともコントロールできたこともない。大量の汚染水流出問題はレベル3の非常事態となり、事故は「レベル7+3」に拡大した。東電福島第一原発は、核燃料の状態も分からず、高濃度汚染され、労働者に高い被曝を強いて使い捨てにしており、全体のリスクの説明も明らかにされず、廃炉への道筋が全く見えていない。
汚染水は港湾内に「ブロック」されていない
放射能汚染水は海洋に垂れ流し状態であることは、海洋の放射能測定や魚介類の調査で明らかである。港湾内にブロックされていない。毎日次々に明らかにされる報道は、海に流れ込む大量の高濃度汚染水=毒の水が、東日本の漁民を恐怖に陥れているのみならず、全地球的問題として海外メディアも注視している。一刻の猶予もならない現在の日本の最大問題なのだ。
電力会社は再稼働ラッシュ
このような状況下、各電力会社は新規制基準施行直後から原発12基を再稼働申請した。福島原発事故の責任を負う東電は、国から事故収束のために多額の支援を受けながら、一方で無責任にも柏崎刈羽原発2基の再稼働申請をした。今すぐにでも東電は破綻させるべきだ。
規制委は汚染水問題に責任を負え!安倍の大ウソへの加担を許さない!
規制委は、以上の東電福島原発事故の状況を一年間放置し、汚染水の海洋投棄を容認し、安倍「嘘」発言を誘発・容認してきた。今も「環境に有意な影響があるような汚染はまだ生じていない」と、大海の希釈と海洋食物連鎖を無視した非科学的な説明によって、民衆を騙そうとしている。
規制委は再稼働適合審査を中止して、汚染水対策・廃炉に注力せよ!
汚染水問題が非常事態となっている今も、規制委はその対策よりも再稼動推進のために適合審査を優先し、毎週3回も審査会合を開催し、電力会社の尻叩きさえしている。
事故が拡大している中で何が再稼働審査だ!
事故が拡大している中で何が原子力総合防災訓練だ!
今はそのすべての人員とエネルギーを汚染水対策と事故収束に向けるべきだ! 現場にはりつくべきだ!
再稼動に向けた現地調査に行かずに、フクチの現場にはりつくべきだ!