「再稼働阻止全国ネットワーク 結成集会に集まろう! 11・10(土)午後1時 ~9時(東京)」など-地震と原発事故情報

たんぽぽ舎です。【TMM:No1607】
2012年10月11日(木)-2 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                               転送歓迎
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★1.再稼働阻止全国ネットワーク 結成集会に集まろう!
  11・10(土)午後1時 ~9時(東京) 分散会&全体会
  知恵と力をおしみなく出し合い、再稼働の嵐に立ち向かおう
★2.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 10月12日・愛知大学、13日・名古屋YWCAにて、
 「福島原発事故の生物学的影響」論文報告会
★3.新聞・雑誌から
 ◇「核燃料、95%リサイクル」実際はわずか1%
   NUMOは再利用できるというが、約95%はごみ予備軍(10/10 東京新聞)
 ◇上関以外も建設認めず 経産相 未着工原発で明言(10/10 東京新聞)
 ◇規制委 傍聴席に私服警官、「秩序維持のため」事務局が依頼
  (10月11日 東京新聞)(アワープラネットTV(動画あり)
★4.<テント日誌10/5(金)―経産省前テントひろば391日目>
  テントTV あおぞら放送が軌道に
  17日を過ぎた福崎さんの断食行動―連帯の行動を!( Y・T )
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◆13日(土)13:30から、日比谷野外音楽堂で「さようなら原発集会」
国民の声は圧倒的に「出来るだけ早い時期の原発依存0%」を支持しています。
脱原発への流れをより盛り上げていくための集会にご参加ください。
 主催 「さようなら原発」一千万署名市民の会
 詳細はホームページから http://sayonara-nukes.org/2012/09/121013/
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┗■1.再稼働阻止全国ネットワーク 結成集会に集まろう!
 │  11・10(土)午後1時 ~9時(東京) 分散会&全体会
 │  知恵と力をおしみなく出し合い、再稼働の嵐に立ち向かおう
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 7月15日東京での最初の集まりを経て、8月19日・20日、伊方原発再
稼働阻止をめざして全国(北海道ー九州)から松山に集まった100余名の熱心
な討論によって、再稼働阻止全国ネットワーク準備会が発足しました。その後、
9月には原子力ムラで占められた規制委ー規制庁が発足し、来年夏に向けた再
稼働の態勢が着々とつくられてきています。
 他方、反=脱原発の運動も全国で、原発現地で大きく前進しています。この
運動の前進に立って、迫りくる再稼働の嵐に立ち向かっていく原発現地の闘い
の全国的連携を創り出していくことが、今強く求められているのではないで
しょうか。原発現地の闘いを横につなぎ、福島とつなぎ、全国につないで、知
恵と力をおしみなく出し合って連帯した闘いを進めていくために、「再稼働阻
止全国ネットワーク」を結成しよう。
 いよいよ、その結成集会を11月10日(土)東京で下記のように開催します。
是非参加を!

再稼働阻止全国ネットワーク結成集会
11月10日(土)
【午後1時~5時 分散会】
 (12時半、たんぽぽ舎4階に集合、受付け、その後各会場へ)
 ◎同じテーマを、できるだけみんなが意見を出して討論できるように、
  3つの会場に分かれてグループ討論
  会場1:たんぽぽ舎4階、会場2:たんぽぽ舎と同じビル2階、
  会場3:全水道会館、資料代:500円
【午後6時~9時 全体会】
 ◎分散会を集約して、結成総会
  会場:文京区民センター3A、資料代:500円
問合せ
 たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035、FAX 03-3238-0797
 最寄り駅 JR水道橋駅から5分、地下鉄神保町駅から8分

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┗■2.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
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「福島原発事故の生物学的影響」論文報告会ご案内と
 ゲノム・プロジェクトご協力のお願い
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 日時:2012年10月12日(金)午後7時~8時半
 場所:愛知大学(名古屋キャンパス)704教室(40名)
 http://www.aichi-u.ac.jp/sasashima/pdf02/access.pdf
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 日時:2012年10月13日(土)午後2時~3時半
 場所:名古屋YWCA 201室(12名)
 地下鉄「栄」東5番出口より東へ2分
 http://www.nagoya-ywca.or.jp/mapfiles/ywcamap.html
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 問合先:野原 千代 (通称&旧姓 後 千代)
 琉球大学大学院・理工学研究科海洋自然科学専攻
 chiyodon@gmail.com 090-7863-9016 k108431@eve.u-ryukyu.ac.jp
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 正常なヤマトシジミがまだ日本で採集できるうちに集め、そのゲノム配列を
調べることにより、異常な蝶のDNA損傷の有無、修復の可否についての研究が
可能となります。それには費用がかかります。このプロジェクトにご協力いた
だきたく、以下の報告会を開催させていただきます。
お時間が許せばお越しいただきますようお願い申し上げます。

<琉球大学での紹介頁>
http://www.u-ryukyu.ac.jp/info/yamatoshizimi2012081501/

参考論文(英語)
http://www.nature.com/srep/2012/120809/srep00570/full/srep00570.html
(日本語要約版)「ヤマトシジミにおける福島原発事故の生物学的影響」
http://www.natureasia.com/ja-jp/srep/abstracts/39035

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┗■3.新聞・雑誌から
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◇「核燃料、95%リサイクル」実際はわずか1%
  NUMOは再利用できるというが、約95%はごみ予備軍
 (10月10日 東京新聞より)

 高レベル放射性廃棄物の最終処分場の選定を担う原子力発電環境整備機構
(NUMO)が、2010年に全国規模でアンケートをした際、あたかも使用済み核燃
料のほとんどが再利用でき、核のごみはわずかであるかのような説明をし、回
答を求めていたことが分かった。実際に再利用できるのはわずか1%で99%は
ごみと化す可能性が大。誤った認識を広げる結果になっていた。(中略)
(NUMOの説明は現実と大きく異なる。再処理により再利用できるのは、95%
どころかたったの1%。取り出されたプルトニウムに別のウランを混ぜて混合
酸化物燃料(MOX燃料)に再生している。(中略)
 さらに、核燃料は何度でも再利用できるわけではなく、現実には一回のみ。
再処理すること自体が難しく、これもごみ化する可能性が高い。(後略)

◇上関以外も建設認めず 経産相 未着工原発で明言
 (10月10日 東京新聞より)

 枝野幸男経済産業相は9日の閣議後の記者会見で、計画中で着工前の原発
9基について「工事認可の前段階で原子力規制委員会から意見を求められるの
で、原発の新増設は行わないという原則に基づき意見を申し述べる」と表明。
建設を認めない考えを明らかにした。(中略)
 経産相はこれまで中国電力上関原発1、2号機(山口県上関町)の建設を認
めない考えを示したが、他の計画中原発の扱いは明言していなかった。
(9基:上関1、2号機、東電・東通2号機、東北電・東通2号機、東北電・浪
江・小高、原電・敦賀3、4号機、中部電・浜岡6号機、九電・川内3号機)
 原子力規制委は原子炉の設置許可にあたって、経産相から意見を聞く法律上
の規定があり、枝野氏はkれを活用して新増設の動きを止める考えとみられる。
ただ、電力会社の計画を強制的に撤回させる法的な手段はない。(後略)

◇規制委 傍聴席に私服警官、「秩序維持のため」事務局が依頼
 (10月11日 東京新聞より)

 10日に開かれた原子力規制委員会の第4回委員会に、事務局の原子力規制庁
が傍聴席に私服の警察官を入れ、気づいた傍聴者との間で騒ぎが起きた。
(中略)一般傍聴者や報道関係者と異なる入館証を身に着けていたため、一部
の傍聴者が気づき、大声で退席を求める騒ぎになった。警察官はその後、会議
室から立ち去った。
—–
(アワープラネットTVより)
公安警察に委員会監視を要請 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1453
現場の映像を、ぜひ皆さんの目で確かめて下さい。
---OurPlanetTVに対して撮影をやめるように声を荒げた。市民は「何のた
めの警戒なのか」「一般市民の知る権利を侵害してる」と廊下まで出るように
求めたが、警察は「自信を持って仕事をしている」と応酬し、一時、押し問答
となった。---「日本の公安警察」の著者でジャーナリストの青木理さんは、
「規制庁が警察に警備を要請し、公安警察が情報を収集しているとしたら気持
ち悪い話だ。規制庁のモラルが問われる。規制庁のトップが、池田克彦元警視
総監であることとも関係がある可能性が高いのではないか」と指摘している。

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┗■4.<テント日誌10/5(金)―経産省前テントひろば391日目>
 │   テントTV あおぞら放送が軌道に
 │   17日を過ぎた福崎さんの断食行動―連帯の行動を!
 └────( Y・T )

10月5日(金) 晴れ
 3時にテントに着くと、もう何人もの人が忙しく立ち働いていた。今週で4
回目を迎えるテントTV あおぞら放送の準備である。そこへクリーニング屋
が洗濯して預かってくれていた毛布を運んできた。ああ、もう毛布が必要なん
だ。このところ朝晩はめっきり涼しい。すぐこの前まであんなに暑かったのに、
もうそのうちにやってくる冬を意識するようになっている。
 今週のTVは議員が2人もやってきた。民主党の中川治議員と川内博史議員
である。2人とも脱原発の思いを熱く語ったが、とくに川内議員は「自分が総
理大臣になれば、すぐに脱原発を実現する」と鼻息荒く語っていた。この時に
は野外スタジオの前はギャラリーで黒山の人だかり。
 福島から世界へは、柳原さんと森園さん。ふくしま集団疎開裁判は10・1
の仙台高裁での審尋に続いて、次回が11・26に審理がおこなわれることに
なったそうだ。森園さんは福島で実際に計測した線量計の写真を持参。モニタ
リングポストのところは除染されているので低いが、少し離れただけでこんな
に違うと、公表されている値がいかに人為的につくられたものであるかを明ら
かにした。
 9月19日から官邸前で断食行動を続けている広島の福崎さんは、上半身裸
になって自分の体の様子を見せながらインタビューを受ける。まだ元気そうに
みえるが17日目とあって、さすがに肋骨が浮き出て見える。
 通りすがりの人では、自分が翻訳された分厚い本2冊(アメリカ民衆運動史
上・下)をテントに差し入れて下さった方へのインタビューであった。

*テントTV「あおぞら放送」はいよいよ軌道にのってきたよう。
*視聴アドレスは http://www.ustream.tv/channel/tentcolor
*10月5日のアーカイブ http://www.ustream.tv/recorded/25933245

 上にも記した断食行動中の福崎さんについて、テントは可能な限りサポート
していくことを確認した。もうすぐ3週間を過ぎることになり、ご本人の当初
の予測からいっても最も大変な時期を迎えることになる。福崎さんの意志を支
える意味でも、伴走の連帯ハンスト者が出てくればいいのでは・・・と思って
いると、早速名乗りを上げた人がいた。是非多くのひとがそれに続いて伴走の
リレーハンストができれば、と思う。
 金曜行動は今日も何千もの人たちが官邸前や国会周辺、霞ヶ関で声を上げた。
先週より人は多くなっているようだ。大間原発建設再開への怒りだろうか。
 だが人々は人数の増減に一喜一憂しているわけでは決してない。持久戦の中
にあるという認識のもと、金曜行動が継続されていること、毎週金曜には官邸
前や国会周辺、霞ヶ関で多くの人たちで行動が行われているということが重要
なのであり、そして全国津々浦々に金曜行動が広がっているということが重要
なのだ。全国で120~130カ所とも言われ、柏崎市や刈羽村でも行われていると
いう。それはきっと運動の新たな展開を準備しているに違いない。私たち一人
一人の継続する意志こそが求められている。福崎さんの断食行動は、そのこと
を私たちに訴えかけているように思われる。
( Y・T )

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