たんぽぽ舎です。【TMM:No1835】
2013年5月15日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.反原発の重点行動に参加しようー3つの行動案内
テントを撤去させるなーハンストと裁判(5/16(木)~5/23(木))
東電の責任を追及―福島原発事故告訴団集会・日比谷(5/31(金))
反原発国会大包囲 再稼働止めよう(6/2(日)~6/3(月))
柳田真(たんぽぽ舎)
★2.原子力規制委員会の「基準」づくり自体への批判を (下)
規制委員会の「基準」づくりそのものがインチキでペテンだ
福島事故をふまえずだから
住民に透明な「廃炉組織<防災組織」をこそつくれ
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします
◆放射能兵器「劣化ウラン廃絶に向けて~フクシマ以後の現状と展望~」
劣化ウラン研究会 総会と講演討論会
◆講演会『大丈夫か、日本!』~憲法・原発・核のゆくえ~
~私たちは平和に生きたい~
★4.新潟県中越沖地震による 柏崎刈羽原発の損壊
共著 参議院議員 近藤正道
たんぽぽ舎 山崎久隆
パンフレットの紹介 奥野 節子(たんぽぽ舎ボランティア)
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※5/17(金)第55回首相官邸前抗議行動にご参加を!
日時:5月17日(金)18:00から20:00 第54回首相官邸前抗議行動
主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
たんぽぽ舎では、13:00からビラ、プラカードなどの用意をして、
16:00、たんぽぽ舎出発。17:00「経産省前テントひろば」集合。
「テントを守る」集会参加。その後、1~5班にわかれて官邸前、
国会前へ出発。20:20総括集会。
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┗■1.反原発の重点行動に参加しようー3つの行動案内
| テントを撤去させるなーハンストと裁判(5/16(木)~5/23(木))
| 東電の責任を追及―福島原発事故告訴団集会・日比谷(5/31(金))
| 反原発国会大包囲 再稼働止めよう(6/2(日)~6/3(月))
└──── 柳田真(たんぽぽ舎)
メルマガを読まれている皆さん(メールアドレス6,000件弱)
5月中旬~6月2日の3つの大きな行動に参加されるよう、心から訴えます。
今秋、「原発再稼働が続出すると予想される中で、この5月~6月の3つの
運動は大事です。それは、現在の原発反対運動の力量を広く示すと共に、秋
の原発再稼働への反撃ののろしにもなります。3つは、繋がっています。
第1は、経産省前テントのハンストと裁判応援です。
ハンストは、5月16日(木)~5月22日、テント広場にて。
「土地明け渡し訴訟第一回口頭弁論は、5月23日(木)、東京地裁に集まろう。
10時 東京地裁前抗議行動
11時 傍聴行動&地裁包囲デモ
13時 報告集会(弁護士会館2F クレオA)
第2は、福島原発事故の厳正な捜査と起訴を求める大集会です。
5月31日(金)13:30~日比谷野音、16:00東京地裁前、
17:30~18:00東電本店前
第3は、6月2日(日)16:00~19:00反原発国会包囲行動です。全国の原発
現地からも参加されます。又、芝公園の集会(午後12時30)~
日比谷公園までのデモも参加します。
○たんぽぽ舎も5月の拡大会議で、この3つの行動に創意工夫で、全力で取り
組むことを決めました。チラシ配布もやります。又、これ以外の金曜官邸行動
(17日、24日:数千人)や、4Fスペースたんぽぽの諸講座にも努力していき
ます。
○日刊発行のメルマガは、これらの活動の大きな武器です。この発行の持続の
ためのカンパも、すでに10数万円寄せられています。
5月18日(土)、19日(日)の再稼働反対柏崎刈羽ツアー(バス2台、乗用車)
も100名を超す盛況になっています。
原子力利権共有帝国(いわゆる原子力ムラ)の巻き返しに負けない活動を目指し
て、3つの行動にたくさん参加しよう。友人、知人を誘って参加しよう。
“再稼働阻止こそ、脱原発の近道”
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┗■2.原子力規制委員会の「基準」づくり自体への批判を (下)
| 規制委員会の「基準」づくりそのものがインチキでペテンだ
| 福島事故をふまえずだから
| 住民に透明な「廃炉組織<防災組織」をこそつくれ
└────
野田政権も、交替した自民党安倍晋三政権も(「規制委」)もふいれずにきた
が、メルトダウン事故の、本当の「収束」は、何十年(あるいは百年)はかか
るとされている、まだ実現したことのない「廃炉」を実現するまではありえな
いことなのだ。すなわち長い長い事故「収束」プロセスは「廃炉」プロセスそ
のものなのだ。だとすれば、「収束」のために必要なのは、再稼働のための「規
制委」などではなく、「廃炉」のための委員会(あるいは<廃炉組織<防災組
織)という日本列島住民に透明な新しい組織だったはずである。
私たちの運動は、この権力とマスコミの一体化したスリ替え、(新たな「安全
神話」づくり)とうまく闘えずにきてしまっていないか。
今、事ここに至って、経済産業省資源エネルギー庁は、「廃炉作業の安全性監
視・検討」のための「規制委」の専門家会合にエネ庁職員を参加させるべく動
き出している。
しかし、「廃炉作業」が「規制委」中心の機構で、まともに監視チェックされる
などということはありえないだろうことは、この間の汚染水漏れの事態で、あ
まりにも明らかではないか。
私たちは、この「廃炉=事故収束」作業を監視しながら、日本列島住民に透
明な「廃炉組織<防災組織」をこそつくれ! という要求を正面から対置し
続けるべきではないか。
少なくとも「規制委員会」の「基準」づくりそのものがインチキでペテンだと
いう批判を鋭く大衆化していく努力をつみあげていくべきではないか。今、福
島事故を踏まえた「基準」などつくる条件は、まったく存在していないのだか
ら。
放射線量が高すぎて「炉」の中を見ることなどまったく不可能で、近づくこ
とさえできない場所だらけの状況で、まともに事故原因など確認できない、そ
ういう客観的状況は誰もが認めざるを得ないのに、どうして「基準」がつくら
れているのだ。
もう一点、忘れてはいけないことがある。この人為大事故の「犯罪現場」を
管理しているのは犯人であることは、まちがいない「東電」なのである。そし
て調査はその犯人が提出するデータに基づいていろいろなされているだけなの
だ。だから、国会事故調メンバーに「真っ暗闇」で視えないとの嘘をついて、
地震で炉自体が破壊されていたであろう事実を隠蔽するような事が絶えないの
だ。(そうだとすれば、「基準」の前提<津波で壊れたが崩壊し、ペテンの論
理そのものが、なりたたなくなってしまうからだ。)
子供たちの間で、嘘つきを「東電マン」と呼ぶことが流行しているらしい。嘘
つき専門家「東電マン」のデータに依拠したインチキ「基準」づくり、そのも
のへの批判にこそ、今こそ私たちは運動の全力を投入すべきではないか。
(天野惠一・再稼働阻止全国ネットワーク事務局)
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします
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◆放射能兵器「劣化ウラン廃絶に向けて~フクシマ以後の現状と展望~」
劣化ウラン研究会 総会と講演討論会
☆日時:5月26日(日)午後1時から
嘉指信雄さんをお呼びして
その後 参加者と嘉指さんとで、今後の劣化ウラン廃絶の運動を、日本及び
国連などの動きも見ながら、どのように進めていこうかと、意見交換。
☆ 場 所:たんぽぽ舎
☆ 資料代:1000円
劣化ウラン廃絶の取り組みは、国連での取り組みに引き続きイラクなど実際
に使用された国の医師や行政からの調査報告などが出始めています。
時間とともに広がりを見せる健康被害などの実態を、私たちも検証しながら、
世界から劣化ウラン兵器を廃絶し、また放射性物質による影響により健康被害
を受けた人々の医療支援などにも取り組むことが大事です。
嘉指信雄さんは、ICBUW運営委員で、NO DU ヒロシマ・プロジェ
クト代表としても、これまで劣化ウラン廃絶運動の先頭に立ってこられました。
嘉指さんに、最近の国際的な運動や情勢の動向をお話しいただき、今後の活
動をどのように進めれば効果的に劣化ウランを禁止することが出来るか、など
を話し合いたいと思います。
◆講演会『大丈夫か、日本!』~憲法・原発・核のゆくえ~
~私たちは平和に生きたい~ 講師:海渡雄一弁護士
6月22日(土)午後2時(開場1時半)~4時
文京区民センター2階 (文京区本郷4-15-14、大江戸線「春日駅A2出
口」徒歩2分、東京メトロ丸ノ内線「後楽園駅4b出口」徒歩5分)
入場:一般500円、大学生200円、18歳以下無料
主催:日本キリスト教協議会(NCC)「平和・核問題委員会 」
海渡氏は、弁護士となられてからずっと、全国の原発問題の訴訟に関わってこ
られました。また、憲法改悪に反対の立場で頑張ってくださっています。いま
安倍総理が原発推進と憲法改悪に暴走しようとするなか、しっかりと私たちは
この両テーマについて学び、闘いの備えをしておきたいと思います。
問合せ先: sf-naitou@nifty.com
内藤新吾(TEL&FAX:047-362-4857)
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┗■4.新潟県中越沖地震による 柏崎刈羽原発の損壊
| 共著 参議院議員 近藤正道
| たんぽぽ舎 山崎久隆
└──── パンフレットの紹介 奥野 節子(たんぽぽ舎ボランティア)
見えない福1の事故の問題点を示唆してくれる内容が豊富に書かれています。
中越沖地震発生後すぐに現地入りした国会議員の近藤正道さん、阿部知子さん
が原発現地の惨状を検証しております。
敷地の中には、たくさんの亀裂があったこと、地震による地盤や建物や設備の
ずれがたくさんあったにもかかわらず、後日再度行くと、東電がフルスピード
で修理し、後日の正式な検証を無意味にさせるため手を打っていたことなどが
明らかにされています。(証拠隠しの犯罪的なやり方)
司法の機能喪失状態、うそ偽り、隠蔽の日常化なども明らかにしております。
たんぽぽ舎パンフNO,71 2008年2月 400円
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【編集部より】
メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
「集会・デモ・講演会のお知らせ」に関しては、平等に掲載するため
日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先などを400文字
以内で、またその他投稿に関しては400~800文字以内でタイトル及び
内容をお送り下さい。
宛先は、magazine@tanpoposya.net です。
なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙面の
都合上すべてを掲載できない場合があります。予めご了承ください。
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