「山本太郎さん、もうひとりじゃない、東京選挙区で当選」など-地震と原発事故情報

たんぽぽ舎です。【TMM:No1908】
2013年7月23日(火)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.山本太郎さん、もうひとりじゃない、東京選挙区で当選
私たちも再稼働を阻止するため、やれることをやります、
全国どこでも行きます (上)   2013年7月22日 広瀬 隆
★2.国が証拠とした3枚の写真が、被告正清太一さんとは別なAさんを
取り違えていたこと
7月22日(月)テント裁判傍聴記
けしば誠一(反原発自治体議員・市民連盟)
★3.メルマガ読者からイベント紹介(問い合わせは主催者へお願いします)
◆7/27第17回ビキニふくしまプロジェクト
会場:space&cafe ポレポレ坐
★4.新聞・雑誌より3つ
◆「争点が隠された選挙だ」 原発周辺自治体首長ら不満続出
(7月23日東京新聞より抜粋)
◆山本太郎氏当選 「脱原発」求めるうねり
(7月23日東京新聞より抜粋)
◆汚染水「対策遅い」 海に流出 福島県、東電に抗議
(7月23日朝日新聞より抜粋)
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※7/27学習会にご参加を!
第15回槌田ゼミ-徹底解析福島原発事故
「放射能と水素の放出経路と爆発」
日 時:7月27日(土)18時より
お 話:槌田 敦さん
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:800円
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┗■1.山本太郎さん、もうひとりじゃない、東京選挙区で当選
|  私たちも再稼働を阻止するため、やれることをやります、
|  全国どこでも行きます  (上)
└──── 2013年7月22日 広瀬 隆

○ みなさま、選挙終了直後に早速、満を持していたお知らせをお届けします。
山本太郎さんが当選したので、これからが本当の闘いです。
山本太郎さんが当選後に言ってくれました。「もうひとりじゃない」と。

国会の中に橋頭堡ができ、状況はまったく一変しました。
この橋頭堡を守り抜き、闘いの最前線にしていくために、何をすべきか。
残された時間を有効に活用し、再稼働を阻止するために、やれることをやりま
す。
革命がノロシをあげました。向こう側の城砦の石垣を、これから一つずつ崩し
ます。

『脱原発訴え、初当選』
「脱原発」を掲げた無所属新顔の俳優、山本太郎氏(38)が、東京選挙区(改選
数5)で初当選を果たした。山本氏は支援者らを前にガッツポーズ。「ここから
がスタート。脱原発の訴えを続けたい」と静かな口調で話した。(中略)
「市民の力だけで勝つ」と臨んだ。全国から集まったボランティアは、1200人
を超えた。(中略)
衆院選前には「新党今はひとり」を立ち上げたが、この日は支援者らと「もう
ひとりじゃない」と声をかけ合う場面もあった。(7月22日朝日新聞より抜粋)

○ 実は、この日を予想して、私たちは先月末から動いてきました。
山奥に集まって、秘密結社を立ち上げ、「3・11DAYS行動する会」と名づけま
した。そのメンバーは、以下の通りです。いまさら紹介するまでもない人たちで
すが……(1枚の写真-10人が映り)

○藤田祐幸(慶應義塾大学の物理学者として、被曝労働など原発のあらゆる問題
に取り組んでいたが、浜岡原発の事故をおそれて長崎県のド田舎・雪浦に隠遁し、
畑仕事に熱中しているところに福島原発事故!ショックから立ち直ると、「生き
残るのは九州だ」と叫び回って、現地の人間の魂をつかむことに徹する現実主義
者)
○田中三彦(福島原発の設計者だったが、サイエンスライターに転身後、チェル
ノブイリ原発事故のあと原発のメカニックな危険性をわが国で初めて具体的に告
発。一昨年来、福島原発が地震で損傷した可能性を鋭く指摘して、事故原因に衝
撃の光を投じ、国会の東京電力福島原子力発電所事故調査委員会の委員として活
躍してきた事故解析の第一人者)
○広河隆一(DAYS JAPAN編集長。フォトジャーナリストとしてチェルノブイリ原
発事故現地で子供たちの救済に奔走してきたが、一昨年来、福島原発事故発生直
後から現地入りして、放射能たちこめる危険地帯の実態を初めて全国に教える。
今また沖縄に久米島保養所「球美(くみ)の里」を設立して福島県の被曝児童救
済のため奔走中)
○中嶌哲演(福井県で原発設置反対小浜市民の会を死守し続け、若狭の原発銀座
撤廃に尽力しつつ、全国行脚に奔走し、その大声が関西地方に響きわたる。西暦
806 年に若狭国小浜に平和を祈願して創建された棡山(ゆずりやま)明通寺の住
職。圧倒される名刹)
○相沢一正(原発発祥地の茨城県東海村の村議として、おそるべき利権に囲まれ
た世界で、畑仕事に光明を見ながら、脱原発とうかい塾を主宰して孤軍奮闘して
きた東海原発反対運動のリーダー。現在は、東海第二原発の廃炉まであと一歩へ
と追い詰める)
○矢部忠夫(新潟県の柏崎市議として、また柏崎刈羽原発反対地元三団体共同代
表として県内を引っ張る柏崎刈羽原発反対運動のリーダー。田中三彦氏と組んで
「柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会」を柱に、地場産業の再生を
積極的に模索しながら柏崎廃炉まであと一歩へと追い詰める)
○永田文夫/大信田尚一郎(おおしだ)(”三陸の海を放射能から守る岩手の会”
の通信「天恵の海」を発刊して、六ヶ所再処理工場と、閉鎖された東海再処理工
場の危険性を数字で実証して、鋭い警鐘を鳴らし続ける。青森県に向かって、放
射能下流域の岩手県から精力的に啓蒙活動中の元教員コンビ)
○秋山豊寛(代々、江戸麻布周辺の火消の末裔。1990年日本人として初めて宇宙
飛行士としてソ連のソユーズに搭乗し、日本最初の宇宙飛行士となる。その後も
熱気球による世界最初のベーリング海峡横断に成功。TBSディレクターを辞職
して福島県で有機自然農法に打ちこみ、農民塾を主宰して十数年、そこに福島原
発事故が発生!生活を根こそぎ奪われ、群馬から京都まで避難しなければならな
い羽目に陥るも、京都造形芸術大学を拠点に活動を再開。原発と憲法について憤
激の発言を発信中。この時代にメールを一切使用しない奇人)
○広瀬隆(小生です)

これは、全国ネットワークです。ほかにも二人いますが、秘密会議の日に都合
がつかなくて、参加できなかったのです。
会の名称「3・11DAYS行動する会」の通り、偽りなく、私たちは「行動する」
ことを誓い合いました。
第一弾が、山本太郎さんを応援しての選挙当選でした。(下につづく)

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┗■2.国が証拠とした3枚の写真が、被告正清太一さんとは別なAさんを
|  取り違えていたこと
|  7月22日(月)テント裁判傍聴記
└──── けしば誠一(反原発自治体議員・市民連盟)

7月22日(月)、経産省前テント立ち退き訴訟の第2回口頭弁論(東京地裁村上
正敏裁判長)を傍聴しました。弁護団が要望した大法廷がかなえられ、地裁前に
並んだ傍聴希望326名のうち、抽選で85名が傍聴できました。
まず前回の「この裁判の訴えそのものが違法」という主張の続きを吉田弁護士
が継続。川口弁護士は、第2テントが福島で被災した女性たちのよりどころであ
りながら、この方たちを被告にできなかった国の弱点と違法性を指摘しました。
佐藤弁護士から戦争体験をもとに、宇都宮弁護士から総括的に違法性が主張され
ました。
この日のハイライトは、国が証拠とした3枚の写真が、被告正清太一さんとは
別なAさんを取り違えていたことが明らかになったことです。傍聴席の最前列に
いたAさんは写真と同じ帽子に鉢巻をして見せ、裁判長もその間違いを認めまし
た。
河合弘之弁護士は、「占有した人物が特定されておらず、訴訟そのものが成り
立たない」と主張、訴訟の取り下げを求めました。
裁判長から、この点で国側に、釈明と今後の裁判の方向性を示すよう求め、次
回に持ち越されました。
国の訴訟準備のずさんさが浮き彫りになり、さらに次回追い詰めることになり
ます。さらに支援の輪を広げましょう。

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┗■3.メルマガ読者からイベント紹介(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆7/27第17回ビキニふくしまプロジェクト

日 時:7月27日(土)開場13時30分 開演14時~17時
会 場:space&cafe ポレポレ坐
地図→http://za.polepoletimes.jp/map/
JR東中野西口徒歩1分・ 都営大江戸線東中野A1出口徒歩1分

第1部スライドトーク「帰島に揺れるロンゲラップの人びと」島田 興生
第2部講演「福島浪江の農家から」神長倉正満(かなくら・まさみつ)

参加費(資料+ドリンク)1,200円(18歳以下=無料、資料及びドリンクなし)
主 催:ビキニふくしまプロジェクト
予約・申し込み E-mail bikini311@gmail.com
電話 090-2523-4512(清水)
電話/FAX 046-875-9671(島田)

*第1部* 59年前に水爆実験で被ばくしたマーシャル諸島。今なお帰島に揺れる
ロンゲラップの人々。島田興生さん(フォートジャーナリスト)が、1974年か
ら約40年間追跡取材してきた記録を、スライド上映をしながら語ります。
*第2部* 神長倉正満(かなくら・まさみつ)さんは、福島県浪江町室原で田畑
を耕作してきた農家の6代目。
現在、福島市で避難生活を送る。被ばく体験と帰還までの想いを語ります。

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┗■4.新聞・雑誌より3つ
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◆「争点が隠された選挙だ」 原発周辺自治体首長ら不満続出

「争点が隠された選挙だ」-原発の再稼働に前向きな自民党が圧勝した参院選
に関し、原発周辺の自治体の首長らからは22日、原発問題の議論が低調だったこ
とへの不満が相次いだ。(中略)
茨城県東海村の日本原子力発電東海第二原発の再稼働に反対する同村の村上達
也村長は「原発や憲法といった本質的な争点が隠された選挙だ」と指摘。「東京
電力福島第一原発事故という世界史的な大事故が起きたのに、日本人が路線変更
できなかったことは、世界から驚きの目で見られているはずだ」と嘆いた。
中部電力浜岡原発を抱える静岡県の川勝平太知事も「ねじれ解消や経済成長の
話ばかり。原発の問題などがかすんでしまい残念だ」と語った。
玄海原発の半径30キロ圏にある長崎県壱岐市は全域が離島で、緊急時の住民避
難に懸念が残る。同市の久間博喜総務課長は、国の責任で防災対策に万全を期す
よう求めたうえで「少しでも事故の不安がある中で、再稼働は容認できない」と
話した(後略) (7月23日東京新聞より抜粋)

◆山本太郎氏当選 「脱原発」求めるうねり

参院選東京選挙区では脱原発を訴えた無所属新人の山本太郎氏が当選した。圧
勝した自民党は、原発の再稼動や原発輸出に前のめりだが、原発ゼロを求める有
権者の意思を謙虚に受け止めるべきだ。
山本氏は、NHK大河ドラマにも出演した俳優だ。2011年3月の東京電力福島
第一原発事故を機に脱原発運動に身を投じ、昨年12月の衆院選では東京8区に立
候補。次点で落選したが、7万票余りを集めた。
今回の参院選にも立候補し、「今も原発を続けようと思うことが理解できない。
原発事故の影響がはっきり伝えられていない。どうして国会ではっきり言う人が
いないのか。ぼくは被ばくしたくない、愛する人にも被ばくしてほしくない」な
どと訴え続けた。
政党や大組織に属さず、ボランティアとカンパが戦いの支えだった。67万票近
くを集め、自民党現職の武見敬三氏を上回る堂々の4位当選は、脱原発を求める
有権者がいかに多いかを物語る。
全国的には65議席を獲得した自民党の「圧勝」が報じられるが、東京選挙区で
は改選数5のうち、原発「容認」派は自民党の丸川珠代、武見両氏の2人にすぎ
ない。
公明党の山口那津男氏は、「原発ゼロを目指す」、共産党の吉良佳子氏は「即
時原発ゼロ」をそれぞれ掲げた。山本氏を含め東京では脱原発派が過半数を占め
る。(後略)(7月23日東京新聞社説より)

◆汚染水「対策遅い」 海に流出 福島県、東電に抗議

福島第一原発の汚染水が海に流出していることを東京電力が認めた。福島県は
22日、東電の担当者を県庁に呼び、抗議。漁業者からは不信の声が上がった。
(中略)
福島県漁協連合会の野崎哲会長は「原発事故直後に汚染水の海洋流出を知らさ
れた時以来の大変なショックだ」と語った。
汚染水の海への流出を防ぐ対策を東電と話し合ってきた。「その前提が崩れ、
まったく違う局面を迎えた。とにかく海への漏出を一刻も早く止めてほしい」と
訴えた。(7月23日朝日新聞より抜粋)

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